太った婦人とカドガン卿との雑談

ハリーポッターをこよなく愛する「いい大人なはず」の人間が雑談してます。カドガン卿ですから、多少のことには目をつぶって。

姐式! 5巻28章(復刻版)

2004-08-10 01:36:36 | 姐式!
注:姐式は一時期削除をしておりましたが、5巻の分を復刻させることにしました。 詳しくは、2006年5月18日付けのブログを参照ください。そこに、姐式!を読む時の心構え(笑)も書いてございます。

初めていらした方はまず、こちらへ自己紹介etc.
ともかく、姐さん式(姐式)、5巻28章へようこそ。 この章で分かる「事実」を箇条書きしてます。
キャラのセリフやハリーが思った事は、鵜呑みにして一緒になって納得してちゃだめよ~!
姐式的コメントはカッコに入っています。(重要コメントは赤文字で時々。)

★翌日。
Educational Decree No. 28 =魔法省の命により、Umbridgeが、ダンブルドアに代わって校長。署名はFudge。(ホグワーツ内で今まで張り出されたDecreeとは違い、ファッジの署名です。)
★生徒達全員 =全員が知っているが詳細は知らない。ダンブルドアが1人で、2人のAurorとミニスターとHigh Inquisitorとジュニア・アシスタントを出し抜いたという事のみが知れ渡っている。
★生徒達全員 =生徒の目撃者はハリーとMariettaだけだという事が知れ渡っている。Mariettaが医務室にいるので、ハリーが質問攻撃にあう。
★Ernie Macmillan =「Fat Flairに聞いた話。城や外を探した後、Umbridgeが昨夜、校長のオフィスに入ろうとしたが、ガーゴイルを通り抜けられなかった。彼女に対して魔法で封印されている。」(校長室をHead`s Officeと呼んでいます。今までずっとDumbledore`s Officeでしたが、そういう呼び方があるんですな。Hog`s Headって、ホグワーツのヘッドって読めませんか? Aberforthヒント?)
★ドラコ登場。クラッブ&ゴイル随行。
★グリフィンとハッフルから減点しようとする。「PrefectはPrefect仲間から減点できない。」 by Ernie Macmillan。(そうだったんですか。昔、パーシーが自分の寮生から減点をするのを読んだので不思議に思ってたんですが。)
★ドラコ =「Prefectが互いに減点しあうことが出来ないのは知っている。だが、Inquisitorial Squadのメンバーは出来る。」
★Inquisitorial Squad =小さな銀色の"I"のバッジをつけている。Umbridge自らが選んだ魔法省を支持している生徒のグループ。
★減点 =ハー子が無作法な態度をとったことで5点、Ernie Macmillanが反対意見を言ったことで5点、ポッターが嫌いだから5点、ウィーズリーのシャツが出ているから5点、ハー子がMudbloodだから10点の減点。(合計すると、グリフィンだけで25点減点)
★巨大な砂時計 =上へ砂石が動く。下に溜まっていた量が減る。スリザリンのだけは以前と量が変わっていない。(下に溜まるほうが良いんですな)
★双子 =「Montagueも、俺達に対してもやろうとした。2階のVanishing Cabinetに、頭から放り込んでやった。」
(ここに、隠された6巻ヒントがありました。とても分かりにくいヒントですよね。Vanishing Cabinet。 6巻のキーアイテムがこんなところで出現していたとは・・・ 他のVanish系ヒントと併せても読者の何割が気付いたでしょうか?)
★Montague =スリザリンのクイディッチ・チーム・キャプテン。
★Vanishing Cabinet =消える。次にどこに現れるか、いつ現れるか分からない。(←単に、壊れているから次どこに現れるかいつ現れるか分からないだけです。6巻バレ。)
★双子 =「学校にとどまる理由はもうない。ダンブルドアがいないのだから、新しい校長にふさわしい騒ぎを起すつもり。」
★フィルチ =大広間へ行く途中でハリーを呼びとめる。Umbridgeのオフィスへ。上機嫌。
★フィルチ =「Educational Decree No.29が出ると、生徒を鞭打ったり、足首を縛って自室に吊るしたり出来る。Peeves追放の命令書も。」
★Umbridgeのオフィス =1つ違った事。大きな木のブロックが机の上に飾ってある。金色の文字で"HEADMISTRESS"。
★ファイアーボルトと双子の箒 =机の後ろ。頑丈な鉄の釘に、鎖と南京錠で留めてある。
★フィルチ =リューマチが耐えられるところまで、深くお辞儀。(リューマチでしたっけか。)
★Umbridge =飲み物を薦める。紅茶にミルクを注ぐ。飲むように命令。しつこく強要。(12章、19章参照。マクゴナガルがオフィスでクッキーを薦めるのも何か意味が?)
★ハリー =壁にある絵皿の猫の目が、大きくて真っ青。敵に与えられた飲み物を飲んだなんて言ったら、マッドアイは何て言うだろうか。
★Umbridgeの質問 =「ダンブルドアは何所にいるか教えろ。シリウスの居場所を教えろ。」
★飲むフリをして絶対に飲まない。
「グリフィン談話室で10月に彼を捕まえるところだったのは自分だ。」 (17章参照。暖炉から出た手はやはりUmbridge。)
「Floo Network Regulatorはホグワーツ中の暖炉を見張っている。もちろん私の暖炉以外だけれど。」 (Umbridgeの暖炉は見張られていない。)
「Inquisitorial Squadが、フクロウ便の手紙を全部開封して読んでいる。出て行くものも入ってくるものも。」
「フィルチが秘密の通路は全部見張っている。」
★爆発音。
★ハリー =隙をみて、紅茶をドライフラワーの花瓶に捨てる。
★ランチに戻るようにハリーに命令し、Umbridgeとフィルチは現場へ。ひとつ下の階へ。(DADAのオフィスはあまり上の階ではないイメージが映画ではありますが、上の階なんですな)
★修羅場 =魔法の花火がつまったデカイ入れ物が爆発でもしたかのよう。
★花火 =ドラゴン、ロケット、回転花火(Catherine wheels)、コウモリ、爆竹などなど。
★Umbridge =「Stupefy!」この呪文を受けると花火は大爆発。額縁の絵に巨大な穴が開く。
★ハリー =タペストリーに隠された秘密のドアへ。双子もそこに隠れている。
★ジョージ =「Vanishing Charmも試すといい。10倍に数が増える。」(またVanish系のヒント。)
★午後。
★先生達 =教室に花火が暴れまわるたびに、Umbridgeを呼ぶ。
★Flitwick =「自分でも出来たのですが、権限(authority)があるのかどうか分からなかったので。」(このauthorityという概念は5巻のキーですね。Prefectの話もそうです。9章参照。マッドアイのセリフ。)
★"Weaslely`s Wildfire Whiz-bangs" =予約注文受付。"Basic Blaze Box"が5ガリオン、"Deflagration Deluxe"が20ガリオン。
★夜。寮の窓から花火が見える。
★以下、ハリーの夢。
Department of Mysteries へ続く廊下。プレーンな黒いドア。ドアが開く。
1つ目の部屋 =丸い部屋。ドアで埋め尽くされている。どのドアもそっくり。部屋を横切ってドアへ。ドアが開く。
2つ目の部屋 =長い長方形の部屋。奇妙な機械が沢山。カチカチ音をたてている。壁にはゆらゆらと光がきらめいている。先へ進む。遠くの奥にドア。ドアが開く。
3つ目の部屋 =薄暗い。まるで教会のように、高い天井と広さがある。ぎっしりと棚が並んでいる。どの棚にも、埃だらけの小さなガラス球体が並んでいる。この部屋に、求めているものがある。

★翌日のOcclumencyの練習をしていない。
★翌日の夕食後、チョウ =エントランス・ホールの角でハリーを呼ぶ。ちょうど、寮の点数を表す巨大砂時計の所。(映画では大広間(グレート・ホール)にありますが、本ではエントランス・ホール。場所が違う。)
★チョウ =「Mariettaが言うとは夢にも思わなかった。マダム・ポンフリーはまだあのニキビを取り去ることが出来ていない。」
★口喧嘩 =「彼女は本当はラブリーな子。」 「君を含めた全員を売り渡す奴がラブリーか。」「Hermione Grangerの酷いワナ。リストに魔法をかけたなら言うべき。」(怒りまくり。)
★Occlumencyの授業。
★ドラコ =急に入ってくる。「ポッターは魔法薬学の補習。」 by スネイプ。(ドラコには初耳だった様子。)
★ドラコ =「Montagueが5階のトイレの中で、ぎゅうぎゅう詰めになって発見された。Umbridgeが援助を求めている。」
(Vanishing Cabinetから変な出口に出ましたね。ドラコはこの後、MontagueがDisapparateして抜け出した事や、出口が見えた事などを聞き出して、6巻でVanishing Cabinetを使ったわけですね。)
★Occlumencyの授業は次の晩に延期。
★スネイプの机 =ペンシーヴが光を放っている。
★ハリーが思ったこと =スネイプのthoughtsが入っている。万が一、ハリーがスネイプの防御を破ってしまった時に、一番見られたくないもの。
★Department of Mysteriesの夢の2つ目の部屋で見たように、銀色の光がきらきらと壁に映っている。(2つ目の部屋には何があるのでしょう。)
★ハリーは悩むが、杖を取り出して、杖先で水面を軽くさわる。透明に変化。大広間が見える。
★ハリー =頭をペンシーヴへ突っ込む。
★寒く暗い空間を、激しくスピンしながら落ちていく。
★ペンシーヴの中。
★大広間 =4つの寮のテーブルは取り除かれ、100以上の小さめのテーブル。試験中。
★スネイプ =貧弱で青白い。かぎ鼻が羊皮紙にくっつきそうになりながら書いている。他の生徒より1フィートは長く書いている。字は小さく読みづらい。
★試験 =DADAのOWL。
★Flitwick =「残り時間5分。」
★ジェームズ =ヘイゼル色の目。ハリーより少しだけ鼻が長い(高い)。あとはそっくり。
★シリウス =ジェームズの4つ後ろの席。ダークヘアがエレガントに目にかかっている。とてもハンサム。すぐ後ろの席の女の子が見つめている。
★リーマス =その女の子の2つ後ろの席。
★(ジェームズ、知らない人、知らない人、知らない人、シリウス、知らない女の子、知らない人、リーマス、の順で並んでいますが、アルファベット順ではないですな)
★ワームテール =小柄なネズミ色の髪。とがった鼻。心配そうに爪を噛んでいる。
★ジェームズ =いらない羊皮紙のきれっぱしに、いたずら書き。スニッチの絵。L.E.という文字。
★ペンを置くように指示。
★Stebbins =同学年らしい生徒。ペンを置くように言われる。(どこかで名前を聞いた気が?気のせい?)
★Accio! =回答用紙が集められる。
★ジェームズ =L.E.という文字を急に消す(塗りつぶす)。羽ペンと問題用紙をしまう。(問題の書いてある用紙はもらって良いみたい。)
★問題10 =「人狼を識別できる特徴を5つ挙げろ。」
これはスネイプの記憶だから、スネイプが他の場所へ行くと、これ以上ジェームズたちの後をついて行けないに違いない。と、ハリー思う。
★スネイプ =問題用紙に夢中で見入りながら同じ方向へ来る。
★湖の岸の芝生のブナの木の下 =芝生に座る。前にハリーたちトリオが、日曜日に一緒に宿題をしていた場所。(どの巻でしたかね?)
★ジェームズ =盗んだというスニッチをポケットから取りだす。放しては捕まえる。見せびらかす。
★ルーピン =本を取り出し読む。Transfigurationの本。次にOWLがある。
★ジェームズ =髪を更にくしゃくしゃにするクセ。ワームテールの尊敬のまなざしを楽しんでいる。
「Snivellus」 by シリウス。 (24章参照。大人になってもシリウスはこう呼ぶ。)
★スネイプ =予想していたかのように杖を取り出す。
「Expelliarmus!」 by ジェームズ。
「Impedimenta!」 by ジェームズ。(Impediment Jinx。相手を動かなくさせる呪文ですが、4巻で既出ですね。)
「Scourgify!」 by ジェームズ。スネイプの口からピンク色の石鹸の泡があふれ出す。(3章、10章参照。Tonksやジニーが使用している。掃除したり洗ったりする呪文。)
Lily Evans登場。肩まである、たっぷりした深い赤い髪。緑の瞳。ハリーの目。
★ジェームズ =「何をしたというわけでなく、存在自体が気に入らない。」
★スネイプ =呪文のききめが薄れてきて杖を取り返す。光が放たれる。ジェームズの頬に傷。ローブに血が散る。
★ジェームズ =スネイプを空中で逆さまに吊るす。ローブが顔まで落ちて、青白い足が見え、灰色っぽく汚れたアンダーパンツが見える。
(この呪文がLevicorpus!というNon-verbal呪文で、HBPの本に書かれていたスネイプ直伝の呪文のはず。←6巻バレ。)
★リリーにやめろと言われて、頭から下へ落とす。
「Petrificus Totalus!」 by ジェームズ。
★リリーにやめろと言われて、counter-curseをする。
★スネイプ =「彼女のようなfilthy little Mudbloodに助けてもらう必要などない。」
★リリー =「そう。これからはジャマしない。Snivellus、私だったらパンツは洗うわ。」
★ジェイムズは、スネイプに対し、リリーに謝罪しろというが、リリーはジェームズも同じくらい嫌な奴だと言う。
「今しがた箒から降りたみたいにカッコイイと思って髪の毛をくしゃくしゃにワザとして、馬鹿みたいなスニッチで遊んで見せびらかして。ただ出来るからって理由だけで、自分の気に入らない奴全員に呪文をかけて回るような奴。気分悪くなる。」 by リリー。
★シリウス =「要約すれば、彼女は君のことを、少し思い上がった自惚れ屋だと思ってると思う。」
★スネイプ =再び空中に逆さ吊り。「Snivellyのパンツを脱がせるのを見たい奴は?」 by ジェームズ。
★手 =突然に手がハリーの上腕を掴み、凄い力で締め上げる。
★振り返る =本物の現代のスネイプ。
★ペンシーヴの外へ。暗い空間を逆さまに上がっていく。
★スネイプ怒り心頭 =「見たことを誰にも言うな。出て行け、このオフィスでもう二度とお前の顔を見たくない。」
★ハリー =走って出る。3階上のフロアまで一気に駆け上がる。
★腕に出来た痣をなでる。(相当な力で腕を掴まれたようです。)
★ハリー =恐ろしく、悲しく思う。父はスネイプの言うとおり傲慢な人間だった。

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