今年は新型コロナの影響もあり、ゴルフも日本だけでなく世界で大きな影響を受けている。国内ツアーはほぼ無観客での開催となり、中止を決断する大会も多かった。アメリカツアーもマスターズが開催時期が変わったり、先週はこの時期に全米女子オープンが開催されたりと変則的。日本からもトッププロが多数出場をしたが、ようやくここで渋野が復活。最終日までトップを守ったのは立派だったし、日本のゴルフファンを大いに楽しませてくれた。最終日の気候の寒さなどが影響した可能性もあるかと思うが、それでも後半まで優勝争いに絡めたのはすごかったと思う。大舞台に強いことを証明してくれたし、渋野自身も海外ツアーで戦える自信がついたのではないだろうか。今年はスイング改造もあったのか前半は調子が良くなかったが、11月の大王製紙エリエールレディースから調子を戻してきたのではないだろうか。オフの期間はじっくり休んでもらい、来シーズン以降、国内だけでなく海外メジャートーナメントでも今回のような活躍を期待したい。