渋谷で著者と打ち合わせたあと、TOHOシネマで『永遠の0』を観た。ギリギリに入ったので席の余りがほとんどなく前から2列目のど真ん中を選んだ。ほとんど見上げる感じ。この映画館、ひさしぶりに行った。前の席との間隔が広くて、足を組んで観るのも快適だった。前からそうだったっけ? 改装したのかな?
右隣りは2人組の女子高生で、後半は涙が止まらないようだった。左隣はぼくと同じようにひとりで来ていたオッさんだが、彼もタオルで涙を拭うほど号泣。小説も漫画も読んでいるからかもしれないが、感動したものの涙は出なかった。小説を読んだときは号泣したが。
宮崎駿や井筒和幸などに「戦争美化」と批判されている本作品だが、どのように考えれば、そういった発想になるのだろう。どう素直に考えても「戦争批判」の物語だ。映画ではそこまで掘り下げることは出来ていないが、小説では「エリート官僚批判」の書だ。「戦争美化」と観えてしまう奴らの神経がわからない。『ハチ公物語』を任侠映画と評しているのと同じぐらいの内容把握力がイカレている。
主演の岡田准一はかなりよかった。他の俳優人も迫力があった。CGはとても素晴らしかった。感動した後、在日朝鮮人の声を聴かなくてはならなかったのが、本作の唯一の欠点である。
右隣りは2人組の女子高生で、後半は涙が止まらないようだった。左隣はぼくと同じようにひとりで来ていたオッさんだが、彼もタオルで涙を拭うほど号泣。小説も漫画も読んでいるからかもしれないが、感動したものの涙は出なかった。小説を読んだときは号泣したが。
宮崎駿や井筒和幸などに「戦争美化」と批判されている本作品だが、どのように考えれば、そういった発想になるのだろう。どう素直に考えても「戦争批判」の物語だ。映画ではそこまで掘り下げることは出来ていないが、小説では「エリート官僚批判」の書だ。「戦争美化」と観えてしまう奴らの神経がわからない。『ハチ公物語』を任侠映画と評しているのと同じぐらいの内容把握力がイカレている。
主演の岡田准一はかなりよかった。他の俳優人も迫力があった。CGはとても素晴らしかった。感動した後、在日朝鮮人の声を聴かなくてはならなかったのが、本作の唯一の欠点である。