美味しいお米を大切な貴方に! BLOG 『HIRO’s Diary』 

お米の専門店の店主が、日々想う事、今日あった出来事などを中心に書いてます!!かなり趣味の部分も多いけどね\(^_^)/

日本生まれの台湾育ちのお米「夢美人」

2006年07月01日 16時13分51秒 | お米

昨日(6/30)大阪・梅田のホテル阪急インターナショナルにて、我が社の取引している滋賀県の米卸、(株)中島美雄商店主催による

”台湾米販売特約店「夢美人会」発足式&日・台農産物交流会”が開催され、出席してきた。

この”夢美人”というのは、台湾の商標で、実際は、日本名「夢かほり」という品種のお米です。

この「夢かほり」という品種は、我が社でも今、爆発的に売れている「冷めても固くならない低アミロース米」”夢ごこち”の品種改良版で、台湾の風土にあった品種に改良して、種子を輸出台湾・米卸と中島商店の合弁事業として、現地で日本の営農業者指導のもと52ヘクタールを作付け、6月上旬に収穫出来た。

6/22に台湾でのお米の入札において、30トンが初上場し、1トンあたり日本円で何と55万円で落札、1俵に換算すると約3万3千円の価格となり、この価格は、現在の日本で一番高い魚沼コシヒカリをはるかに上回ることとなる

こんな台湾で大評価をうけた”夢美人”がこのたび、日本へ里帰りすることになり、日本の特約店グループ「夢美人会」(我が社も加入しています)で販売することとなったのです。

今回の発足式には、台南縣政府 縣長(写真)(日本でいえば県知事)、台湾行政院農業委員会農糧省副所長(日本でいえば食糧庁副庁官)をはじめとする台湾の農業関係者27名の視察団を来賓としてお迎えしてのもの凄い式典となった。

来賓の祝辞を述べられた台湾のご来賓のお話では、今回のこの”夢かほり”の生産については、国家プロジェクトとして位置づけられ、行政院農業委員会により、栽培履歴を管理(トレサビリティ)するという力の入れようだ。

通訳を入れての式典なので、主催者や来賓の挨拶などそれぞれが本当に時間がかかり、式典及び発足会は、2時間以上もの長時間におよんだ

会場には、この”夢美人”で作った”巻き寿司””炊き込みご飯””おにぎり”が試食用として並べられた。味は、本当に我々が販売している”夢ごこち”と同じだ。

そして台湾の方からは、台湾台南縣産”マンゴー”が振る舞われた。

甘くておいし~い

我々販売店の店頭にこの”夢美人”が並ぶのは、今月中旬頃

日本の新米よりも、ひとあし早く、登場となる。

価格については、現在販売中の”夢ごこち”より少し高くなる程度なるようだ。

”新米の台湾産米”と”古米の日本産米”の同品種が店頭に並ぶ

消費者の反応は、いかに?楽しみだね

 


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