清宮幸太郎はやっぱりスーパー球児だ。
公式戦８戦連発、西東京大会３戦連発がストップ。
１０７号最多アーチはお預け。
それでも二塁打は打っている。
大会４試合通算１２打数７安打（３本塁打）９打点６四球。
打率は．５８３。
この日第４打席で凡打するまで９打席連続出塁。
全４試合にヒット、しかも７安打のうち６本が長打。
風格たっぷりの存在感だ。
平日の早朝試合というのに、神宮には１１０００人。
報道各社４３社２３２人が詰め掛けた。
メディア、フアンは毎試合ホームランを打って当たり前のような感覚。
これは凄いことだ。
投手力が弱いとされた早実が４試合でわずか３失点。
昨年夏、ベスト８で涙を呑んだ清宮はこれで４強進出。
５打席連続三振を喫した天敵左腕・桜井周斗のいる日大三が敗退。
追い風も吹いている。
清宮フアーストの甲子園まで、とにもかくにも、あと２勝にこぎつけた。
記録もいいが負けたくない
▼清宮幸太郎「本塁打記録は超せるにこしたことはないけど、意識し過ぎて負けてしまったら、何にもならない。こんな所で負けるのは嫌ですから」
◇西東京大会３回戦（７・１７ダイワ八王子）
早実９―２都南平
▼３打数１安打２打点１四球
【第１打席】右越１０４号２ラン
【第２打席】中飛
【第３打席】二飛
【第４打席】四球
◇西東京大会４回戦（７・１７ダイワ八王子）
早実１４－０芦花
▼４打数２安打４打点１四球
【第１打席】右前安打
【第２打席】四球
【第３打席】二飛
【第４打席】二飛
【第５打席】１０５号満塁
◇西東京大会５回戦（７・２１神宮）
早実５－０法政
▼３打数３安打３打点２四球
【第１打席】四球
【第２打席】右中間１０６号
【第３打席】右翼線二塁打
【第４打席】四球
【第５打席】右翼線三塁打２打点
◇西東京大会準々決勝（７・２５神宮）
早実５－１日本学園
▼２打数１安打２四球
【第１打席】四球
【第２打席】四球
【第３打席】左中間二塁打
【第４打席】一ゴロ
◆高校通算６０発以上打者◆
１０７発：山本大貴（神港学園→ＪＲ西日本）
１０６発：清宮幸太郎（早実）
９７発：黒瀬健太（初芝橋本→ソフトバンク１５年ドラ５）
９４発：伊藤諒介（神港学園→法大→大阪ガス）
８７発：中田翔（大阪桐蔭→日本ハム）
８６発：大島裕行（埼玉栄→西武）
８５発：横川駿（神港学園→立命館大）
８３発：鈴木健（浦和学院→ヤクルト）
８３発：中村剛也（大阪桐蔭→西武）
７３発：岡本和真(智弁学園→巨人）
７１発：高橋周平（東海大甲府→中日）
７１発：奥浪鏡（創志学園→オリックス）
７０発：城島健司（別府大付→ダイエー→マリナーズ→阪神）
７０発：平田良介（大阪桐蔭→中日）
６９発：筒香嘉智（横浜高→横浜）
６８発：平尾博司（大宮東→阪神→西武）
６８発：藤島誠剛（岩陽→日本ハム）
６６発：吉本亮（九州学院→元ダイエ）
６５発：大田泰示（東海大相模→巨人）
６４発：清原和博（ＰＬ学園→西武→巨人→オリックス）
６２発：今宮健太（明豊→ソフトバンク）
６１発：江藤智（関東→広島→巨人→西武）
６１発：松田宣浩（岐阜中京→亜細亜大→ソフトバンク）
６１発：安田尚憲（履正社）
６０発：松井秀喜（星稜→巨人→ヤンキ-ス→エンゼルスなど）
６０発：筒井孝（松戸馬橋→日本ハム）
６０発：中村晃（帝京→ソフトバンク）
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１１発：柳田悠岐（広島商→広島経済大→ソフトバンク８３発）
０発：小笠原道大（暁星国際→日ハム→巨人→中日＝３７８発）