続くときは続く。
この3か月で2度目の交番調書。
悪いことをしたわけではない。
我が紛失と他人の拾い物だ。
1度目は8月半ば、泥酔転倒してスマホ紛失。
2度目は今回拾った定期入れ。
1度目の事の顛末は当ブログで書いたので省く。
(※詳細は今年8月29日付スマホ紛失騒動 今だから話せる)
2度目の今回はわが町の鉄道駅近くの路上。
下ばかり見て歩いてるわけではないが、見つけ拾った。
夕方、散策の途中だった。
近くでチョイ飲みがてらに出かけた時だった。
定期入れの中を拝見したら、クレジットカード付きの定期カード。
来年の3月末まで残り4ヶ月余も期限がある。
他にはポイントカードなど数枚。
落とした人は今頃、真っ青だろう。
我が身にも20数年前の覚えがある。
忘れもしない95年4月9日夜。
横山ノックが府知事選に当選、会見現場にかけつけた。
取材中のどさくさで、買ったばかりの6ヶ月定期券を落としてしまった。
もちろん、知ったのは記事を書き終え、ホッとした夜中だった。
遠距離通勤だったので、金額にして10数万円。
途方に暮れたが後の祭り。
だれも、届けてはくれなかった。
そんな思いもあって、すぐに交番に届けた。
しかし、拾っても、紛失しても交番に行くと手続きは面倒だ。
拾得物件預り書なるものがある。
「こっちに書いてください」
「こっちに証明サインを」
「身分証明になるものを出してもらえますか」
「拾得するとお礼の金額を貰えますが、どうします?」
「いらない?それでは権利を放棄する、というところにチェックしてください」
報労金というやつで、拾った金額相当の5~20%が権利。
1億円拾えば最高2000万円。
それなら…なんてね。
座ってる間も、事故だ、泥棒だ、喧嘩だ。
田舎町でも、結構あるもので、時間はとられる。
いやあ、それにしても、手続きが面倒。
まあ、仕方のないことではあるけれど。
交番には行かなかったけれど、過日、京都の神護寺でも拾った。
境内のベンチに財布様式のスマホ(アイホン?)。
外国人が置き忘れたか?
近くの本堂にいたお坊さんに届けた。
どちらにしても、無事に落とし主の手元に戻ればいい。