NEET NEETER NEETEST

どうでもいい奴が書いてる
なんだかよくわからないブログ

望郷

2008年08月27日 19時12分05秒 | Weblog
香田証生、という名を知ってるだろうか。
あるいは覚えているだろうか。
今から4年前、2004年10月にイラクでヨルダン人武装勢力に拉致され、殺害された日本人だ。
当時イラク戦争終結間もなく、そんな状況のイラクに入った香田氏に同情的な論調はなかった、とは言えないがあまり見られなかった。むしろテロに屈しなかった政府の態度を評価し、丁度「自己責任」って言葉も流行ってた事もあって急速に風化した話題だった。

つい先日、彼の享年を超えて、急に思い出している。
当時、怖いもの見たさで彼の殺害映像を海外サイトで見てしまったのを後悔した。
人が殺される瞬間を見るなんて後にも先にもあれで最後でいい。
彼がどういう心境で危険極まりないイラクに入ったのか今となっては知りようがないが、最後に「日本に帰りたいです」と言ったのを覚えている。
俺は日本を出たことがなく、どころか家の周りすらロクに知らないが、彼にとって祖国が最後に懐かしむ場所だった、というのがなんだか凄く胸を打つ。
日本の良さを知りたい、祖国に愛着を持ちたい、という理由で海外旅行に行きたいとも思う。
そんな物見遊山で遊びまわる日本人(という風に映る)ってのは充分に現地の人間の憎悪の対象になるのかなぁ。
俺はそんなに金を持ってないけど。


アフガンでの事件を契機にこんな話題をしたのではないです。

北京奥運会

2008年08月27日 18時54分05秒 | Weblog
凶熱のオリンピックも終わって。と言うほどの盛り上がりは感じなかったが。
俺はスポーツを全くしないが観戦するのは好きなのでこういう祭典は結構燃える。
なかでも団体競技が好きかな。サッカー、野球、体操、陸上と水泳のリレーとか。
団結うっうーって感じがして目頭が熱くなる。

素晴らしい演技、成績を残した選手には惜しみない賛辞が贈られる。それは世界共通で、金メダルを取った選手にもの凄い豪華な待遇を与える国もある。
逆に、期待されながら満足のいく結果を残せなかった選手は思う存分叩かれる。練習、準備にかけたコスト、自分を支える人達の努力、それら全てを背に乗せて、でも走れなかった。泳げなかった。投げられなかった。
国の代表という重圧は想像を絶するよ。

人間との関係ってgive and takeだと改めて思う。スペル合ってるか?
自分に何かをしてくれる相手には自分も何かしたいと思う。
自分に何もしてくれない、邪魔ばっかする奴には死んでも助けたいと思わない。
誰かに優しくされたい、愛されたいなら、自分も相手に何をしてあげられるか考えなくちゃならない。
当たり前だけど、忘れがち。


そんなこんなで次のロンドンに思いを馳せる次第。
次は俺30間近だよ…(´・ω・`)

Healing Time

2008年08月06日 04時03分27秒 | Weblog
っていう東京MXテレビで、極深夜に放送する番組が何もなくなった時にやってる合間番組?があるんだが(丁度今放送してる)
音楽に合わせて流れる映像に良く晴海埠頭とかレインボーブリッジとか東京湾の風景が出てくる。
まさに俺がガキの頃、昔住んでた家のベランダからボーっと見てた景色で、なんとも言えん気持ちになる。
もう叶いそうにない夢想だが、あの景色が一望出来るロケーションを丸ごと買い取れたらな、と思う。
六本木ヒルズのセレブなレストランの窓から見たって、感動はたぶんない。

もう二度と手に入らない、失われてしまったと思っていたのに何かの拍子に出会う。
ただそれだけなんだけど、スゲー満たされる。