お松明に通い始めて23年。
ここまでくると、一年でもサボると何かよくないことが起こりそうで
というよりも、自分の一年間の悪しき行いを清めてこないと
・・・って気分かな~
昨日は最終日、しりつき松明に出かけてきました。
10本のお松明がいっぺんに並びます。
それはもう、すごい迫力です。
お松明を待つ間に、隣にいた中学生くらいの男の子のお母さんと親しくなりました。
一眼レフのカメラを持っているので、入江泰吉さんの話をしたら
何と彼女も大ファンなんですと!
お松明は3度目だそうですが、勉強してみえるようでかなりよく知ってました。
あれやこれやと話は尽きず、1時間半があっという間。
お互いに出身地だけ話して、
「またいつかお会いできるといいですね」って別れました。
世代を超えて、同じ興味でつながっているって、とても嬉しいことです。
奈良へ向かう電車でも出会いがありました。
隣に座った70代のご夫婦、夕刻に奈良に向かっておられるので
てっきりお松明を見に行かれるのかと思っていたら
「え~!いいことを教えていただいたわ、よかったらご一緒して」
と言われたけど、私も寄りたいところがあるので観光案内所を
教えてあげました。
「また見かけたら、お声掛けしますね」って言ったものの
あの人混みではね~
ちゃんと行けたかしら~と気になります。
一人でぶらりと出かける小旅行は、こんな出会いもあって楽しいです。
袖すりあうも多生の縁
1300年続くお水取りの行事、今年であった人と大昔にも出会っていたのかも。
何百年か先の時代にまた巡り合うのかも。
そんなことを思ったことでした。