小石川植物園「春の花」を撮ってみました。7
「ニワトコ(接骨木、庭常)」はスイカズラ科ニワトコ属の本州、四国、九州に分布する落葉大形低木。葉と枝は利尿、打撲・捻挫などの消炎鎮痛、神経痛やリウマチ等の生薬となるらしい。小さな花ですがとても個性的で素敵な花ですね。
「ニワザクラ(庭桜)」はバラ科サクラ属の中国原産の落葉低木で庭梅の変種のようです。ピンクの花や一重の花があるようです。
「ハチジョウキブシ(八丈木五倍子)」はキブシ科キブシ属の関東以西・小笠原・八丈島に自生する落葉低木で、「キブシ(木五倍子)」より花房が大きいのが特徴のようです。実を五倍子(ごばいし;フシ)の代用として黒色の染料にすることからの命名の様です。
「ハリエニシダ(針金雀枝)」はマメ科エニシダ属の地中海沿岸原産の常緑低木。エニシダは街でもよく見かけますが、ハリエニシダは初めてでした。
この花は「アケボノアセビ(曙馬酔木)」で「アセビ(馬酔木)」の栽培種で写真の様に薄ピンクの花をつけます。もう少し濃い色の「ベニバナアセビ(紅花馬酔木)」と言う種類もあるようです。
「トウグミ(唐茱萸)」はグミ科グミ属の北海道、本州、四国に分布する落葉低木で、「ナツグミ」の変種だと言われています。
「ムレスズメ(群雀)」はマメ科ムレスズメ属の中国南部原産の落葉低木で江戸時代に渡来した 植物だそうです。「イヌムレスズメ (犬群雀)」より花は大きいようです。
この薄ピンク花は「コブシ(辛夷)」の変種でしょうか?はじめは「シデコブシ(四手辛夷)」の変化した「ベニコブシ(紅辛夷)」だと思っていたんですが、花の形状からそうではないみたいです。
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