インをデッドに

オレは明日出来ることは今日しないゼ

夏休みが終わる頃……

2016-08-30 20:17:48 | 日記
ギリギリまだ8月ですが、なんだかすっかり朝夕が夏らしさを潜めて来ました。

小学生だった頃、このいよいよ夏休みが終わる今頃、毎年のようにすっかり青ざめて貯まりきった宿題を前に泣きそうになっていたのを思い出します。
ちなみに自由工作の課題だけは夏休み始まって早々に一番にこなすんですけどね。

さて、
そんな今日のライドは久しぶりに野呂山へ。

11時半過ぎに出発、国道31号で海沿いに呉へ。
前回野呂山に登ったのはまだ桜が咲く前の3月の終わりでした。
わざわざ峠コースを通って呉を経由してとびしま海道(ナガタニ展望台付き)を走った後に挑んだ野呂山で、ヨレヨレの低血糖になった記憶がまだ鮮やかです。

出発後間もなく、海田を過ぎた辺りの信号待ちのところで、後方から歩道を通って1人のロード乗りが自分の前に現れ、車道に入って来ました。

黒光りする様に日焼けした、引き締まった脚をしています。
信号が青になり、一瞬ダンシングしてその脚をグルングルン回して、ビューーーン‼︎とダッシュして行きます。

もしかしたらいつからか僕の後方にいて、遂にじれったくなって抜いて行ったのかも知れません。

『スゲェ!でも負けるか!』

こちらも頑張ってコギコギしたところ、ほどなく4、5車体分位のところまで追い付き、そのままの車間をキープして追走。
勝手にドラフティングしてると思われたくないので……。

赤信号で停まったあと、青になるかならぬかくらいでまたダッシュして行きます!

僕はみるみる小さくなる後ろ姿を追うことをしませんでしたが、気付くと何となく追い付いてしまう、と云う事を繰り返しながら走りました。

……いや、実はむしろ追い抜いて良いかな、という気持ちにも何度かなるくらいの巡航。
でも、もし僕が前に出ても信号で止まって追い付かれたら、あのスタートダッシュにとって僕は邪魔なんだろうなぁ、と思い、ずっと後ろをキープしました。

おかげで退屈せず、呉まで来ました。
最後、その方とは交差点で僕が二段階右折している間に自動車と一緒に一発右折して行って差が開き、見えなくなり、お別れとなりました。


広の近辺は車が多いし、路肩に排水のグレーチングが頻発、デコボコしていていつも緊張します。

いつもの仁方のセブンで軽くパンを食べてから、川尻駅の前を通り、線路上の橋(日本一短いトンネルらしい)を渡るといよいよ登りが始まります。

今回もここまでアウター縛りで来てます。
そしてそのままアウター縛りで行こうと決めました。

料金所跡までも早速の坂なんですが、エンヤコラ、エンヤコラと漕いでなんとか到達しました。
いつものようにここで一息いれると、スタートまでの踏ん切りがつかなそうだったので、そのまま止まらずにタイムアタック開始!

その結果、なんとか登頂成功。
そして自己記録も30秒更新。
ノーマルクランクでもアウター縛りで行けました。
下りは郷原方面に降りてみましたが、今度こっちからも一度登ってみようと思いました。
台風10号のせいか、時折突風が吹き付けてハンドルが取られそうになって恐ろしかったのと、まだ夏だと思っていたのに肌寒いくらいでした。
自分の中での密かな夏休みの宿題、『野呂山アウター縛り、ノーマルクランク編』なんとか夏休み中に済ませました!




今日のライド

2016-08-23 23:30:16 | 日記
今日も晴天に恵まれたので朝からサイクリングに出かけました。

ひょんなことから目的地を決めました。
広島の情報サイトから、今年3月に駅ビル内に安芸高田のご当地バーガーのサテライト店がオープン、との情報を知りました。

特にハンバーガー好きという訳でもないけど、駅ビルに出店するくらいだから、『こりゃ行けるで!』という作り手の自信を感じました。
で、それなら走った先で、本店のものを食べるのは良さげに思った訳です。

10時前に家を出て、まず牛田の辺りから太田川沿いに出ました。まだ陽射しは強いながらも気持ちの良い青空です。

今日は新アイテムも試しながらのサイクリングです。
Lintaman Adjust Road Pro2箇所のダイアル式のワイヤーでシューズのフィットを調整します。
しかも、甲側だけでなくつま先側からの締め付けも調整可能なスグレモノ。そしてクリートタイプが選べたので、やはりスピードプレイを。蛍光イエローのカラーがどうかな、と思ったけど、目立つ方が安全なこともあるかな。

それに今右足の小指の外側にタコみたいなのが出来ていて、従来のシューズだとどうしても痛い。
だからこの季節も厚手の冬用ソックスを履いて少しでも圧迫を低減しようとしてます。
その状態で前後方向にも横方向にもジャストなフィット感を得られるよう調節でき、ライド中ずっと快適に過ごせました。

バイクを降りた時のフラット感はあってクリートの厚みが少ない分、つま先側が上がった感じは少ないですが、乗ってクランクを回す感覚は自分には『ペダル軸に近い』とか分かりませんでした。

さて、話を戻します。
太田川沿いに可部に至り、そこから54号を北上し、上根峠を通り、八千代にやって来ました。
まず第1の目的地の産直市場。で、早速ありつきました。
パティは小ぶりながらも存在感があって、肉を食べてる感がありました。
猟師に捕獲された鹿肉ということだけど、生息密度コントロールのためだろうね。
しかしウィキ情報によると、一般的には狩られても埋められたりして食肉として有効利用されないケースもあるという…。
そんなんじゃやるせないけど、このバーガーも人気が出過ぎて需要に合わせた供給を、なんてことにならないといいな。
ところで、パティの断面が赤かったように思ったけど大丈夫だよね?
バンズにえびす茶が練り込んであるらしく、これがまたうまかったです。

さて、小腹を満たして出発です。

江ノ川に出て、少し土手を走りました。空の青、山の緑、実り始めた田んぼの黄、と色鮮やかな景色。
セミはまだまだ秋を訪れさすまいとしているかのように大合唱です。

こんな長閑な景色を堪能したのち、向原に出ました。
そこから福富町の方を回ると見慣れた看板が出て来たのでちょこっと立ち寄ってみました、Cadore。ちょっとだけ期待して来たのですが、やはりソフトクリームはやってなく、そそくさと退散です。

こうなったら意地でもあそこに…。
そう、メロンパンアイスを食べられるあのパン屋さんに……。
まだ今日は到着3時だから売り切れてないでいてくれ……‼︎

ん!?


んんん!?
ガビ〜〜ン‼︎

ここからのペダルの重かったこと。

でも良い景色だ。

さすがに家の手前で喉カラカラだったので、100円自販機へ。

右の強炭酸(自称、強強炭酸らしい)はちょっとなぁ、と思い、左のはノーマルかな、と勝手に想像、そちらをセレクトするも、見事に裏切られる。

メロンパンアイス空振りは辛かった!


ドライブ & ライド

2016-08-15 21:19:24 | 日記
このお盆の間はずっと天気が良いみたいで、今日も晴れそうだったので、やっぱり自転車でしょ。

ただ、同じ暑くてシンドイ思いをするのなら、行ったことないところをチャリチャリと走りたいな、と思いました。

で、あれこれ思いを巡らせてみたものの、自走で行けるところでは思い浮かばなかったので、クルマに自転車を積んでワープしてから走る、という方法を思い付きました。
ただ、世間も休みでしょうし、どこもかしこも混んでるんかなぁ、そろそろUターンラッシュかなぁ、と少し覚悟しつつ、朝早くに出発。高速道路も使って距離にして200kmほど西へ走って……。
結構な田園地帯。
気付くとイナゴがフロントガラスに乗ってる(久しぶりにイナゴを見た。走りながらだとピント合わせられない…)。
小高い丘?の上から巨大な風力発電の風車がいくつもそびえ立ち、なかなかの勢いで回っているのが見えてきました。ここは、そう、山口県長門の千畳敷展望台。ここの標高は333mだそうです。まだ朝靄がかかっていて遠くが霞んでおります。
展望台の階段に『強風注意』と書いてあるけど、さすがそういう場所じゃないと風車も回らないんだろうな。

ここでクルマをデポして、この丘を降りて、さらに西へ行く予定です。
ここの標高はさほど高くないにしても、最後にかなりの激坂があったので、走り回って来た後にクルマまで帰って来るのにはそこを嫌でも登らないとイケナイという事実を突き付けられて複雑な気持ちです。

ところで、今回ちょっと試したいことがありました。
『グリセリンローディング』
汗をかくと細胞外液減少から始まり最終的に細胞内液が減ってパフォーマンスが低下するんですが、グリセリンローディングをすると、細胞内液が保持し易く、パフォーマンス維持がし易い、と簡単には理解しました。
僕はメチャクチャ汗かきなので、小まめに水分補給しないと後で思うにあれが脱水症状か軽い熱中症だったのだろうということがままあります。
終盤によく足が攣るのもどうも関係してそうです。

そこでコイツです!
飲み方に従って500mlの水に一包溶かして道中運転しながら現地到着2時間くらい前から飲み始めました。

結局は、現地に着くまでに3回も尿意を催してサービスエリアやコンビニに寄ってトイレに行くということに。
それに、いざ走り出すといつものように汗が頭から滲み出て顎を伝い、あっという間にトップチューブの上が水溜まりみたいになって、今回はあまり効果てきめん、て感じられなかったな。

ま、夏は暑くて当たり前。
気化熱で体温を下げようと身体が必死に体表に水分を出そうとしてるのは止められないはず。
もしかしたら汗として細胞外液が出て行き、細胞内液は必要以上に出て行かないようには出来てたのかも知れない。
次はもっと多くの水分摂取も心掛け、いつものコースで比べてみる必要があるな。

さて、話を戻して……、
無料の広大な駐車場に停めたクルマをあとにして坂を轟々と降り、またのどかな田んぼ地帯に来て、西を目指します。

風力発電の風車が、これから向かう方角を向いて回ってる通り、平地でもなかなかの向かい風……。

時折現れる20〜30mくらいのアップダウンをコツコツと越えて行き、ちょうど30km走った頃……、

遂に来ました!
憧れの角島大橋!本当にきれいな景色で、やはり人もたくさん来ていてこの景色を楽しんでいました。
クルマのナンバーを見ると皆さんいろんな所から来てます。

さてと、渡ります!
なんと角島大橋は無料です。
歩道など無いのでいつも通り車道の端を行きます。

『うわぁ〜!なんて気持ちいいんだろう!』といきたいところですが、さすがに海上は風があり、クルマもひっきりなしにすぐ横を追い抜いていきますし、風は左手から右手方向に、つまりクルマの方に吹き付けるので全く気が抜けません。

ほぼよそ見することなく角島に上陸し、そのまま突き進んで島の先端の灯台までやって来ました。人がいっぱいです。
現役の灯台らしいですが展望台にもなってるみたいで参観料を払って中に入って昇れるそうです。
ちなみにクルマで来ると灯台近辺の駐車場は有料です。

さて、ここらで腹ごしらえしよう、と近くの海鮮料理レストランに乗り付けると、『11:00から』と看板が出てます。
今、10時ちょっと過ぎ。
それなら、もう1つの店、おおはま食堂へ。
まだ昼食には早い時間なので空いてるだろうと思いきや、既に結構なお客さんが入ってます。

海鮮丼なんかが魅力的ですが、お値段がなかなか立派だったのでやめて、あなご天定食(刺身付き)にしました。これも僕にとってはなかなか立派なお値段でしたよ。
でも、でっかいあなご天はじめ、ボリュームがすごい!
メッチャ満腹になりました。
美味かったです(食レポの才能無し)。

復路はガード側に吹き付ける横風に煽られつつ橋を渡って本土に帰りました。

このまま来た道を千畳敷に戻ったのでは多分物足りないので、日本海に沿って帰ろうと企てました。
そうすると100kmくらいになるだろうと。

海沿いと云っても海岸線に沿うばかりではないので、やはり小さな登りが時々あって、インターバル練習になります(汗)。

日本海へ突き出た半島のほぼ先端でそのままぐるりと回ろうとしたらこんな看板が立ち塞がり、いいところまで来たのに断念。

90km地点で再び日本海沿いに出ましたがこの頃から後方の空を振り返ると何だか雲行きが怪しい。
逃げるようにゴールを目指しましたが、96kmを過ぎた辺りのそろそろ登りという所で、暗闇に包まれてポツリポツリと来ました。
それ位なら涼しくなって良いや、と思う間もなくバラバラ……ザザ〜〜ッ‼︎と激しい大粒の夕立ちになりました。
路面には上から流れて来る水がせせらぎのように流れ、なぜか白く泡立ってました。

こんな所でもクルマは前から後ろから現れ、まさか使うまいと思っていたライト、装着していて良かった。

それにしてももう本当に一瞬で全身ズブ濡れで、雨宿りする様な所も全くないので登り続行です。
可笑しくなるほどだったので写真でも撮ろうかと思いましたが、防水ケース越しのタッチパネルが水滴に反応してか、指が濡れてるとダメなのか、全然操作出来ませんでした。

往きに降りた激坂だったら無理だったかも知れませんが、違う方から戻ったので何とかクルマの所に辿り着きました!

距離もちょうど100km。
最後の夕立ちは不運でしたが、クルマをデポ出来る場所があれば、こんなライドもありだな、と思いました。
ただ、帰りはやはり高速道路もところどころで渋滞してましたとさ。








真夏の昼間に走るのどうなんだろ?

2016-08-09 23:10:29 | 日記
今日は朝から天気が良かった。

天気が良いのに外に行かないのはもったいないと思うようになったのは自転車に乗るようになってからだろうな。

そんな訳で『今日は暑くなる』とは聞いてたけど、そんなの夏だから当然じゃん、くらいに思って出発〜!

珍しく9時過ぎには準備が整い、家を出ました。

今回は久々に錦帯橋を目指しました。

商工センターの中を通り、廿日市市に入り、宮内から山の中を経由するコースです。やはり交通量が多いので国道2号で行くのはやめました。

だらだらと日陰もなく続く登り坂をやっと越えてやっと降り始めた辺りで、食べ物屋さんの軒先にロードバイク乗りを見かけました。

何だか遠目で見ても生気がなく無表情で、顔色は青ざめてハンドルの上に頭をもたげているように見え、『あぁ、さすがにこの暑さにちょっと参っちゃったのかな?』と様子を伺いつつ前を通りました。
!?
あぁ、人形さんかぁ。
よく見るとウッディな自転車だし、ペットボトルにストローだけど、ちゃんとヘルメットやサイクルジャージも着用してるから遠くから見たら分からなかった。
で、ユニークだったので写真を撮ってたら、お店の女将さんらしいご婦人が開店準備か、ちょうど戸を開けました。
今日は特別暑いでしょ〜?こんな日にも練習なんて、競輪選手?
え?いやいや、ほんの趣味ですよー
どこから来たかとかどこに行くとか、しばしおしゃべりし、
気を付けてね〜。良かったらまた食べにも来て
ありがとうございます。お店の宣伝しときますから
という訳で、女将さん入れてパチリ。『峠』という地名のところにある、『峠道 TAO TAO』というお好み焼きや定食のお店です。
今度涼しくなったら来てみたいな。

さて、そこからちょっと行って一部宮トラバイクコースとかぶり、コースと別れた辺りから林道みたいな山道が始まります。

岩国市に突入し、ガードレールの色が橙色になりました。夏みかんのイメージでこうなってるそうです。

本郷まで慎重に下って(もう滑りたくないもんね)、そこから中国自然歩道へと進みました。
だ〜れも通らない道をジリジリジリジリ登って、気付くと標高にして200mは登ったと思います。
そこを越えると錦川に出て、ほんのちょっと川を遡って道の駅『ピュアラインにしき』に来ました。

ちょうど昼時でレストランが混雑してたので、売店の『鮎ごはん』を買って外のベンチで食べました。注文したら売店のおばちゃんがレストランの厨房に声を掛けて出て来たので同じものでしょう。
こないだ食べた時より何だか美味しかったです。

ここからはただひたすらに錦川沿いに走って、錦帯橋を目指します。

が、走っているのにメチャメチャ眠気が襲ってきて、もうそこらに涼しい木陰でもあれば即刻眠りに就ける自信がありました。
どこか脳の血管でもおかしくなったかな、と思いながら頑張らないように25km/h位のノロノロで何とか錦帯橋に到着しました。

今回ここでソフトクリームを食べるのを密かに心の支えにして、遂にここまで来たのでした。

今なおソフトクリームメニューを増やしつつある『むさし』はあまりお客さんがいなくて、佐々木屋小次郎商店の方に人だかりが出来ていました。

僕はまたクレミアを食べようと思って小次郎商店の方に並びましたが、なかなか順番が来そうにありません。

ふと見回すと、ソフトクリームの列とは違うすぐ横の所にコロッケコーナー(と勝手に今名付けた)があって、そこからかき氷も買えることが判明。

もう列に並ぶ気力も無い僕はそちらに即移動しました。

『かき氷[梅しお]ソフトクリームのせ』を難なくゲットし、日陰なのに妙に暖かい石垣に座って頂きました。
疲れた身体に染み渡って生き返りました。
さて、ここからは50km程の帰途が待ち構えています。
避けるわけにはいきません、帰れませんから。

でももう今日は満足したな、もう必死には走りたくないな、という気持ちもありながら、国道2号の車の多いところを帰る気はなく、いつものちょっと山寄りのコースで帰る決心をしました。

まず待ち構えるのは関戸からバイパスと並行する峠道で、なかなか今の脚にはキツイ難所です。
ただ、『ここを越えることができれば、あとの多少のアップダウンは何とかなるだろう』という自信も得られるはず。
竹藪の中の勾配のキツイカーブで、いよいよもう失速して止まるか、遂にインナーに落としてここまでのアウター縛りが終わるか、くらいに切羽詰まった瞬間、峠の終わりが見えたので、意地で登り終えました。

この日の最高心拍数はこの瞬間に記録したのでした。

かなりかなり脚を消耗したものの、ここを越えたことで自分に暗示がかけられたのか、この後の幾つかの小さい登りでも多少の脚攣りはありつつも何とか越えていきました。

ただ、廿日市市に戻って来て、宮トラバイクコースの序盤の阿品の登りで遂に耐えられないほどの攣りが突然
ギュイーーーーーン‼︎
と襲って来たので、思わず転ぶまいとバイクを降りました。

見ると左脚の太腿の前面の筋肉がギューッと上の方に上がってきているように縮まってました。
イタタタタ〜〜〜!
としゃがんで腿の前面を延ばして攣りが終わるのを待ちました。

全く余裕がなくてバイクは路肩のままにし、自分は歩道に一段上がった所でバイクを持って、というふうにしていたら、一台の車がハザードを点けて止まりました。
そして助手席から高校生くらいの青年が降りて来て
「大丈夫ですか⁉︎」
と覗きに来てくれました。
『あ、脚が攣っただけですので大丈夫です。すみません(汗)』
すると、
「良かったらどうぞ!」とジュースをくれたのでした!

そして疾風のように去って行かれました。

やっとこさバイクを引き上げ、そこらの塀にもたれ掛かってジュースを頂きながら、
『あぁ、自分もこういう場面でサラリとこんな事が出来る人間になりたい』
と思ったのでした。

この時の運転してたお母さんとその息子さんと思しきお二人さん、本当にありがとうございました!

後にも先にも今みたいな脚攣りはなく、家に流れ着きましたが、吉島あたりでiPhoneのバッテリーが切れ、サイコンの距離がそこから伸びてないことにも気付かないほど満身創痍でした。

何か得るものがあることを信じて、アウター縛りの150km越えを敢行したものの、さすがにこの季節の昼間はホント、下手すれば体調崩すかもしれないな、と思ったのでした。

ナイトライドってイーネ!

2016-08-06 01:25:57 | 日記
19:00。
今日は仕事がスムーズに終わり、窓から外を見るとまだ少し空が明るい。

残った雑用を済ませ、フェリーの時刻表を確認しました。

20:10の便に乗ろう!

まだ充分に時間がある。
そそくさと準備を整えて広島港へ出発!

20時数分前に到着。
ターミナル内のパン屋の外窓にブラインドが降りてます。
でもブラインドの隙間から入口ドアが見えました。20時までとある。

駆け込みセーフ!
パンを3つ購入(食べ過ぎ?)。

まだほんの少し時間あるとみて…、
乗船券売り場窓口に行って切串までの乗船券とサイクルーズPASSを申請。
すると、発券は17:30までだという事実を初めて知らされました!
今回はゲットならず。

じゃあ自転車の料金も、と全部船内で払えるものを今回窓口で券を購入。

で、桟橋に行くともうフェリーが着いてて乗客もすっかり乗り終わった雰囲気。

自転車をフェリーの壁に立て掛け、タイヤに楔形の車輪止めをかませて客室へ上がると間もなく離岸しました。

あれ?
今20:00だよね?

時刻表を見直すと20:00でした。
ダイア改正してたみたいです。
危ない危ない。
これを逃すと20:45。
予定を変更せざるを得ないところでした。

乗組員が改札に来たので、さっきの切符を渡すと、少し怪訝そうな表情になり、自転車料金の方の切符を指して言いました。これは…使えないですね。
『えっ?さっきターミナルの窓口で買ったんですけど』
これは運航会社が違うんですよ。明日、窓口に清算しに行かれては?
という訳で190円改めて払いました。

自転車料金を節約しようとしたばかりに窓口に行って、叶わなかったばかりか結局余計に払ったことになってしまった。
ま、運営の厳しいなか頑張ってくれている汽船会社の、焼け石に水ながら儲けになるなら良いか。
でも、これからもサイクルーズPASSは貰える時は貰おうと思います;^_^A

さて、そんなこんながありながら、船内でパンを食べてエネルギー充填。
30分で切串到着。
上陸後右折して海岸沿いを右手に海を見ながら走り、まずは久しぶりの幸の浦に挑みました。
街灯なんて途中からなくなり、自分のライトがなかったら真っ暗。
でも、先の方がよく見えない方が『もう少し、もう少し』と頑張れるのですが、後ろから車が来て、そのライトが先〜…の方まで続く上り坂を照らすとちょっと心が折れかかりました。

向こう側に下った後はひたすら南下します。

夜の江田島を走るのは初めてで、何となく新鮮です。
夜風も涼しくて、車も少なく快適快適。

これも夜見ると、なかなか迫力ありますね。ちょっとしたホラーです。

あとは淡々と早瀬大橋、音戸大橋を渡って、呉港の前を横切り、海沿いで帰って来ました。


今回、前照灯が充分明るいものだとちゃんと路面状況も把握できるし、しっかりリアのライトを点灯してたら背後からのクルマにも認識されやすいだろうし、夜だからめちゃくちゃ危険、というわけでもなさそうだと思いました。


約70km、走行時間2時間半のライド、ポイッと我が身を一旦海の向こうに放り投げてあとはひたすら帰って来る、そんなイメージで楽しかったです。