上海で暮らしてみた

2年目駐在員のささいな日常ブログ

引越騒動

2013年03月23日 | 家のこと
転居にあたり、荷物の運搬は引越業者に頼みました。
中国の引越業者ってどんな感じだろう・・・と少し心配していたのですが、、、、

まず遅刻。
13:00の約束が、来たのは13:50。
まぁ、中国はいつもこんな感じなんで許す。

業者は2トントラックに乗って男性3人で来ました。
引越料金は400元(=約6,000円)。
荷物はダンボール箱20個+ゴルフバッグ(上海に来てから未開封)、ふとん、こたつ、掃除機等々、全部で39個。
冷蔵庫など、家具の運搬がないので一概に比較できませんが、日本の大手引越会社に頼むと上記内容で4~5万円かかりますかね?

順調に運びだし、問題なく半分くらい積み込んだら・・・

<業者>:部屋からトラックまで、100mくらい離れているので追加料金が発生します。

<私>:はぁ?追加料金って?

<業者>:1mにつき10元、100mだから1,000元になります。

<私>:たった1mで10元ってありえないだろ!? 合計で1,000元追加!? 引越の本来価格が400元なのに、どうやったら追加で1,000元になるんだ!?
ふ・ざ・け・ん・な
っていうか、100mってアバウトすぎるだろ(注:半分くらいしか言葉通じてません)

<業者>:全部で1,400元。お金払わないなら、やめるけど。積み込んだ荷物は、路上に置いていくけど。

<私>:だいたいさぁ、地下駐車場に入らないほど大きいトラックで来るから離れたところに駐車しなくちゃいけなくなったわけで、
それに、追加料金が発生するなら最初に言うのが普通だろ!?(ほとんど通じてない)

私の語学力ではどうにもならなかったので、中国人に応援を要請。
交渉のすえ、契約時の400元+追加料金500元=900元で決着。


契約時の400元は引越会社に入金されますが、追加料金は作業者によりいくらでも調整できるのです。
状況(運ぶ距離)は作業者の申告次第なので、作業者がいくら懐に入れようが会社はわからない。

この国はホントに面倒くさい。
会社の信頼性や社会からどう見られるか、そういうことより個人の利益を優先させる人が多い(言い過ぎか・・)。
仕事自体は一応問題なくやってくれました。荷物の扱いもそこそこ丁寧だったし。


空き家となった初代上海住居。

いろいろ問題はあったけど、初めての海外生活を送った場所として個人的遺産に登録しておこう。



謝謝!


コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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楽しそうじゃん! (Nick)
2013-03-24 15:25:05
こちら、ジャカルタより。
金の感覚や商売の汚さは、こちらジャカルタも同じようなもんだけど、多分今の時代なら、ジャカルタの方がかなりマシなんでしょう。でも、ビジネスの汚なさは変わらないかな。
金はいくらもらっても多い方がいい。でも、相手が『まっいいか』と思う分のちょっと多いだけで、結構うまくまとめることも出来る。長年この土地と付き合って、ある意味うまく、小金を使いこなせて来てるかも。
大丈夫。ムカつくことは多々あるだろうけど、気にしないことだな。
でも、この引越し業者の作業員、なかなかやるなぁ。長年の経験で小金の稼ぎ方を上手に学んでるね。この手法を教えてもらえて良かったじゃん!
好久不見! (Pingzhao)
2013-03-25 23:19:52
元気にやってますか?

大変失礼ですが、ネシアの方がもっと意味不明な金儲けの方法がありそうなイメージだが・・・

中国ならではの苦労は、日本にいたら体験できない貴重な経験。
と思わないとやってられませんな。
お互い頑張りましょう!

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