一昨日、帰宅するとたまたまテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送が流れていた。
観客にサラリーマン100人を集め、ゲストと村上龍氏のトーク番組である。
3月12日のゲストは、堀場製作所最高顧問堀場雅夫氏であった。素顔の堀場氏は、白髪の長髪を頭の後ろで束ね、番組制作者の評によると、「80歳を過ぎているのに、まるでいたずら好きの子供のような闊達さを維持していた」とのことであるが、私自身もそのように感じた。
「おもしろおかしく」というのが堀場氏の企業経営ポリシーとのことである。
村上氏評(堀場氏の考え方そのものかもしれない・・・?)によると、「おもしろおかしく」には下の句があって、「いやならやめろ」ということのようである。
この「おもしろおかしく」を分析すると、一つは、「おもしろおかしく働ける仕事をするという『選択』」で、二つ目は、「今の自分の仕事をおもしろおかしいものにするという『態度』」とのことである。
その真意は、「仕事において、緊張と集中を要しながらも、まるで子供がゲーム矢遊びに熱中するときのように、胸をわくわくさせながら取り組み、終えたあとで気持ちのいいシャワーを浴びたあとの爽快な充実感を持つ」ということであるとのこと。
いわれてみればごもっともである。
例えば、私たちが、土曜、日曜の休日に、自分の好きなスポーツに熱中し、快い肉体的な疲労感を覚え、風呂に浸かるとき、爽快感を味わうことがあると思う。
それと同様で、休日の趣味に熱中するのと同じ感覚で、仕事に取り組める環境があるとすれば、仕事をする楽しみは倍増し、効率的に仕事が進むことになると考える。
裏返して考えると、堀場製作所は社員に対し、そのような職場環境を提供することにより、高い業績を維持していることを示している。
しかしながら、有象無象にある日本の事業会社の中で、このような職場環境を提供できている企業がどれほどある去ろうか?
ほとんどないというのが実情ではないか?
堀場製作所においても、同じ現象は職場内にあると考えられ、その他の事業会社との関係で、「一歩先を進んでいる」という状況ではないかと感じる。
ただし、少なくとも、堀場雅夫最高顧問以下経営陣も含め、「おもしろおかしく」という経営ポリシーを完全なものとすべく邁進している状況と、経営陣がそのようなことを微塵も考えていない事業会社とは「月とスッポン」位の大きな落差があることになるであろう。
たまたま縁あって、セカンドステップで所属している現在の職場の中で、そのような「自由闊達な企業風土」を根付かせることができればとも感じている。
観客にサラリーマン100人を集め、ゲストと村上龍氏のトーク番組である。
3月12日のゲストは、堀場製作所最高顧問堀場雅夫氏であった。素顔の堀場氏は、白髪の長髪を頭の後ろで束ね、番組制作者の評によると、「80歳を過ぎているのに、まるでいたずら好きの子供のような闊達さを維持していた」とのことであるが、私自身もそのように感じた。
「おもしろおかしく」というのが堀場氏の企業経営ポリシーとのことである。
村上氏評(堀場氏の考え方そのものかもしれない・・・?)によると、「おもしろおかしく」には下の句があって、「いやならやめろ」ということのようである。
この「おもしろおかしく」を分析すると、一つは、「おもしろおかしく働ける仕事をするという『選択』」で、二つ目は、「今の自分の仕事をおもしろおかしいものにするという『態度』」とのことである。
その真意は、「仕事において、緊張と集中を要しながらも、まるで子供がゲーム矢遊びに熱中するときのように、胸をわくわくさせながら取り組み、終えたあとで気持ちのいいシャワーを浴びたあとの爽快な充実感を持つ」ということであるとのこと。
いわれてみればごもっともである。
例えば、私たちが、土曜、日曜の休日に、自分の好きなスポーツに熱中し、快い肉体的な疲労感を覚え、風呂に浸かるとき、爽快感を味わうことがあると思う。
それと同様で、休日の趣味に熱中するのと同じ感覚で、仕事に取り組める環境があるとすれば、仕事をする楽しみは倍増し、効率的に仕事が進むことになると考える。
裏返して考えると、堀場製作所は社員に対し、そのような職場環境を提供することにより、高い業績を維持していることを示している。
しかしながら、有象無象にある日本の事業会社の中で、このような職場環境を提供できている企業がどれほどある去ろうか?
ほとんどないというのが実情ではないか?
堀場製作所においても、同じ現象は職場内にあると考えられ、その他の事業会社との関係で、「一歩先を進んでいる」という状況ではないかと感じる。
ただし、少なくとも、堀場雅夫最高顧問以下経営陣も含め、「おもしろおかしく」という経営ポリシーを完全なものとすべく邁進している状況と、経営陣がそのようなことを微塵も考えていない事業会社とは「月とスッポン」位の大きな落差があることになるであろう。
たまたま縁あって、セカンドステップで所属している現在の職場の中で、そのような「自由闊達な企業風土」を根付かせることができればとも感じている。