ゴルゴ13総合研究所『俺の背後に立つな!』

ゴルゴ13の全ストーリーを解説

ゴルゴ13第144巻-1神の耳・エシュロン

2009-09-07 23:01:39 | 第141巻~第145巻

ゴルゴ13 144 (SPコミックス)
■神の耳・エシュロン(第476話) 発表2002年3月

評価   ★★★★

依頼人 銀行家 吉田栄三郎

ターゲット エシュロン総責任者 タッカー総統/日本国内エシュロン基地の破壊

報酬 不明

今回弾丸発射数       10/ 通算弾丸発射数 2,783

今回殺害人数        3/ 通算殺害人数   5,116

今回まぐわい回数     0/  通算まぐわい回数   113

<ストーリー>
世界中の通信を傍受する”エシュロン”。日本国内にもエシュロン基地が置かれ、我々の通信が盗聴されている・・・

<この一言>
デイブ・マッカートニーからの紹介だ・・・

<もう一言>
デイブの紹介は嘘だったのか?

<さらに一言>
依頼者の素性を探るのは・・・俺の基本ルールだ・・・

<解説>
アメリカ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランンド、カナダを中心に運営されているという世界的情報監視網『エシュロン』。日本人バンカー『吉田栄三郎』は、エシュロンを通じてビジネス電話、FAXの盗聴が行われ、日本企業が欧米企業にカモにされていることに気付く。アメリカは同盟国である日本にもエシュロン基地を配置し、日本国内の通信も傍受しているという。吉田はゴルゴに接触し、エシュロンの総責任者『タッカー』の殺害と日本国内エシュロン基地の破壊を依頼する。

ゴルゴは武器職人『デイブ・マッカートニー』の紹介を受け、隅田川沿いの零細企業を訪ねる。違法無線を取り扱う業社に対し、電波・電磁波の発生しない小型盗聴器の作成を依頼する。ごく短い作業時間を与えられないことに不満をもらす零細企業のオヤジに対し、ゴルゴはデイブを引き合いにして商談を成立させる。

沖縄の嘉手納基地、楚辺通信所、東京の横田基地に打撃を与えたゴルゴは、エシュロンを探る女性活動家『近沢詩織』を利用して、東京都知事とアメリカ大使を会談させ、アメリカが日本の通信を傍受していることをマスコミにリークする。青森の三沢基地にしかけた盗聴器を元に日本の通信衛星を傍受しているレーダーをつきとめたゴルゴは、マスコミが中止する中レーダードームを破壊、アメリカが日本の通信を傍受していることを白日の下に晒す。

世界中の通信を傍受しているというエシュロンに警鐘を鳴らす作品。キャストが豪華で、ブッシュJr.大統領、パウエル国務長官、石原慎太郎東京都知事が登場。ゴルゴのセリフに登場するだけだが、デイブ・マッカートニーが大きな存在感を示しているのがマニアには嬉しいところ。中央区 隅田川沿いの違法無線業者の存在が気になる・・・

ズキューン

ゴルゴ13(144) 巻掲載
ゴルゴ13(153) 巻(最新刊)
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デル株式会社

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