OPECで減産合意となりましたので、「今後は崩れないだろう」ではなく「大きくは崩れないだろう」という程度です。
原油価格の一段の上昇は期待できないです。
一時的に上昇することがあるかもしれないが、減産合意と言えども「原油は余っている」わけですから。
産油国の原油コスト1バレル25ドル~27ドル。 シェールオイルは一時期70ドルもコストがかかったらしいですが
今は35ドル~40ドルがコストと言われています。
本音は増産してたくさん売りたい国が多くありますから、原油上昇となれば増産の流れになるでしょう。
上がり過ぎてもよくないですし。
本当は安いほうが経済にとっては間違いなくいいのですが、
物価が上がらないと経済成長はできない=財政が苦しい という非常に捻じれ歪んだシステムになっています。
これって何処までも物価が上がり続けるという間違った期待感が積み重なったツケですね。
最近は特に「経済の成長に期待しすぎる」傾向が強いですね。