日航再建の為CEOに京セラ創設者である稲盛和夫氏が就任のニュースは昨日報道されました。ホームページの表紙を飾っている稲盛氏の肖像画ですが、最近では若い方によくご存じない人が多くなったのは残念ですが、今回の就任を機にマスコミに度々登場することと思いますので、この機会に若い人達も含め多くの人たちに認識していただけると思います。ベンチャーから一代で世界的企業”京セラ”を育て上げた凄い方ですね。昔の社名は”京都セラミック”といってました。
肖像画のご依頼の電話が入ったのは確か２００６年７月の末。盛和塾の事務局長の方からだったと思います。突然のことでびっくりしたものです。その後顧問の方が京都からアトリエに訪ねて来られ、正式なご依頼となりました。世界的に著名な稲盛氏の肖像画を手掛けることになり、とても気持が高ぶったことを覚えています。出来あがった肖像画はイベントでの贈呈式の後、おそらくご自宅に飾られているものと思います。（そのように顧問の方が話しておりました。）肖像画を職業にする者にとってはとても名誉な仕事だったと感謝しております。その後も著名な方の肖像画を手掛けましたが、一番印象深い仕事となりました。
余談ですが当時ご依頼が入った時期は４月からの地方自治体の敬老の日贈呈用の肖像画制作の請負業務をしており４００点近い肖像画の制作に追われている最中でした。４年ほど前でしたからまだ少しは若かったせいか、突発の仕事も頑張れたようですね。
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