大阪で行われたシンポジウムに参加した。
メンバーはやすきよの元マネジャーで吉本興業の元常務取締役・木村政雄さん、探偵ナイトスクープのプロデューサー松本修さんら。
中でも「読み書きソロバン ボケツッコミ」を今の教育現場に持ち込んではどうか?という木村氏の発言は面白かった。
つまり大阪特有のの文化。ボケと突っ込みは深刻なイジメを封じ込めるということだ。いじめてる方も いじめられてる方も ふっと交わす術はこの「ボケと突っ込みにある」というわけだ。
最後の感想でも朝日新聞の大阪代表が「今単身赴任ですが、私たち夫婦はもう結婚生活30年を越えますが、今が円満です。なぜなら、家内から突っ込まれても 大阪のボケを会得して うまく交わせるようになりました」と笑いを誘った。
また、大阪弁を教科書に取り入れたら とのウニーク発言も飛び出した。
人とのかかわりでは きついけど柔らかいユーモアのある 浪速の会話術は役に立っている。町人文化というか 商人文化というか 大阪の言葉ははびこるイジメ騒動に 案外役に立つかもしれない。