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酒のツマミになる話題をセッセセッセ。独断偏見は”味付け”です※文中の敬称は略。

交番調書3か月で2度目

2017-11-13 | 日記

続くときは続く。
この3か月で2度目の交番調書。
悪いことをしたわけではない。

我が紛失と他人の拾い物だ。

1度目は8月半ば、泥酔転倒してスマホ紛失。
2度目は今回拾った定期入れ。

1度目の事の顛末は当ブログで書いたので省く。
(※詳細は今年8月29日付スマホ紛失騒動 今だから話せる


2度目の今回はわが町の鉄道駅近くの路上。

下ばかり見て歩いてるわけではないが、見つけ拾った。
夕方、散策の途中だった。
近くでチョイ飲みがてらに出かけた時だった。

定期入れの中を拝見したら、クレジットカード付きの定期カード。
来年の3月末まで残り4ヶ月余も期限がある。
他にはポイントカードなど数枚。
落とした人は今頃、真っ青だろう。

我が身にも20数年前の覚えがある。
忘れもしない95年4月9日夜。
横山ノックが府知事選に当選、会見現場にかけつけた。

取材中のどさくさで、買ったばかりの6ヶ月定期券を落としてしまった。
もちろん、知ったのは記事を書き終え、ホッとした夜中だった。
遠距離通勤だったので、金額にして10数万円。
途方に暮れたが後の祭り。
だれも、届けてはくれなかった。


そんな思いもあって、すぐに交番に届けた。

しかし、拾っても、紛失しても交番に行くと手続きは面倒だ。
拾得物件預り書なるものがある。



「こっちに書いてください」
「こっちに証明サインを」
「身分証明になるものを出してもらえますか」
「拾得するとお礼の金額を貰えますが、どうします?」
「いらない?それでは権利を放棄する、というところにチェックしてください」
報労金というやつで、拾った金額相当の5~20%が権利。
1億円拾えば最高2000万円。
それなら…なんてね。

座ってる間も、事故だ、泥棒だ、喧嘩だ。
田舎町でも、結構あるもので、時間はとられる。
いやあ、それにしても、手続きが面倒。
まあ、仕方のないことではあるけれど。


交番には行かなかったけれど、過日、京都の神護寺でも拾った。
境内のベンチに財布様式のスマホ(アイホン?)。
外国人が置き忘れたか?

近くの本堂にいたお坊さんに届けた。

どちらにしても、無事に落とし主の手元に戻ればいい。

 


紅葉ウォーク京の奥座敷 2万7141歩

2017-11-13 | 日記

スマホの歩数換算表を確認してびっくり。
2万7141歩
久しぶりの2万歩超え。

紅葉が例年より1週間から4週間早い、と気象関係者がいう。

台風が11月になろうか、という10月末に2つも上陸。

9月になると、もう涼風が吹き始めた。
なんだか、四季は1,2ヶ月ずれてはいないか。


と、いうことで京都の奥座敷、高雄に出かけた。

北山杉でも有名な京都の山奥だ。

京都駅からバスで小一時間揺れる。
週末は、どうせ人混みで身動き出来ない。
と、いうことで朝早く動いた。
よかった。
バスは余裕で座れ、のんびり流れる風景を眺めた。
竜安寺、御室仁和寺を抜け栂尾めざす。

JRバスフリー切符800円也。
京都駅から往復、途中下車どこでもOK。
往復だけで1080円だから、お得でもある。

高雄バス停で下車。
まず、茶店で腹ごしらえ。
注文した親子どんぶりが絶品だった。
ビールでも、と考えたが道中、小用が面倒。

ここは鉄の意志でこらえた。
吾ながら、褒めてやろう。

茶店から眼下に九十九折れに下山コース。

紅葉で有名な神護寺(じんごじ)に通じる。
いきなりの紅葉で観光客がカメラ手に立ち止まる。
空いているからいいようなものの、混んでいたら御免蒙りたい。

早起き三文の徳、とはこういことか、と合点。

下り切ると、清流清滝川にかかる朱色の橋を渡る。


川には風流な川床風景。
でも、何だか寒々してる。



少し歩くと、すぐに石畳の急坂。
みな、ハーハー、ゼイーゼーいいながら、登っている。
自慢じゃないが、たいしたことはない。


石段を登りつ15分ほどで目的の神護寺山門。
入場料500円(だったか?)
なるほどの紅葉。


白壁の蔵と青空と白雲、そして色づく紅葉に思わずパチリ。
絵になる。


本殿から石段下を臨む。
紅葉ショットの定番風景。
下はここを上りきると本殿にたどりつく。
老体には少々きつかろう。



風の音が聴こえるだけ。
中国語が飛び交う以外は、まずは癒される。
ここ高雄は神護寺に加え、清滝川沿いに西明寺、高山寺の3つの寺がある。


その順にウオーキングするとバス発着点の栂尾にたどりつく。
下は西明寺に通じる指月橋。なんとも風情ありのネーミング。
清滝川にかかる橋の上で満月を愛でた、都人の風姿が想像できる。



西明寺では釣鐘と紅葉。
それと不思議な3頭の馬をあしらった灯篭?が庭にあった。
これは何を祀ったのだろうか。
馬券的中を祈り、ちょいと手を合わせておいた。
聴いてみて分かった。
狛犬の石像名工・小松寅吉の遺作「アショーカ王石柱」だ、そうだ。
アショーカ王とは古代インドの王で仏教の守護者ということ、なそうだ。

次は鳥獣戯画で展示で有名な高山寺。
西明寺からアップダウンの石段を抜けてたどりつく。



もう少し落葉していると、石畳とのコントラストが絶景らしい。
時期が少々早かったようだ。

それにしても、教科書で見た鳥獣戯画。
感激モノだった。
実物は東京博物館に保存され模本だが、寺の風情にあう。
鎌倉時代建造の国宝・石水院に入ってすぐの像が印象的。

善財童子(ぜんざいどうじ)像。

のんびり、ゆったり散策していると、もはや夕刻。
帰りはさすがに渋滞、渋滞、渋滞。
週末の京の都心は身動き出来ない。
特に河原町四条は避けた方が無難。
人、人、人、車、車、車。


終着の京都駅に着くころは真っ黒。
もったいないので、知恩院、青蓮院のライトアップで締めくくった。

ああ、脚が棒になり、少々腰にも来た。
五条のいきつけのジンギスカン料理での仕上げの生ビールの味は格別だった。