山>>仁<<歩

_____Gravel_Trekker____
  
あの感動をいつまでも

不整脈と私

2016年10月25日 | 不整脈と暮らす
今から6年ほど前の事。
名古屋市内で会議が有り、その後の懇親会で嫌いではないアルコールを楽しんだその夜の未明。
胸部の不快感と脂汗にふと目が覚めた、そこは宿泊先のホテルの一室だった。

その不快感は左胸のまさに心臓のあたりから発せられていて、暗い部屋のベッドの上に寝転んだまま、右手で左手の手首を触って見た。
誰でもが知っている脈拍数を診る時のあのやり方だ。
あきらかに脈がおかしい。
1分間に60回から70回位の脈動が有るのが普通の筈だし、事実今までは自分の脈もその様に有った筈だったが、右手の中指と小指に触れる脈は、トットットットと連続的で、思い浮かぶ心電図のあの強弱が一切ない。

あまりにも不安に成って、ホテルのフロントに「救急車を手配してくれ」と頼んだら、後ずさりしながら自分で手配してくれと言わてしまった。
まるで厄介者使いだ。

それから今日まで、突発性の頻脈(不整脈)が起きると「サンリズム」と言う薬を頓服で飲んでごまかして来た。
ただ厄介な事に、登山の登りの最中に不整脈が起きてしまうと、血流が悪くなるからなのか?とにかく体が動かなくなてしまう。
頂上を目の前に撤退しなければならなかったりするのは正直辛すぎる。

平成28年の初夏から乗り始めたロードバイク(トレック・MADONE)では、心拍計付きのサイクルコンピューターを利用して居るので、走行中に心拍数を把握しながら運動強度を管理できる。
きつい坂道を登り始めると心拍数は上がって150/分前後になる、そのあたりの心拍をキープしながら、そんな時はとうぜん「ハァハァゼェゼェ」と息は荒いが、突然心拍数表示が200/分を示したり90/分に成ってしまったりする。

その時にはすでに不整脈が突発して居て、心臓は動いているけど血液が循環して居ない感が強く、きつくて自転車に乗って居られなくなる。
仕方なしに自転車から降りて、不整脈を抑え込むように息を整えるのだが、10分で収まるのか1時間続くのか神のみぞ知るって感じで不安感に包まれてしまうだけ。
それがランニング中なら、立ち止まり、もう後は歩くだけ。

こんな感じですでに5年ほども「不整脈」と暮らしている私です。

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