8月23日(土)雨、「歴史街道を歩く会」の8月の例会は「松阪市街」となりました。貸切りバスにて
松阪ICをOUTし、松坂城に到着した頃から、終日雨でした。 松坂城を出て御城番屋敷に着いたころ
どしゃ降りの雨と雷鳴が激しく歩行困難となり、しばらくの間休憩。その後も雨は降り止まず、雨中の
決行となりました。 歩いてみて、「氏郷公と松坂城下町造り」&「松阪商人のすごさ」の一部を
垣間見ることができ、勉強させていただきました。
概略行程図:各務原IC→一宮JKT→東名阪→伊勢自動車道→松坂IC→松阪公園・松阪市駐車場
→スタート地点・松坂城跡→歴史民族資料館→御城番屋敷跡→商人屋敷→本居宣長旧宅跡→松坂
もめん手織りセンター→新上屋跡→松阪物産館→松坂IC(帰路)→各務原IC 。
松阪市内地図
右上の「Pマーク」:松阪市駐車場迄貸切バスにて
(ぶらり松阪路のパンフレットの地図をお借りしました。)
【松坂城】
松坂城跡・入り口
国史跡 松坂城跡
蒲生氏郷は城を築くと楽市楽座の制度を取り入れ、それまで海岸近くを通っていた参宮道を町の中へつけかえ、
大手通りに、前の居城(松ヶ島)から蔵方を移住させ、近江の日野から商人を呼んで日野町に、伊勢大湊から
海運業者を招くなど城下町として、ほぼ現在の形に整えました。
松坂城跡の石垣 松坂城跡石垣
【松坂城内・歴史民族資料館】
松坂城跡内・松坂市立歴史民族資料館
(旧飯南郡図書館)本館・倉庫
松坂城跡内・松阪市立歴史民族資料館
(旧飯南郡図書館)本館・倉庫の説明板
庭園の鬼瓦 金波楼の鬼瓦(明治12年)
松阪市立歴史民族資料館内にある
薬種商桜井家の看板
腹痛薬「黒丸子」と足の膏薬「万能千里膏」(中央少し奥にある小判状物)の看板
三島屋(多気郡新茶屋村、現在の明和町)の看板
擬革紙の煙草入(擬革紙とは和紙を固め油をひき型押しした革に似せた紙)
黒丸子と万能千里膏の説明板
館内にある織機 主庭にある百日紅
【松坂城】
松坂城の石垣 松坂城本丸跡(1)
松坂城本丸跡(1)の反対側 松坂城天守閣跡
【御城番屋敷】
城番屋敷跡・国の重要文化財 三重県立松坂工業高等学校誕生の地・石碑
御城番屋敷は松坂城の警備を任務とする紀州藩士 城番屋敷内に松坂県立工業学校(現在の松坂工業高等
とその家族の住居として文久3年(1863)に建立。 学校)創立時、西棟北端の2戸が利用された。
☆この辺りから雷雨交じりの天候でしたので、ここで
一休みとなりました。
【商人屋敷長谷川邸】
商人屋敷跡・松阪木綿商長谷川家
松阪木綿商・長谷川家(1)
松阪木綿商・長谷川家(2)・(1)の続き
【本居宣長旧宅跡】
本居宣長旧宅跡(国指定特別史跡)
江戸中期の国学者で歌人でもあった。この地にあった鈴屋は松坂城跡に移されている。
に
本居宣長旧宅跡の説明板
特別史跡 本居宣長宅跡碑(本居宣長旧宅跡地内)
【牛銀本店】
牛銀本店
明治35年創業の松阪の肉処。 松坂市魚町
【松阪商人小津邸】
松阪商人の小津清左衛門家
松阪市指定史跡
小津清左衛門家(邸内) 小津清左衛門家(邸内)
小津清左衛門家の説明板
【三井邸】
三井家発祥地(松阪市指定史跡)
松阪商人の代表格としてこの地は、後に越後屋、三越と発展し
三井家 全盛の基礎を築いた三井高利ゆかりの場所。
松阪もめん手織りセンター
江戸で活躍した松坂商人・越後屋(三井家)の店舗跡。
松阪木綿製品や機織機があり、機織り体験もできる。
松阪もめん手織りセンター内の機織機
和田金ビル(松阪中町)
明治11年創業の松阪肉料理・精肉店。
1200余頭の雌の但馬牛を肥育する自家牧場を保有
している。
【馬問屋場】
馬問屋の石碑
【新上屋跡】
新上屋跡(市指定史跡)
新上屋跡の説明板。市指定史跡
この出会いが、宣長の古事記研究のきっかけとなった。
【旧参宮街道】
旧参宮街道・通り日野町のこと(松阪地方の方言)の説明板