ホノルル滞在中はいろいろなミュージシャンたちのライブを見に行きましたが、まったく同じ日にチャイズでホルナペが、デュークスでマウナルアがぶつかってしまったので、友人のMさんに相談したところ「当然マウナルアですよ」とのことでマウナルアのほうに行くこととしました。
まあ彼はマウナルアとの出会いがかなり衝撃的だったこともあるのでしょうが・・・ところでマウナルアと私のつながりも結構古く、私の友人の女性歌手アンティー・イレーン・アコ・スペンサーの息子ブルースが友人たちとハワイ・カイのロイズで演奏していた無名時代にイレーンの運転で彼らの演奏を聞きに連れて行ってもらったことがありました。息子(ブルース)に紹介されたところ、「ちょうど良かった、いまベースが来ないので代わりに弾いてくれないか?」とびっくりするような申し入れがありました。もちろん彼らのレパートリーはおろか演奏スタイルもまったく知らないので辞退しましたが、なかなか良いグループだったとの印象がありました。その後CDデビューを果たし、ナホクでも活躍してメイジャーになりました。
残念なことに最近そのブルースが抜けてリチャード・ギデオンが加わったので、その新生マウナルアへの興味もあってデュークスへ参りました。
デュークスとはその昔のオリンピック・チャンピオンでワイキキの交番横にサーフボードを持った銅像も建っている伝説の英雄デューク・カハナモクの始めたクラブが元になっているレストランで、現在はアウトリガー・イーストの海岸側にあります。
ここはレストランだけでなく浜辺のバーコーナーでも音楽を楽しみことにできる場所で、当日も多分日本人と思われるフラを踊る女性(や男性)が多数来場していました。
午後4時~6時という演奏時間帯なのでディナーにはちょっとはやいのですが、頑張ってディナーを注文し、彼らの演奏を楽しみました。
2時間ぶっ通しでの演奏は大変なことと思いますが、水を飲みながら楽しそうに演奏していました。飛び入りのフラもたくさんあり、見た目にも華やかなステージで満足して帰りました。
最後のアンコール曲のとき中年のご夫婦がダンスを踊り始めました。するとその子供たちでしょう10代の男女もやってきて4人で肩を抱き合って踊るというシーンに大きな拍手も湧き上がりました。
ところでスター・ブレテン紙に彼らの特集記事がありましたのでご紹介します。
初めてマウナルアをルワーズ・ストリートで見たとき、こんな音がまだ世の中に残っていたのかと感動しました。演奏中、突然、10人以上の観客が輪になって踊り始めたのにはびっくりしました。踊りは、フラではなく幼稚園の遊戯のような踊りでした。本当に楽しそうでした。
あれから、マウナルア・マジックの世界に入りました。
記事を読みながら、新生マウナルアが素晴らしいグループになるような気がしました。
そうですね、英語の記事ですがモリパパならスラスラと読めるので安心していました。
記事にはリチャードへの期待が込められているようですね。(まだ詳しくは読んでいないので・・・汗)