『植物 オヤジ』

日々出会う植物たちの「たくましさ」と「美しさ」を再発見する、ハードボイルド・ボタニカルライフ。音楽、美食なども。

石垣の旅(植物編)

2018年01月16日 | 植物


今日は石垣2日目、植物編をレポート。
まずはホテルに着いたら甘い香りでお出迎えされた。
さりげなくいい匂いがホールいっぱいに満ちている。




匂いの正体はこのユリたち。
これくらい大きな空間ではバランスも良く香る。




外へ出れば何やら岩場に棘がある葉っぱが。
触るとサボテン並みにハードな奴。




どうやらアザミらしい。
花もどことなく攻撃的だ。
もう少し気楽に生きたら良さそうなものだが。




浜辺にはマングローブ林が。
何本あるんだか沢山の根を張り踏ん張っている。
でもその根は力みがなくしなやかだ。




アコウの木。
これは気根がすごい。
どこまでか幹なのかわからない。




リュウゼツランが自生している。
それもあちこちに。




かと思えば、植栽にも活用されている。
普通はパンジーやビオラの場面だか、石垣ではなんとリュウゼツラン(°_°)
ワイルドでよろしい。




これまたワイルドなオオタニワタリ。
ゴツゴツの琉球石灰岩に根を張っている。




おお、なんと頭上にも進出。
天狗か⁉︎




こんな所にどうやって着生したんだろう。
大した奴だ。




さて、今日はフィールドガイドの小林さんにお世話になった。
驚く速さで地べたや空に舞う野鳥を見つけてくれる。
島特有の鳥でも珍しいのに、島でも珍しいやつが色々いた(らしい)。
カタグロトビ、ホオジロハクセキレイ、ツクシガモ、ムラサキサギなどなど。
シロハラクイナ、カラムクドリも沢山いましたよ〜^_^




カンムリワシはゆっくり観察できて満足^ ^




番外編のコウノトリ。
足環のない本物の野鳥の飛来はかなり珍しい。
現地の人も知らない鳥なので「鶴が来た〜」と話題になったらしい。
どうやらバッタを探しているようだ。
どちらもiPhoneで撮ったので画像はイマイチ。
今日の写真をいただけるようなので機会があれば綺麗な写真をアップします。

島は植物も鳥も豊かだ。
でも渡り鳥の世界も生存競争が厳しいらしく聞けば聞くほど興味深いドラマがある。
自然を深く理解するというのはいいものですね。



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