大阪TAE勉強会(第29回)のご報告
2017年4月9日(日)13:30~16:30高槻現代劇場 集会室302号で開催しました。勉強会の参加者は、東京のTさん、奈良のTTさん、箕面のTMさん、大阪のKさん、高槻のYさん、Cさんの6名です。
アートのワークショップがKさんによっておこなわれました。身心を感ずるための時間をとってから、先ずは、前回と同様に16色パステルを使って、各自が思いのままにアートを作成しました。次に、パステルのほか今回は新たに、「ふあっと軽いねんど(SOFT CLAY)」の赤、黄、青、ピンク、茶、白、黒のものをそのまま使ったり、それらを混ぜ合わせて色をつくったり、さまざまに造形したり、画用紙に粘着させたりして、素材の特性を確認しながら試行錯誤してアートを作成しました。最後に、各自が作成した作品にタイトルをつけました。その後、作品やそのプロセスについて全員でシェアしました。
Cさんの場合は以下のようになりました。
◇タイトル1:「自分が考えている思いを勉強会の場でワークの形にすることは可能か?」
◇タイトル2:「自分の思いを勉強会でワークの形にできる可能性が高まる」
◇タイトル3:「私のお気に入りのアートで飾られた紙コップ」
以上のタイトルについての簡単な説明は次のようです。
◇タイトル1のアートは、画用紙1枚にパステルだけで描いたもので、画面上方は自分の思いをさまざまな色で表現し、画面下方にはその思いを勉強会の楕円形状のテーブルの場でワークの形にしようとしているが、その可能性には疑問が残っているように感じられるのは平面的な表現であるからかもしれない。
◇タイトル2のアートは画用紙1枚の半分に「ふあっと軽いねんど」の赤、黄、青、ピンク、茶、白、黒のものを小さくちぎって粘着させて、自分の思いを勉強会でワークの形にできる可能性が高まるように感じられるのは、粘土のもつ立体感、実体感によるものかもしれない。
◇タイトル3のアートは、紙コップに「ふあっと軽いねんど」を小さくちぎって粘着させて自分好みのアートにし、紅茶を入れた飲んだところ、とても美味しく感じられる。
他の人たちもそれぞれ「パステル」や「ふあっと軽いねんど」を使ってアートを作成しました。それらの作品から感じられるものは次のようです。
◇「枝垂桜の花びらが風に乗って美しく流れる」
◇「箱庭のように展開されているものには豊かな物語が秘められているかも」
◇「画用紙上にはさまざまな出会いが楽しく美しくアート表現されている」
◇「淡い色で美しく漂っている水に浮かぶ島々は意味深いこだわりを表しているかも」
◇「パステルやふあっと軽いねんどの表現の可能性を画用紙上に試行錯誤したプロセスが面白い」
□それらのアートから感じられるものを全員で楽しく有意義にシェアしました。
次回以降の予定は次のとおりです。
5月例会:5月20日(土) 13時30分~ 高槻現代劇場 集会室302号和菓子ワーク1
6月例会:6月11日(日) 13時30分~ 高槻現代劇場 集会室302号和菓子ワーク2
7月例会:7月16日(日) 13時30分~ 高槻現代劇場 集会室302号和菓子ワーク3