横濱kabitanの、あれこれ話

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アニメアトムの、《80’アトラス》と《アストロアトラス》に対する日米の好感度再検証

2005年09月23日 03時20分55秒 | 「アトム」、アトラスあれこれ
 日本に伝わっている情報だけで検証するので、『比較し辛い』。
 一応、それぞれの略歴を述べますと
【80’アトラス】
 リメーク第一期目から。
 アトムの設計図を元に、アマチュアロボット技師によって造られたロボット。最初は、アトムそっくりな姿をしていて生みの親の男爵の元で働き彼の乳母も勤めていたメイドロボットにほのかに思いを寄せていました。しかし、その男爵はマッドサイエントスでアトラスに自分が開発した、効果(ロボットに人間並みの感情をもたせることが出来て、自己意思で悪事も出来る)が余りに危険だった為に使用禁止されていた≪オメガ因子≫を搭載させてギャング(スカンク)に悪事の教育させていたのです。ですが、元々、電子頭脳もアトムをモデルにして造られていましたのでアトラスは漠然と、自分がやっていることや教わっている事はいけない行為だと気付いていました。
 しかし、男爵がアトラスが慕っていたメイドロボットを壊してしまいそれに怒ったアトラスが男爵を谷に落とし、自分と壊された彼女を修理&改造。立派な青年体(身長270cmの!)になると、移動要塞に乗り込みロボット軍団を結成して世界の人間と渡り合う生涯を送る事に。
 人間側に付いているアトムと、≪実の兄弟≫とは知らず戦い続けていましたが地球に攻めて来たエイリアンと遭遇した時に、やっとアトムとの関係を知り自らエイリアンを葬る去るために今まで付いてきてくれた、乳母のメイドロボットと共に敵の懐に要塞ごと突っ込んで行きました・・・
【アストロアトラス】
 とある豪富が事故で死んだ息子を蘇らして欲しい、と頼まれて天馬博士が造った≪ロボコップ系≫ロボット。
 最初は、父親を恨んで死んだ息子の記憶のせいで暴走して町やら人を襲って居ましたが途中で父親とは和解。二度、大きい事故に見舞われて消息を絶ってしまいその度、父親が彼を探し回りました(アトラスの細かいデータを総て把握しているそうです)。
 最後は、青騎士側にプルートゥと共に付き人間と争っていましたがアトムの必死の停戦の願いに心動かされて、結局、プルートゥと共に人間軍に投降。

 《アストロアトラス》は、そのシリーズと共に米国では不評で日本では視聴した人、殆どがファンに付いたぐらいに人気がありました(『ASTROBOY』は、彼で立って居るぐらいの勢いでした)。
 しかし、《80’アトラス》は全く正反対で日本では大外れ(テレ東の『なんでも鑑定団』で、その時のアニメータースタッフ用の《登場人物書き分け資料》が鑑定に出された時に、鑑定士の人が「80’版は、《外れモノ》と扱われていて値打ちも相当低く見られている」と言っているぐらい、マイナーだったようです)で、なぜが米国で大人気になった様子。
 
 全く、「米国の日本アニメファンの中では、《80’アトラス》は大人気」という話は日米共に聞こえてきません。何かの拍子で、米国のアニメ雑誌や(ネット上の)ファンHPで彼の人気ぶりが伺う位です。
 私の見解ですが、
1、【『スターウォーズ』のダースベーター的ダンディズムなキャラ性と、展開が派手さと単純明快な(?!)エピソードだから】
2、【アトラスの乳母で恋人でもある、元メイドロボットのリビアンに、皆が「萌えぇーー」】
3、【アトラスエピソード全体が、ハリウッドorアメリカカートゥーンよりは見応えがある】
と観て居ますが、あくまでも私の見解ですので全く言いきれませんが考えるだけ考えてもこれ位しか理由らしきものが浮かばないです。
 それに、散々、米国人のプロデューサーで全部米国式に造られた『ASTROBOY』の米国での外しすら、原因不明ですから《80’アトラス》の大人気の訳すら見当付きません。

 今後、何が解ったらまだ書きますので皆さんからの情報も、待って居ます

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