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昨日の朝銘柄
昨日の安いところを買えていれば1850円どころで利食いしましょう。
2次電池用正極材大手の田中化学研究所<4080.Q>が2000円を割り込む水準で低迷している。業績急回復期待の後退が背景だが、実態は黒字復帰に向けて着実に進む。環境対応車の生産再開など顧客業界の復調が追い風となっており、設備投資の拡大といった成長基盤づくりも進めている。田中保社長に将来の展望などを聞いた。(聞き手・矢野 伸)
――足元の状況はどのようなものか。
「パソコン(PC)などに供給する主力の民生品用途向けは一部顧客の在庫調整の影響がまだ残る。ただ環境対応車向けは顧客の新型車人気の盛り上がりに応じ、昨年5月以降、工場のフル稼働状態が続いている。電池メーカー同士の価格競争が激しいため当社製品の販売単価の下落圧力も強まっている。決して予断を許さない面はあるものの、現状まで想定の範囲内だ。今3月期の業績計画(非連結経常利益は4億3000万円)達成に向けて順調に進んでいる」
――来期以降をどう見通しているのか。
「来期、再来期は環境対応車向けを新たな収益の柱とするための準備期と位置付けている。将来の大きな需要を見越して積極的に関連の設備投資を行って今期に12億円を費やしており、来期はさらに積み増したい。需要動向に沿って少しずつ設備を拡充してこなせるほど開発・生産工程が単純な業態ではないので、将来の大きな需要を見越して一気に規模を拡大して準備しておく必要がある。そのため初めは設備稼働率が低く、償却負担もかさむ。結果、来期に利益が縮小する可能性がある。縮小分を民生分野でどこまで埋められるかが焦点になるだろう。民生分野は足元の環境はまだ厳しいがPCのデスクトップ型からノート型への需要シフトは続き、景況感が良くなるにつれてPC需要そのものも再び盛り上がっていくはずだ。民生分野は来期の需要回復にも期待でき、中期的にも十分安定収益源として確保していけると考える」
――業績面のビジョンをどう描くか。
「原料のニッケル、コバルト価格に収益が大きく左右される。商品相場上昇により前々期に業績が大きく伸びたが、販売数量は今期が過去最高になる見通しだ。当社は努力が直接反映される販売数量の実績を重視する。来期以降も数量を伸ばしていくつもりだ」
[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-02-22 08:30)
2次電池用正極材大手の田中化学研究所<4080.Q>が2000円を割り込む水準で低迷している。業績急回復期待の後退が背景だが、実態は黒字復帰に向けて着実に進む。環境対応車の生産再開など顧客業界の復調が追い風となっており、設備投資の拡大といった成長基盤づくりも進めている。田中保社長に将来の展望などを聞いた。(聞き手・矢野 伸)
――足元の状況はどのようなものか。
「パソコン(PC)などに供給する主力の民生品用途向けは一部顧客の在庫調整の影響がまだ残る。ただ環境対応車向けは顧客の新型車人気の盛り上がりに応じ、昨年5月以降、工場のフル稼働状態が続いている。電池メーカー同士の価格競争が激しいため当社製品の販売単価の下落圧力も強まっている。決して予断を許さない面はあるものの、現状まで想定の範囲内だ。今3月期の業績計画(非連結経常利益は4億3000万円)達成に向けて順調に進んでいる」
――来期以降をどう見通しているのか。
「来期、再来期は環境対応車向けを新たな収益の柱とするための準備期と位置付けている。将来の大きな需要を見越して積極的に関連の設備投資を行って今期に12億円を費やしており、来期はさらに積み増したい。需要動向に沿って少しずつ設備を拡充してこなせるほど開発・生産工程が単純な業態ではないので、将来の大きな需要を見越して一気に規模を拡大して準備しておく必要がある。そのため初めは設備稼働率が低く、償却負担もかさむ。結果、来期に利益が縮小する可能性がある。縮小分を民生分野でどこまで埋められるかが焦点になるだろう。民生分野は足元の環境はまだ厳しいがPCのデスクトップ型からノート型への需要シフトは続き、景況感が良くなるにつれてPC需要そのものも再び盛り上がっていくはずだ。民生分野は来期の需要回復にも期待でき、中期的にも十分安定収益源として確保していけると考える」
――業績面のビジョンをどう描くか。
「原料のニッケル、コバルト価格に収益が大きく左右される。商品相場上昇により前々期に業績が大きく伸びたが、販売数量は今期が過去最高になる見通しだ。当社は努力が直接反映される販売数量の実績を重視する。来期以降も数量を伸ばしていくつもりだ」
[ 株式新聞ニュース/KABDAS−EXPRESS ]
提供:モーニングスター社 (2010-02-22 08:30)
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