フッチボル・アレグレ とか。

人生楽しく。サッカーも楽しく。

『自分にはサッカーしかない』 by平山相太

2005-09-16 | 観るフッチボル
平山(敬称略)が筑波大学進学を発表したとき、ものすごくがっかりしたのを覚えている。もちろん彼が進学を決めたのには様々な事情があったのだろうし、彼なりの考えもあったのだろう。また、大学に行けば人生において選択肢も広がるだろうし、そもそも他人の人生に口を挟むべきではないことはわかっているが・・・
一人のサッカーファンとして彼にはレベルの高いところでやってほしいと思ったものである。

先日、[sports Yeah!](角川書店/サンケイスポーツ)に掲載された平山のインタビューを読んだ。そして平山というプレーヤーに対する私の印象はがらりとかわった。
インタビューではヘラクレスでのデビュー戦、移籍の理由、そして日本代表への夢が語られ、そのなかで彼は、柔和な外見からは想像出来ないほどの「サッカーで一流になるんだ」という強固な意志を滲ませていた。(内容については雑誌を読んでみてください)

彼はどんなプレーヤーになるのだろう?
フェネホール・オフ・ヘッセリンクのような高さを追求したプレーヤーになるのだろうか。高いDFだらけのオランダリーグでその高さを際立たせることができるのなら、それは世界にも通ずるだろう。
ヨン・カリューのようにサイドに流れて起点となるプレーを身につけるのだろうか。そればかりでは困るが、それも一つの武器になるだろう。

平山相太(20歳)は決して若くはない。
ロビーニョ(21)、C・ロナウド(20)、セスク(18)。彼らはすでにビッグクラブの中核を担っている。

平山相太(191cm)は決してずば抜けて高いわけではない。
アドリアーノ(189)、クラニー(190)、イブラヒモビッチ(192)。彼らは高さに加えて、抜群のスピード、華麗なテクニック、圧倒的なパワーを持ち合わせている。

平山がこれから順調に育ち続けても、彼らには及ばないかもしれない。彼らは世界でも有数の才能の持ち主なのだから。しかし、日本人として彼に期待してしまう。平山が着実に成長し、彼らを飛び越えファンバステンの域に達するのを。彼の強い信念がそれを可能にし、日本初の本格的大型ストライカーとしてWCで暴れまわる、そんなことを夢みてしまう。

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