魑魅朦朧

日々の記録

道徳教育について

2006-06-29 12:01:22 | Weblog
こんにちは。

一昨日、友人と食事をする機会があり、そのとき友人が、「学校教育の中に儒教の教えを取り入れて子供の時からしっかり育てていくべきだ。今は家庭で十分な人間教育ができていないから、学校で教えるしかない」と言うような話をしました。

天邪鬼の私は、こんな風に答えました。
「家庭でできていないから、学校で教えてもらおう、と言うのは親が自分の人間性を放棄することだ。しっかりしていない先生が、いくら本を使って教えたって子供の身には付かない。自分だって道徳教育は頭で理解しているけれど、悪いことばかりしている。習ったことが腑に落ちて身に付くような活動をした方が良い」と。

しかし、後で考えました。じゃあ、いったい何をしたらいいんだい?中山きんにく君なら上腕二等筋が答えてくれるのでしょうが。

(お兄ちゃんがお兄ちゃんを生き埋めにして殺す世の中だから、本当に怖い。)

皆さんはどう思いますか?

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P.S.
コメント、トラックバックをいただいた皆さん、ありがとうございます。おかげで少し賢くなりました(え、ホント?)。

肝心のところは?

2006-06-25 13:46:30 | Weblog


こんにちは。

明石歩道橋事故について、神戸地方検察庁は、当時の明石署長と副署長の二人を三度目の不起訴処分としたそうです。

公判を維持できるだけの証拠がなかったのか、私には分かりません。しかしながら、(自白だけで起訴している事件もあるのですから)、ある程度の証拠があれば起訴して、裁判の過程で事実を追究してもらいたいものです。

そう言えば、耐震強度偽装事件でも総研の幹部や政治家は起訴される様子はなさそうです。

オームの一連の事件も、いくつもの謎(例えば、国松長官狙撃事件の裏)を残したまま松本被告を死刑にして終わりそうです。

問題はいくつかありそうです。検察、メディア、そして私を含む大衆。

もちろん、すべてを刑事事件で解決することはできないことは承知していますが、検察は自分たちに都合の悪い事件には手をつけたがらないようです。組織としては当然ですが。

メディア。マスメディアは、特にテレビに顕著ですが、その場その場で珍しい物を追いかけ提供して(あるいは垂れ流して)それで終了。

大衆はマスメディアの提供する「サーカス」に打ち興じるか、あるいは見ないか知らないか(我ながらレベルが低い)。

とりあえず私としては、「分からない」と記憶あるいは記録しておきましょう。