GrandTour★世界一周旅日記

2007年を待たず旅にでた団塊オヤジMASAOと
30代元イケイケ部長SHOKOが綴る
世界一周新婚旅行記

5カ国目:再びイタリア ベローナと言えば

2006-06-25 23:42:57 | 5カ国目:Italia

なぜ南フランスをすっ飛ばしてバルセロナから一気にイタリアへ戻ってきたかというと、



ベローナの野外オペラを見るため!

ベローナといえば、夏の野外オペラが有名で、
7月から始まるらしいのだが、今年は6月24日からスタート。9月まで続くそうだ。

携帯の着メロまで「アイーダ」に設定してたほどお気に入りのMASAOの希望により、
25日のアイーダ初日を狙うことにした。

切符は5月の末にネットで予約。
6月1日より前ならばチケットは登録住所に送ってくれるというので、
ここボローニャの住所を登録したのだけど、待っても、待っても、チケットが届かない。

妹たちが日本へ一時帰国した後、いろいろ助けてもらったボローニャ在住の妹のお友達にも心配かけたりしたのだけど、単に私が注意書きを見落としてただけだった!

6月1日より前で、かつ公演日の40日前までの予約じゃないと、送ってくれなかったらしい。

なので、ホテルにチェックインしたら、なにはともあれ劇場近くのチケットオフィスに行き、
予約番号伝えてようやくチケットが手元に。

チケットオフィスでおしゃべりしたアメリカ人のおばあちゃんは、
前回きたときはチケット売り切れで見られなかったの。だから今日はエキサイティングよ~。と興奮状態。
おじいちゃんがネット予約のプリントアウトを握り締めていたのは、そういう訳ね~。

なんと、この野外オペラは夜9時すぎてからの開演。
そうなると、終わるのはもちろん深夜1時過ぎ。

22,000人収容の歌劇場から、オペラが終わると一斉に人がでてくるから、
タクシーなんてつかまるわけないと思い、早めに劇場近くのホテルも予約しておいた。

ほぼ1ヶ月前にホテル予約したのなんて、今回の旅始まって以来だったわ。

歌劇場から4分でお部屋にたどり着ける「ホテル・アカデミア」は、
ちょ~便利だけど、高い。
オペラシーズン中は、どこのホテルも高いけどね。

チケット確保後は、夜に備えてお昼寝。
7時ごろから歌劇場のまん前にあるカフェでマンウォッチングしながらピザをほうばる。



そして、いよいよあこがれの劇場へ。



ついに来たぞ~。

今回は上から2番目のクラスの席を確保(1人90ユーロもした!)。
階段席で、ステージに対してど真ん中。目の前をさえぎるものは一切なし。
いい席を確保できてよかった~。

ちなみに、階段の上のほうの席は、30ユーロぐらいからあるらしい。
座席はなく、日中の陽射しで焼け石状態らしいので、座布団持ち込み。
座席がないので、予約ができない。早いもんがち。
毎日違うオペラをやっているので、この30ユーロのチケットで1週間毎日違うものを見るのも楽しそう。
ただし、問題はホテル代だね~。



1世紀末に造られた古代ローマ最大の円形劇場。
ほぼ完全な形で残っており、世界中からここの野外オペラを見るために、観光客が押し寄せる。階段席は50段もある。



劇場の入り口で渡されたロウソクに火をともす。



アイーダはエジプトが舞台のオペラ。
エジプトの衣装を着た人がオペラの開始を知らせに出てきた。



そして、いよいよ始まり。



日本でオペラを見に行くと、絶対写真なんて撮っちゃだめっていう雰囲気というか、注意のアナウンスが流れるけど、イタリアはぜんぜん平気。野外オペラだけじゃなく、以前ローマ歌劇場で見たトゥーランドットでも、みんなバシャバシャ撮影してた。

今回野外オペラでは、フラッシュたいちゃだめ。って、一応アナウンスが流れていたけど、みんな無視。
我々はフラッシュは光らせないけど、写真もビデオもたくさん撮ったよ。



屋内との違いは、やっぱり舞台の広さと、



あと、何と言っても舞台装置の高さだろうね~。

歌い手のほうは、風向きとかもあるけど、とにかく一番後ろまで声を届けなくちゃいけないのだから、ほんと大変だろう。それにしてもよく届くよな~。



休憩時間は20分づつ2回。
平場の席(一番高い席)はみんなドレスアップしてた。
全身スパンコールのドレスとか、胸がこぼれそうに深いVネックのブラックドレスとか、ほんと華やか。



階段席はドレスアップしている人もいれば、Tシャツ姿もと、なんでもあり。

それにしても、いったい何人入っているのだろう?
ドイツ人観光客がものすごく多い。



中央のピラミッドが回転するたびに、違うシーンに。
そういえば、照明スタッフは日本人の名前がアナウンスされていた。



いつか来たいと思っていたベローナの屋外オペラ。
いや~ほんとにすごかった。鳥肌でたよ!!!

6カ国目:スペイン バルセロナ観光6日目 カタルーニャ音楽堂、カサ・バトリョ

2006-06-23 23:34:01 | 6カ国目:Spain
バルセロナ観光6日目、今夜の夜行で再びイタリアへ戻るので、
残りの時間は、せっせと見学。

まずは、世界遺産のカタルーニャ音楽堂へ。



この音楽堂は、ドメネク・イ・モンタネールという人の設計。







見学はツアーのみで、英語バージョンと、スペイン語バージョンのみ。
ディズニーランドのアトラクションみたいに、女性がグループを誘導して館内を連れまわってくれる。





ここも内部は撮影禁止なので、上の2枚は、ポストカードを接写してみた。
かわいいので、どうしてもアップしたかったのよ~。
でも、やっぱ写真より実物のほうが、かわいいわい。

英語の説明の聞き取りなので、間違っているかもだけど、
なんと、アマチュアのコーラスグループがここのオーナーだそうだ。
じゃあ、どうやって運営しているのかというと「寄付」とのこと。

今でも18名のオーナーメンバーが、毎年試験を受けながら、運営しているそうだ。
カタルーニャ語が話せて、試験に受かれば、カタルーニャ人じゃなくても、オーナーになれるらしい。

うんちくは、いいとして、
この音楽堂、ほんと~~~~~~~~~~~にかわいい。
女性はだれでも好きだと思う。

私たちは、最終日に来てしまったので、コンサートは聞けなかったけど、
この音楽堂は、バルセロナ到着そうそう、まずは見学して、
滞在中にコンサートにくるべし。
そうすれば、じっくり建物内部の装飾が鑑賞できる。

ここは、オペラ意外、どんなジャンルも対応している。
ジャズやロックまで。
ちなみにオペラは、狭いので対応できないとのこと。

ツアーの最中、備え付けのパイプオルガンの自動演奏が聴けたのだけど、
けっこう迫力あった。

あ~ほんとに、こんなかわいい音楽堂なら、何度でも来たい。


続いて、ガウディが増改築を手がけたカサ・バトリョへ。



バトリョ夫妻の依頼でガウディが増改築を担当。
外壁にガラス工場からでた不良品の色ガラスの破片と、特注の円形タイルを用いているのが特徴らしい。



ここも世界遺産に登録されていた。





ここの入場料は、これまで払ってきた入場料のうち、一番高かった。
だからイヤホンガイドも標準装備。
だけど、2人で約5000円は、どう考えても高すぎるよね~。



ほんと、おとぎの国みたい。



煙突まで曲がってる。



集合住宅の内側。
実際に人が住んでる。
世界遺産なのに、人が住んでていいの?



外に出ると、結婚式の撮影会やってた。
かわいいドレス!

ここで時間切れ。
バルセロナ、1週間じゃ足りない。
でも、もっといたい!と思うぐらいで次にいくのがいいのかも。
スペインはまだ他にもたくさん見たいとこあるから、また来る予定。
それまで楽しみを残しておこう!!

6カ国目:スペイン バルセロナ ちょっとした出来事。

2006-06-22 23:45:59 | 6カ国目:Spain
スペインネタとは、まったく関係ないけど、
今日、メールで「面談依頼」という不思議なもの発見。

なんと、以前在職中にコンタクトがあった、
エグゼクティブ専門の外資系ヘッドハンティング会社から。

当時、身に余るオファーをいただき、丁重にお断りしたのだけど、
近況を聞かせてほしいので「面談」させてほしいと。

まず、「面談」という単語、なんだかとても懐かしく感じた。

そして、退職して既に半年がたったのか~。と改めてびっくり。

最後に、毎日好きな人と、好きな場所へ行き、
美味しいものを食べ、すばらしいものを見て歩く、
最高に幸せな時を過ごしているのに、
心のどこかが、このメールを見て少しうずいた。

なんだか、妙な感じ。
たった一通のメールなのに。

MASAOは私の動揺をさっと感じたらしく、
自分は旅を続けるから、お前は旅行資金稼いでくるか~?とニヤニヤ。

旅は始まったばかり。
それも、子供の頃からの夢の旅。
私のことだから、いつか仕事したくて仕方がない時がくるんだろう。
でも、それまでは遊び倒すわよ~。

6カ国目:スペイン バルセロナ観光5日目 ピカソ美術館、カテドラーレ

2006-06-22 23:35:40 | 6カ国目:Spain
バルセロナ5日目はピカソ美術館へ。



狭い路地を入っていくと、



ピカソ美術館があった。
観光客でいっぱい。


けっこう小さい建物に見えたけど、作品は多数展示されている。

ピカソって、スペインのマラガで生まれて、14歳のときにバルセロナに移ってきたらしい。

残念ながら、ここも写真撮影禁止。
入場料払ってるんだから、撮影したっていいじゃんか~。と思うのだけど、
だめなのよね~。
スペインは、とっちゃだめというところが多いような気がする。

ピカソの作風が変わっていった様子がよくわかる美術館。
幼少の頃のスケッチから、いわゆるピカソまで。
焼きものがほんとに自由に造られてて楽しい。



かわいい指人形が売ってたみやげ物屋。
桜子ちゃんへのお土産に、3匹の指人形を真剣に選ぶ。
ちゃんとストーリができるように、人選するのが大変よ~。



必死で指人形を選んでる間にMASAOがとった人形。

MASAOはカメラを低い位置にもっていき、そのままのアングルで撮影し始める。
けっこう面白い写真がとれるので、驚き!



その後は、カテドラルへ。
概観は工事中で見えなかった。
天井がほんとに高い。


中庭には「あひる」。
なんだか意外。

6カ国目:スペイン バルセロナ観光4日目 カタルーニャ美術館

2006-06-21 23:38:08 | 6カ国目:Spain
MASAOの風邪が少し良くなったので、今日はゆったりカタルーニャ美術館へ。



貫禄ある建物。これが美術館なのか~。



バルセロナって、ところどころにエレベーターがある。
人にやさしい都市。バリアフリーも進んでる。



美術館の入り口。



建物中央の天井。

この建物は、1929年のバルセロナ万博の際に建てられた宮殿で、
改装のうえ1934年に美術館としてオープンしたそうだ。

11~13世紀のロマネスク美術の宝庫らしい。
ピレネー山脈周辺の教会、修道院から壁画、祭壇装飾を移送して、
そのまま再現されている。



こんな感じで、展示されているけど、よく持ってきたよな~という感じ。
残念ながら、1枚写真とったところで係員に見つかり、写真はだめと注意される。

かなり広い美術館で、現代アートまでいろんなジャンルの絵画が勢ぞろい。
いい絵が揃っていると、MASAO絶賛。



美術館の出口から見た風景。 

とにかく広いので、この美術館見ただけでヘトヘト。
この後はホテルにもどって、ジャグジー三昧。

ゆったり美術鑑賞できた1日。
外は暑くてたまらん。
天気予報では今週雨だったはずだが・・・。
お天気のほうがうれしいけどね。

6カ国目:スペイン バルセロナ3日目 日々の生活

2006-06-20 23:21:24 | 6カ国目:Spain
今日はMASAOが風邪っぽいというので、観光はやめてホテルでゆったり。

なので、今日はボローニャに続いて、
バルセロナの日々の生活をちょこっとご紹介。

●ネット環境について



街では、ADSLのポスターがいたるところに。
そして、TVCMもガンガン!

最近、我々のホテルチョイスは、MASAOのビジネスのために、
「とにかく高速インターネットが使えるところ」というのが絶対条件になっている。

バルセロナのホテルは、Webで検索するとお部屋が無線LAN対応のところが結構あったので、イタリアに比べて、チョイスはほんと楽。

ただし、やっぱり無線、ちょっと速度は不安定だったけどね。


●ゴハンについて

もう、感動もの。
何がって、安くて、美味しいのよ~。

バルセロナに来る前に行ったベニスでは、
ホテルのマダムに、地図でこの辺は高くてまずいから、やめたほうがいい。
と教えてもらったにもかかわらず、
あまりにお腹すきすぎて飛び込んだレストランのランチメニューのまずかったこと。

これが世界に誇るイタ飯なのか!
イタリア人のプライドはどうした!
と、いいたいぐらい、まずかった。

それでいて、ランチでもすぐに2人で40~50ユーロいっちゃう。
これ、ベニスに限らずどこでも。

それにくらべて、スペインのおいしいこと、安いこと。

例えば、

サラダでしょ~。


ガスパッチョでしょ~。
MASAOはガスパッチョがかなり気に入ったようで、毎日飲んでた。


お肉でしょ~。


お魚でしょ~。

あと、写真はないけど、ティラミス、アイスクリーム、紅茶、コーヒー。
それになんといってもすごいのは、ワインとお水まるまる1本づつ。


そして、会計は1人8.5ユーロ(1200円くらい)。
お水も、紅茶も安いんだろうけど、まるまる1本太っ腹じゃないか!
これって、このお店だけじゃなくて、どこのお店もランチメニューはこんな感じ。


もちろん、お外で気持ちよくランチ。

●人について
イタリアとの比較ばかりで、イタリアが良くないように感じるかもだけど、
人あたり、明らかにスペイン人のほうがいい。

イタリアにも、もちろん感じいい人はたくさんいるだろうけど、
バルセロナはほんと気さく。

オラ!と笑っちゃうような挨拶から始まり、
英語をなんとかしゃべろうとしてくれる。これ、みんなが。

道を聞いても、ツーリストエリア以外のカフェで注文するときも。

日本人の退職者がスペインで長期滞在するって、一時流行ってたらしいけど、
なんだか納得できる。
物価安い、人あたりいい、気候もいい、魚介たくさんだもの。

MASAOと、南米に入る前にスペインに長期滞在して、スペイン語の勉強するのもいいかもね~。
と話す。

何か、あうって感じ。

●治安について
はじめは、ほんとにビビッてた。

十数年前に来たとき、地下鉄の中で地図みてたら、
誰かがちょっとずつ私のバックのチャックを開けてた。

その時の記憶があって、
とにかく、物を持ち歩かないように。

昔に比べて、治安はかなり良くなっているらしい。
気は抜けないけどね。

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バルセロナではスーパーにいったりしてないので、
ほんとの生活は良くわからないけど、
けっこうお気に入りの都市のひとつになりそう。

そういえば、MASAO曰く、イタリア女性よりスペイン女性のほうがセクシーらしい。
それについては、私には違いがよくわかんなかったけどね~!

6カ国目:スペイン バルセロナ観光2日目 グエル公園

2006-06-19 23:20:07 | 6カ国目:Spain
バルセロナ観光2日目は、ガウディがデザインしたグエル公園へ。

地下鉄を乗り継いで、街の中心から住宅街へ。

妹の家にあったガイドブックと、私たちがもっていたガイドブックでは、
降りる地下鉄の駅が違って書いてあったので、どうしたもんだか・・・。
と悩んでみたけど、1冊目は徒歩15分、2冊目のほうは徒歩20分とあったので、
徒歩15分のVallcarca駅で降りることに。



すると、ものすごい坂をのぼっていくことになってた。
一応、疲れた~ って頃にエレベータがあるのがいいけど。

グエル公園に入ると、公園の一番上のあたりについたらしく、
眺めはいいけど結局ガウディのモニュメントエリアに行くには下っていくことになる。

ということで、グエル公園へは、地下鉄3号線の1個手前のLesseps駅で降りたほうがよさそう。



公園の中を下っていくと、ガウディらしいモザイクのベンチコーナーへ。



後ろに見えるのは、波をモチーフにした廊下。



波をイメージしたのが、わかる?
サグラダファミリアにあった博物館に解説あり。



これまた不思議な柱。
ガウディ様にとっては、柱は斜めにあるべきらしい。



モザイクのお家シリーズ。





美術館や、グエル公園の管理用に使われているみたい。



いよいよモニュメントコーナーへ。



有名なトカゲ。





この手がかわいい。



なんか似てるような…。



公園はお花でいっぱい。



花壇を抜けて、こんな手すりの階段を登っていくと、




ガウディが実際に住んでいたお家にたどり着く。



ここのお家は、別の人が建てたものを、ガウディが手を加えたらしい。



ここからサグラダファミリアまで通勤するのは、大変だったんじゃないかな~。
と余計な心配してみた。

この面白い門を抜けると、



また、奇妙な道へ。
チョコフレークが食べたくなるのは、私だけ?

と、駆け足でレポートしたけど、
ほんとに1点、1点、面白いデザインばかりで、何時間いても飽きない。

ガウディの好きなようにさせた依頼主は、たいしたもん。
さらに、自分のイメージをそのままこんなに大きな場所で実現できたガウディは、
最高に幸せだっただろう。

建築家って、殆どは依頼主の要望を事細かに調整していく仕事なんだと思うけど、
そういう意味では、この公園は芸術家としての作品なのよね~。

今私に好きなように公園造っていいよと言われたら、
どんな風にしようかな~と考えただけで楽しくなるね~。
そんなこと、ここ十数年考えたことなかったもの。

6カ国目:スペイン バルセロナ観光1日目 サグラダファミリア

2006-06-18 23:00:00 | 6カ国目:Spain
バルセロナ観光1日目。

いきなり大物サグラダファミリアへ、れっつごー。



ホテル近くから地下鉄に乗って、1回乗り換えて、サグラダファミリア駅へ到着。
世界一複雑な東京の地下鉄を乗りこなしている我々は、なんてことはない。



と、いばってみたけど、実は東京の地下鉄でも反対方向に乗ったりする方向音痴の私が、
今回は間違えずに目的地につけたのは、すごいことだったりする。

それはいいとして、
地下鉄の駅から地上に上がると、



いきなりこれよ。



見てよ、この彫刻。



こんなにすごいのをささえていたのは、



かめだった!



今回、私は10数年ぶりに来たのだけど、なんだか前の印象と違う。
当時にくらべて、作りかけの部分がかなり出来上がったらしく、内部に入れた。
前回は新しいほうに入った記憶がないんだよね~。



ディテールがほんとに面白い。



一応教会らしく、ステンドグラスがあった。
でも、ほんとにこれ教会なの?



そして、もちろん、登りますよ~。



ハトのモチーフのところが、さっきの図のちょうど真ん中60M付近。

登るのに、エレベータコースと徒歩コースがある。
もちろん、エレベータコースを選択。
待つこと20分、登るの3分。エレベータの利用料は1人2ユーロ。



60M付近まではエレベータでつれてってくれるけど、その後は徒歩で上まで。

MASAOの写真をとる余裕がなぜ私にあるかというと、
フェッラーラの螺旋階段と違って下が透けてないことと、
道幅が狭くて、落ちようがないから!



高いところも平気なMASAO。ガウディにインスパイアされたらしく超ごきげん。



新しいほうの塔が見えた。



こんなかわいいモチーフがてっぺんにある。



バルセロナ市街。ああ怖い。

下りはずーっと歩き。
もちろん写真をとる余裕はありませんでした。

次は併設の博物館へ。



ガウディさまは、自然のネタをモチーフにデザインしていったことがよ~くわかる展示。

IMAI KENJIという日本人建築家がこのサグラダファミリアの建築に関わっていたという説明もあった。



木が曲がってたから、柱も曲げたらしい。
すごすぎる。これでよく倒れないわよね~。



エイや葉っぱからのインスピレーションで屋根を波打たせちゃったのね。



そして新しいほうの正面玄関。



彫刻の雰囲気がぜんぜん違って、なんだか現代的。



ほんとに柱が斜めだし。

見学後は、信号わたってすぐのカフェで、ひたすら概観を眺める。
今日はサグラダファミリアのすごさに圧倒されて、他の場所へ行く気にもなれず。
いきなりすごすぎたわね~。

6カ国目:スペイン 夜行列車、なんでよ・・・。

2006-06-17 23:15:28 | 6カ国目:Spain
1週間のスペイン旅行。

ユーレイルパスをせっかく持ってきたのに、イタリアでしか使ってないじゃん。
ということで、列車でバルセロナまで行くことにした。

ボローニャの駅へ1週間前に切符を買いに行ったら、
当初予定の土曜の夜行はいっぱいで無理と言われ、
仕方なく前日の金曜日出発に変更。

個室寝台、2人用。
と、オーダーし、無事チケット確保。

そして、楽しみに夜19:50ミラノ発の列車に乗り込むと、
個室じゃないじゃんか!!!





一応1等車なので、ゆったりなんだけど、
いわゆる飛行機のビジネスクラス用の椅子が並んでる。

椅子が斜めに倒れて、足置きがあがってくるやつ。

なんでよ~~~~~~~~~~~。
と叫びながら、車掌を探すと、
今日はいっぱいだから変更できないとのこと。

この列車、よく見ると、いわゆるホテルトレインだったらしく、
本当に寝台個室が確保できていれば、お部屋にはシャワーもついてて、
ユーレイルパスを持っていても、追加料金が1人2万円以上するやつだったらしい。

私たちが払った追加料金は片道2人で80数ユーロ。
確かに安いわな~。

それにしても、あのボローニャ駅の切符売りのオヤジはなんだったのか。

切符をもらうときに、
個室だよね? 他に人いないよね?
と何度も確認して、「シー」といったのに!!!



仕方ないので、さっさと食堂車へ。
すると、いきなりスペイン語メニュー。
そして、お料理もスペインものらしい。
英語のメニューを確保して、ほっ。

次々くるお客はアメリカ人ばかりで、
英語のメニューをまわしてあげたら、異常に感謝された。
いきなりスペイン語で参っているのは、同じなのね~。

そういえば、ほぼ1年前にイタリアに来たときは、テロのせいか、
アメリカ人に会うことが少なかったような気がしたけど、
今はアメリカ人観光客がいっぱい。

結局私たちは、11時過ぎまでゆったりディナー。
10時ごろまで空が明るいので、外の景色を楽しみながら食事できた。
そして、味もけっこういける。

ワインを1本あけて、いざ今宵の宿へ。
周りは、既に眠りはじめている。

席にもどってしばらくすると、フランスに突入したらしく、
早速フランスの警察が入ってきた。

この荷物は誰の?これは?と順番に確認していくので、
寝ていた人も起こされてた。

私たちの後ろの人は、何度も質問されて、荷物まで空けさせられていた。
結局、なんでもなかったみたいだけど、ちょっと怖いよ~。

警察チェックが終わり、車内の明かりは豆電球だけに。
私はパレルモからのフェリーのときを思い出し、お得意の耳栓を準備。

さあ、寝るぞ。

と寝に入ったけど、また何度も目が覚める。おまけに腰が痛い。

結局、ほとんど寝られないまま朝がきた。
どうやら、MASAOもほとんど寝てないみたい。

さらに到着時間は2時間遅れ。
信じられる?2時間よ。
さすが、イタリア&スペイン ラテンの国だ~。



さあ、ガウディの街、オリンピックがあった街、バルセロナ。
楽しむぞ!

5カ国目:イタリア ちょこっとベニスレポート

2006-06-15 22:45:23 | 5カ国目:Italia
先週の日曜日に日帰りでベニスに行ったのだけど、
やっぱり日帰りでは物足りない!ということで、
昨日から1泊2日で再度ベニスへ行き、今夜もどってきたばかり。

何度行ってもベニスは楽しい街。
特に今回は、素敵なマダムの営むホテルに滞在し、
かわいいお庭の中ですごした朝ごはんの時間がとっても幸せだったな~。

もちろん、ゴンドラにも乗れたし。
ベネチアングラスの素敵なネックレスも見つけたし。
と、楽しい、楽しい2日間は、あっという間。

詳細レポートは後日アップするとして、
今日のところは、ちょこっとだけ写真アップしておきます。



ベニスの駅を出たら、いきなり運河。
北イタリアでも、すでに陽射しは強くて痛いくらい。



駅前からバポレット(水上バス)に乗って大運河へ。



ベニスではボートが車代わり。



運河沿いにレストランが続く。



小運河側のゴンドラ乗り場。次々とゴンドラがやってくる。


私たちはサンマルコ広場側の海から乗ってみた。
ゴンドラ初挑戦のMASAO。


ゆったりと夕暮れの運河を行く。


リアルト橋からの眺め。


素敵なマダムのこだわりがいっぱいなホテルのお庭にて。


明日から1週間スペインのバルセロナに行ってきま~す!