グッド的相場観

ゆるーくやっていきます。

シリア懸念 目先は後退。

2013-09-11 23:07:35 | 相場動向

オバマ米大統領は10日夜(日本時間11日午前)、シリア情勢について演説し、シリアのアサド政権に化学兵器の放棄を求める国連安全保障理事会の決議採択を目指す方針を示した。米議会に軍事行動承認の決議案の投票延期を求めたことも明らかにした。対シリア攻撃は当面見送られ、国際社会による交渉が本格化する見通しとなった。

 オバマ氏はホワイトハウスで行った演説で、米情報機関の報告に基づき、化学兵器攻撃は「アサド政権に責任がある」と断定した。一方で、シリアの化学兵器を国際管理するというロシアの提案について、武力を行使することなく化学兵器の脅威を除去し得る「潜在的可能性」があると明言し、12日にスイスで予定されている米露外相会談などを通じて外交的解決の道を探る意思を示した。

 ただし、アサド政権がロシアの提案の受け入れを表明したことについては、米国が軍事行動の意思を示してきたことが要因の一つだと主張。国際管理が成功するかを判断するのは「時期尚早だ」とし、軍事行動を視野に入れてアサド政権に圧力をかけ続けることの重要性を指摘した。