よい子のみんな!
お待たせしました
変態マスクが
はーじまーるよー♪
萩原農園の美味しい人参を餌に
馬の覆面男にまたがりお馬の稽古をする
変態マスク・コースケ!
そう彼はバ〇なのである
そんなお〇カな彼に
馬の男が…
『コースケたん!重たいでつ!降りてくだたいっ!』
おやおや?
このネチっこい声と
舌っ足らずの喋り方は!
もしや!君はハルカ君なのかい?
コースケの脳裏に
幼い頃の記憶が蘇るのであった…
同じ村で育ち
弟のように可愛がっていたつもりのハルカ…
あの日、あの公園での出来事が2人を引き離したのだ…
…思い起こせば
あの時の俺は不良だった…
公園で仲間とタムロってた時に
隣のジャングルジムで猿のように遊んでいたハルカを引っ剥がし
仲間達と袋叩きにしたんだっけな…
理由なんてなかった
…
理由なき反抗ってやつさ!
ただ俺よりジャングルジムがうまくて
猿っぽいのが気に入らなかったんだ…
それからハルカは俺に近寄らなくなったんだ…
コースケの記憶が
走馬灯のように蘇ったのだ。
馬だけにね♪
そしてコースケは
顔を確認する為に
馬のマスクを無理やり剥がそうとしたのだ!
そう!
ジャングルジムから引っ剥がした時のように!
『コースケたん!痛いでつ!痛いでつよ~!ガブッ!』
馬の男は反射的に
コースケの腕を噛んでしまった…
それを見ていた
最近出番が少ない
レフリーの松本スネ夫が
ここぞとばかりに
『只今から~60分一本勝負を始めます!とりあえずファイッ!』
因縁の試合が始まったのである♪
とりあえず続く…