行ってきました。

2011年09月25日 09時30分15秒 | 何も考えない
 川崎市高津区溝口で大工をしている今井紀好です。
 寸又峡温泉に泊まってきました。
 ワイフと二人の銀婚式旅行です。
 片道300km、東名高速を焼津で降りて、大井川沿いに北上です。
 SLが走っている大井川鉄道にも並行しています。

     

     

 寸又峡は、秘境というにはほど遠く、
 紅葉のシーズン用の広ーい駐車場がたくさんありました。
 翌日、もっと北上して、
 井川湖から、雨畑湖に抜けて山梨に行きたかったのですが、
 土砂崩れで林道が通れませんでした。

     

     
 
 それにしても、山と、川しかない、良いところです。
 今度は、山梨側から、雨畑湖を攻めてみようと思います。


 
 

久しぶりにやってしまいました。

2011年09月16日 23時15分37秒 | 明日のすまいを考える
 川崎市高津区溝口で、大工をしている今井紀好です。
 先日、日曜日に、お客様のご好意で、現場見学会をやらせていただきました。
 あいにく、その日は、私が所属している建設の組合の日帰り旅行の日でした。
 もちろん私も参加するつもりでしたが、見学会をやらせていただくことになり、
 しかも構造・断熱の見学会でしたので、1週ずらすと、
 タイミングが合わず、日帰り旅行は、土壇場で、キャンセルしました。
 どうせやるなら、いかに断熱が良いかを見てもらうために、エアコンを付けました。
 10年ほど前、外断熱をやっていた際にも、2回、体感見学会と称して行いました。
 6畳用のエアコンを、1台付けて、朝6時にスイッチを入れて、10時頃には、家全体が、程よく涼しくなっていました。
     
 上の写真が、その様子です。
 本日朝から、やはりエアコンを回して作業を行いました。
 外で、かたずけをしていたお施主さんが、涼みに入ってきました。
 しかし、早くエアコンを使わないでもいいような気候になってほしいものです。
 もう少しの辛抱です。

丁張り

2011年09月15日 23時12分37秒 | 明日のすまいを考える
 川崎市高津区溝口で今井工務店の代表をしている今井紀好です。
 町田市で、アパートの建設工事をやらせていただきます。
 正確には、アパートとは言わず、長屋です。
 2戸の住戸を連続して建て、1棟とします。
 昔は、平屋の長屋が結構ありました。
 今回は、2階建てですので、重層長屋といいます。
 先日丁張りを行いました。
 遣り方と言った方が、現在では通用しやすいかもしれません。
 意味は同じです。
 基礎工事を行う前に、建物の位置・高さを出します。
 位置は、平面なので、簡単に出せますが、高さを出すのが難しいです。
 難しいといっても、技術的に難しいわけでわなく、
 その高さで、玄関へのアプローチ・玄関の中から、廊下等に上がる高さがすべて決まります。
 
     
 上の写真は、地盤調査を行っている際のものです。
 まだ丁張りは、出していません。
 地縄といって、地面に建物の形だけは出しておきます。

     
 この写真には、丁張りが写っています。
 とても大事なものなので、昔は杭の先端をとがらせておいたそうです
 黒い鉄のパイプは、地盤を補強するための杭です。

     
 この重機で、土とセメントを混ぜて、岩盤まで到達させます。

     
 直径40cmのソイルセメントコラム(コンクリートの柱)ができます。
 その中に、先ほどの黒い鉄パイプを差し込みます。
 セメントが固まる前に差し込むので、すーっと入っていきます。
 現在では、地盤の補強をしない建物は、ほとんどありません。
 たまに地下室を造ったりすると、地下室の基礎が、固い地盤まで到達しているので、地盤の補強が必要無くなります。
 一昔前では、考えられませんでした。
 たまに思います。
 こんなふうにして、地球に杭を打ち込んで、地球を壊していいのだろうかと。

 先日セルロースファイバーの断熱材で、疑問に思っている事が有ると書きましたが、それは、新聞のインクです。
 現在では、新聞のインクは、大豆で作られていると聞き、安心しました。
 まだまだ知らない事がたくさんあります。
 

断熱材を考える

2011年09月11日 18時32分56秒 | 明日のすまいを考える
 川崎市高津区溝口で大工をしている今井紀好です。

 先日、セルロースファイバーの断熱材の施工をしました。
 いや、しましたではなく、専門技術者に、責任施工をして頂きました。

     
 上の写真は、屋根の裏側で、セルロース断熱材を吹き込む前です。

     
 そして、これが、吹き込んだ後です。
 内側に張ってある紙は、思いっきり引っ張っても破れませんが、
とにかく、パンパンに吹き込んであります。

 屋根の断熱施工が終わったら、設備の工事を終えた後に、
今度は、壁の断熱施工を行います。
 下の写真が、壁のブローイングを行っている状況です。
     

     

     
 一人が、吹き込みをして、一人が、材料を機械に詰めています。
 実は、もう一人います。
 紙を張る人がいます。
 3人の連係プレーで、見事に1日で、壁の施工を終えていきます。

 この断熱材にも欠点があると思っていましたが、
 今日、現場見学会を行った際に、お客さんから教えていただきました。
 私が欠点だと思っていた事が、解決しました。
 今井さん、そんなの全然平気よと。
 いやー、またしても勉強不足を痛感しました。
 内容は、次回お知らせします。