今まで5年間、沢山の方にゴルフレッスンを行ってまいりました。初心者から上級者、ジュニア、プロ志望等色々な生徒さんがおりますが、運動神経うんぬんではなく、練習の仕方とレッスンの受け方が上手な方と、そうでない方で上達にかなりの開きが感じられます。
簡単に言いますと確実にレベルアップ出来る方というのは、運動神経を問わず、地道な作業を嫌いません、その日に良いあたりが出なくても指導された部分を不器用ながらも一生懸命何週も行ってくれます。結果的には基礎の部分が(スイングの土台)しっかり出来るので、ある程度のレベルに行ってからの技術の上乗せが非常にスムースに行えます。
逆にスポーツ万能で、初歩の動きがすんなり出来てしまう方というのは、後が大変です。すぐ出来るようになった基礎の部分を繰り返し覚えるという作業を嫌う為、結果ばかりに目が行き良い球ばかりを追いかける傾向が出てしまいます。最初の伸びは速いかもしれませんけれど、調子が悪くなった時に土台がない為、回復力が非常に乏しくなるのです。
コースと違いノープレッシャーの練習場で、芯に当たった感触ばかり求めてビシビシ打つ事が大好きな方はご注意下さい。ゴルフ場で大切なのは、ミスヒットした時に良い結果が出せるかどうかです。コースでは、どんな弾道でもどんな打感でもピンに近づけばグッドショットなのですから。
だから練習場では、良いあたりを一生懸命追いかけるのではなく、芯を外したときでも目標から外れないようなショットを心がけてボチボチの打球を求めてみて下さい、5球に1球「ビシッ!」と飛んでも役に立ちませんから。ボチボチやってると上手くなりますよ。プロでも芯にあたるショットなんてものはそんなにありませんし、調子が悪くても芯を大きく外さないから上手いのです。しかも練習量は皆様の100倍以上です!
番手毎の飛距離と方向性、スイング、テンポの一定化等の平均値の向上がスコアアップの秘訣です!
川口のSさん!焦っちゃだめよ(^^)/ちゃんと上達してますからね