【世宗聯合ニュース】政府系シンクタンクの韓国開発研究院(KDI)は5日までにまとめた「経済動向12月号」で、韓国経済が順調に回復していると分析した。「緩やかな回復」とした11月号より前向きな評価となった。
特に10月の産業生産が大幅に増加し、国内経済も次第に改善しているとした。最近の景気回復の分析で、KDIが国内経済が改善していると評価したのは今回が初めて。
民間消費の不振が緩和され、設備投資も増加に転じたことなどが主因とした。
今後の景気を予測する先行指数が基準値を上回っており、国内の機械受注、建設受注の先行指数も改善され、今後も緩やかな景気回復が維持されると見通した。
ただ、現在の景気状況を示す一致指数の循環変動値が依然基準値を下回っており、経済全般が活性化していると評価するには無理があると分析した。
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