本家ヤースケ伝

年取ってから困ること、考えること、興味を惹かれること・・の総集編だろうか。

対《金沢将棋3》限定の必勝法=『初手7八銀戦法』発表!

2006-03-23 10:15:14 | 囲碁・将棋
*将棋ファンの皆様お待たせしましたっ!(はあ? 笑

 でも相変わらず旧バージョンの話ですみません。PC用将棋ソフトに《アンバランス》の『金沢将棋3』というのがあると以前書きました。《爆発的1480シリーズ》と銘打っている奴です。新バージョンの『100万人のための』というソフトも定価は同じ1480円だと思います。いずれこちらも買う予定ですが、最近ビックカメラやソフマップに行っていないので・・・。

*以下は私の以前の日記(05/06/15)からの引用です。この一文は確かどこかでTB(?)か引用か、されていました。私の新戦法の発表は以下の過去ログの後になります。
 はい、じゃあ前の人はすわってね♪ 後ろの人にもよく見えるように。ぶひひ。

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*このソフトの良さは、全画面表示にした場合、絵がきれいで音が良く、そして何よりもテンポがいい、という点だ。
 これを自称アマ初段の私が先手を持ってレベル2でやっている。ズボラな私はどうということもない『設定』を面倒に感じる習性があるため、TVを見ながらプロの棋譜を入力するとき等以外設定はいじらない。

*概ね『居飛車党』らしき敵の戦法は矢倉か左美濃とほぼ決まっているから、私が無理矢理定跡外れを指さない限り、序盤は殆ど毎回同じだ。(振飛車なら穴熊もやるが私が飛車を振ると敵はおとなしく居飛車に構える。説明が専門的ですみません。)

*敵はこっちが呆れる程、ノータイムでビシビシ決めて来るので最初は戸惑ったが、現在では私の方もノータイムでやり返しているから、私が勝つときはPCの消費時間の方が多い。これが爽快なのである。
「どうだ、まいったか、この野郎!」という感じである。

*序盤に工夫はなく、中盤は手詰まりになると同じ手順を繰り返す奴だが、終盤は私より遥かに強い。あっという間に詰みを読み切ってしまうから、連続王手をノータイムでかけて来るときはこちらも奥の手を使わなければならない。この手もしかし詰んでしまってからでは利かないから、早めに決行しなければならない。

*奥の手とは、つまり・・・待った!である。この手を使わないと私の勝率は極端に落ちてしまうかも知れない。

*敵は決して『待った!』をしないからその点は極めて潔い(!私が意地汚いだけだ!)のだが、ただ敗勢になってからも無意味な抵抗を延々と続けるから、総手数が200手を超えることも多い。300手を越すと引き分けというローカル・ルールがあるから、無意味な抵抗も意味がないわけではない。

 そのへんは50円で出来るゲームセンターの将棋と似ている。あれは時間が刻々秒単位で失われて行くので、とろとろ操作をしているとどんどん金を使わされてしまうから、私は余程のことがない限り¥50か¥100しか使わなかった。それでも清水女流名人のゲームでは¥50で何度も5連勝してクリア画面も見た。

 ちなみに、将棋は普通100手前後、長くても120手くらいで終わる。

 話を金沢将棋に戻すと、しかし、では引き分け狙いで最後まで《徹底抗戦》するかと言うと、それはしないのである。即詰が明白になると今度はわざと短手数の逃げ方をするのだから、不思議な奴だと思う。メモリの関係だとか、興ざめなことは言わないで欲しい。

*このソフトを相手に《優勢を築く》ことは比較的容易に出来るが、問題は《優勢を勝勢に》持って行くことである。敵は嫌味・嫌味をノータイムで突いて来る。無視すればいいことが多いのだが、ついつい相手をしていると、途端に大逆転してしまう。
 こういうときは私も怒り狂って(?)《待った!》などしないのである。
 即ちにリセット!だ。汚いオヤジだと自分でも思う。

*ところで私がノータイムで指せるのは、ワコムのペンタブレットのお陰だ。この消しゴム側の丸い部分でビシバシとタブレットを叩けば心地よい音が響き渡る。これがこのゲームの醍醐味だと思っている。(後註:ワコムさん、アンバランスさん、何か頂戴っ!駄目?あっそ!ぷいぷい。)

*私が人間相手に本格的な将棋を指したのは、東京を出る直前の20年程前に遡ると思っていたが、大阪に来た直後にもある人と何番か指したことを今思い出した。
 その人はほぼ私と同年代で、各地の大会にも出ることがあるという言わば《アマ強豪》で、本気で指せば私など一番も入らなかっただろうが、3番か4番に一回くらいの割合でわざと負けてくれた。読みの深さが全然違うという印象だった。

*その人が言うのには「我々アマには勝敗は二の次だが、但し勝とうと思って全力で立ち向かわないといい将棋は指せない」とのことだった。けだし名言というべきか。



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 以上自分の過去の日記からの引用終わり。

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*では必勝法の手順を、今日ここに御出での皆さんに限って伝授致します。ぐふふ。
 はい、この線まで前に出てね。あ、押さない、押さない!w

 まず、基本手順のみ:

 ▲7八銀
 ▽3四歩
 ▲8六歩①
 ▽6二銀②
 ▲8七銀
 ▽8四歩
 ▲7六銀
 ▽9四歩
 ▲9六歩
 ▽3二金
 ▲7九角
 ▽4一王
 ▲8八飛③
 ▽5二金④
 ▲8五歩
 ▽同歩
 ▲同銀
 ▽7一銀
 ▲8四銀
 ▽6二飛
 ▲8三銀不成⑤
 ▽8二歩
 ▲9四銀不成⑥
 ▽同香
 ▲9五歩
 ▽同香
 ▲同香
 ▽9三歩
 ▲9二歩⑦
 ▽5一王
 ▲9一歩成
 ▽7二銀打・・・にて以下先手必勝。

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*以下はいろいろ勝ち方がありますが、一例を以下に示します。

1. いきなり『▲8一と』と桂馬を取り『▲9三香成』と進める手。←狙いは再度の『▲9二歩』からのと金作り。
2. 或いは『▲9二と』から銀得~桂得を目指す順。←この場合もそうですが、敵は必ず『▽6一王』と顔面で受け潰そうと試みるのですがそれはあまりにも無謀な試みであり墓穴を掘ることになります。

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 では以下に各指し手の簡単な解説を試みます♪

*①角頭歩突きから向かい飛車を目指します。
  ②ここでこのように『▽6二銀』と応じてくれれば必勝です。それも単なる必勝ではありません。相手の駒を全部取ってしまうことも容易です。
 終局時は必ず丸裸の敵王!←これがこの戦法の魅力です。最近のソフトは強いのでどんな戦法を選んでもなかなかこう簡単にはは行きませんからね。w

 *ちなみに使用ソフトは『金沢将棋3』に限り、先手はこちらが持ち、後手コンピューターはレベル2でやって下さい。

 ▽6二銀と応じてくれない場合はどうなるか。
 そう、応じてくれないときがあるんですよ。賢いやっちゃ!

 この敗戦に懲りた敵は(?)▽4四歩から相振り飛車に出て来ることがあります。
 その場合は必勝法はありません。普通の相振り飛車を楽しんで下さい。w

 ③『▲8八飛』と一目散に敵の飛頭突破を目指す。この展開になると四手目の『▽6二銀』が悪手となるから、敵は『▽7一銀~▽6二飛~▽5一王(!)~▽6一王』と遠大な構想で受けに入る。『▽6二銀』以外にも疑問手が多くて、『▽5二金』や『▽9四歩』等のどれが敗着か私の棋力ではよくわかりません。

 ④・・・今日の写真はこの局面です。クリックすると、少し大きくなります。

 ⑤と⑥の二つの銀不成がこの戦法の眼目である。成ってしまっても優勢は維持出来るだろうが、その差は極く僅かでいつでも逆転され得る。
『▲8三銀不成⑤~▽8二歩~▲9四銀不成⑥』の銀の只捨ての醍醐味を皆さんにも是非一度味わって欲しいものでありまっす♪
 ⑦この手が用意の一手で、以下はと金を量産して敵の駒をみんな取ってしまうのです。w

*でもこのソフト、まだ売っているのだろうか?と心配になって今アンバランスへ行ってみたら、やっぱり《生産中止(てか終了!)》になっていました。ごめんちゃい、ちゃい、ちゃいっ!・・・とほほ。

(後註:『痛快いけいけヤースケ伝』というblogの3/27の日記に同工異曲の一文を掲載しました。図版はこちらより多いですが内容はほぼ同じです♪)

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 *ところで将棋棋譜の保存には何があるのか探しましたが、柿木義一のホームページというところのフリーソフトが便利と思いました。尤も私は最近は『囲碁将棋チャンネル』を見る程度で、若い頃のように棋譜を並べることもしませんし、人間相手に将棋を指すこともしません。従って記録を残す必要もないので、このソフトもダウンロードはしたものの『宝の持ち腐れ』状態です。

 他にも棋譜を取るための略記号の話とか、いろいろ書きたいこともあるけど、今日のところはこの辺で。ぶひひ。

(後註:昨日あれから暫くしてなんばのビックカメラ4FのPCゲーム・コーナーと天王寺駅ビル5Fの某ソフマップへ行きましたが、ビックにはアンバランスのコーナーはありましたが『100万人の囲碁』しか置いてなかったし、ソフマップにはそもそもアンバランスの商品自体が置いてなかった。利幅が小さいから?店側は置きたくないのだろうか?もっとしっかり営業して貰わないといけませんね。商品バリュウはあるのだから・・。)



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