近代絵画の父と呼ばれるセザンヌ。
「感覚の実現」
「理想的調和の実現」
絵を描くことは
客観的にとらえたものを
その通りに写し取ることではなく
さまざまな関係の中にある調和を写し取ることであり、
それはあたらしい原則にもとづいて
作り上げるものなのだ。
作品は必ずしも「美しく」ないので、
あまり好きではないのだが、
でも何か惹かれるものはある。
これは何だろう?
という気持ちが掻き立てられる。
その背景には、
絵を描くとはどういうことか、について非常に深く考え、
絵画芸術についての大きな新しいビジョンを
示そうとした、ということがあるのだ。
セザンヌ展は国立新美術館で6月11日まで。
この機会に見ておきたい。
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