大阪TAE勉強会(第28回)のご報告
2017年3月26日(日)13:30~16:30高槻現代劇場 集会室302号で開催しました。勉強会の参加者は、京都のIWさん、奈良のTTさん、箕面のTMさん、高槻のCさんの4名です。
TMさんよる「身心を感ずるためのワーク」があって、「今ここ」での自分の気持ちに触れることができました。その後、IWさんによる海外旅行写真の前回のワークの続きをしました。旅行先は「スロベニア」、期間は2016年12月1日~6日、写真対象は、山と湖、運河、城と街並み、飛行機雲と古い建築物、夕焼けと民家の明かり、宿泊施設、ケーキや食事、などスマホのカメラ写真の前回と同一のハガキ大150枚ほどを使いました。
前回は1枚の写真を選びましたが、今回は2枚にしました。1枚は印象的な写真で、もう1枚は通常は選ばないような写真を敢えて選ぶことにしました。それぞれの写真のフェルトセンスやマイセンテンスを得てから、それらを交差させて出てくる結果を求めました。
Cさんの場合は2枚の写真について以下のようになりました。
◇テーマ1:「クリスマスツリーの飾り、ワインのコルクを多数束ねたオーナメント」
◇浮かんでくる言葉1:「楽しさ、ユーモア、話題性、興味、プラス思考、手作り、ものづくり・・・」
◇マイセンテンス1:「内容の詰まったさりげない物づくりをしょう!」
◇マイセンテンスの簡単な説明1:「クリスマスツリーの飾りとして、このワインコルクのオーナメントは、コルクの一つ一つには懐かしい思い出がある。それを話すことでパーティの会話が盛り上がるかもしれないという楽しさが詰まっている。このような手作りの飾りをみんなで作って楽しもうというようなメッセージとして伝わってくる」
◇テーマ2:「高速道路を走るクルマからの暗く寂しい風景」
◇浮かんでくる言葉2:「曇り空、一軒家、暗さ、寂しさ、落ち込み、走り去る、マイナス思考・・・」
◇マイセンテンス2:「走り去ってもついてくる寂しさがある!」
◇マイセンテンスの簡単な説明2:「暗さ、寂しさ、落ち込み、マイナス思考などから走り去ろうとしても後からついてくる」
◇テーマ1とテーマ2の交差:ものづくりにはプラスなマイナス思考が大切である。たとえば、資源がなく狭い土地に多くの人が住む日本において、原発によって必要な電力を確保できるとして性能や効率や無公害性を中心としてプラス思考して展開させてきたが、原発事故をきっかけとして、日本における地震や津波の災害が多いという状況やテロがあるかもしれないという状況をマイナス思考して、原発の安全性、信頼性を中心としたプラスなマイナス思考して展開すべきである。
◇他の人たちもそれぞれ同様に2枚の写真からのフェルトセンス、マイセンテンスや、交差について発表がありました。
今回のワークは、自分のなかでの交差でしたが、自分のキーワードに他の人に与えて交差してもらうことを宿題にしました。そのキーワードは、「分かち合い」、「境界」、「遭遇」、「ものづくり」としました。
次回以降は下記のようです。
4月例会: 4月9日(日) 13時30分~、高槻現代劇場 集会室302号 アートワーク
5月例会: 5月20日(土) 13時30分~、高槻現代劇場 集会室302号 和菓子ワーク
6月例会: 6月11日(日) 13時30分~、高槻現代劇場 集会室302号 和菓子ワーク(続き)
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