行政書士中村和夫の独り言

外国人雇用・採用コンサルティング、渉外戸籍、入管手続等を専門とする25年目の国際派行政書士が好き勝手につぶやいています!

行政書士のある1日(つづき)

2014-07-11 08:17:45 | 行政書士のお仕事

 事務所に直帰するつもりで秋葉原駅で下車する予定だったが、

 お付き合いの同窓会名簿に名刺広告の載せる手続期限が迫って

 いたのを思い出し、一駅手前の神田駅で下車して、M銀行で

 お金を下ろして帰ろうとすると、出口で待ち構えていた

 おばさまに、M銀行系のクレジットカードを勧められる。

 「もう、沢山持っていますから」と断るも、2千円の商品券が貰える

 との誘惑に負けてしまって、奥の座席に連れて行かれる。

 職業を書いていると、「あらまぁ、先生なんですね!」と

 「友人が5回受験しても、受からない難しい試験なんですって!」

 と、いつのまにか、このおばさまのペースにすっかり乗せられて、

 年会費が次年度から¥2,000+税であることに気付いても後の祭り・・・。

 終えてから、事務所に向かって歩きながら、某有料老人ホームに

 入所中の老父に関わるCメールのやりとりをして、

 コンビニ前に来たところで、昼ご飯を食べていないことに気づき、

 お蕎麦を買って事務所に戻る。 

 買って来たお蕎麦を食べながら、留守中事務所PCに入っていた

 メールをチェックして、支部の秋口の研修会での講師と

 メールのやりとりをした後、お隣の神田郵便局で、

 永住申請の為の戸籍の職務請求に使う郵便小為替の購入と、

 同窓会名簿の名刺広告代金を支払って事務所に戻り、

 今日申請した2件の申請番号をPCに入力し、受理票等をPDFに取込む。

 同時に、これらの写しを各ファイルに綴じ込み、それぞれの依頼企業の

 担当者に申請済である旨のメールをする。

 また、「給与支払事務所等の開設届出書」の写しの添付が抜けていた

 企業の方には、資料提出通知書のPDFを添付した上で、 

 至急、「給与支払事務所等の開設届出書」のPDFで送付していただくよう

 依頼メールをして、念のために電話もする。

 一方、先週許可通知葉書が届いていた事案で、

 来週16日までが期限であったが、申請人が急遽欧州出張した為に、

 22日以降でないと行けない旨の事情が記載された会社レターが、

 届いていたので東京入管就労審査部門への簡易書留郵送の用意をする。

 更に、6年ほど前に手続して差し上げた某南米系の日系2世の方が、

 脳溢血で倒れて、来週15日に在留期限が到来するが、

 お金も仕事も無く助けを求められていた事案で、

 ご友人に協力して貰って書類を送って貰う段取りだったのが

 何の連絡も無いので、本人の携帯に電話してみたところ、か細い声で、

 電話は受けられても、発信が出来ないとの事で、再度助けを求められ、

 このまま放置もできないので、「在留資格の手続はすべて引き受けるから」

 と言って、この日系人の住む北関東のB市役所の社会福祉課に電話をした。

 このまま放置すると、超過滞在者となって不法滞在者になってしまう事から、

 私が無償で手続をしますからと、協力を依頼した。

 ところが、「でも、ご本人は日本語がほとんごできないので・・・」

 と不安そうなお話しでしたので、「大丈夫です!私はスペイン語が

 話せますから、ご本人に替わって貰えれば電話での通訳もしますから!」

 と話すと、社会福祉課の担当者の方は、「それでは、わたくしは何をすれば」

 と快諾いただいので、それでは、申請書類を至急用意して

 お送りしますのでご本人宅へ行っていただき、申請書に署名を貰い、

 在留カード、旅券原本を受け取って事務所まで至急送って欲しいと伝えた。

 続いて、過去の申請書のファイルを取り出して、現時点で分かっている

 事項だけを申請書に書き込み、私の取次証と東京都行政書士会会員証

 のカラーコピーを同封してB市役所社会福祉課への郵送の用意をした。

 この間、「給与支払事務所等の開設届出書」のPDFがメールで届いたので、

 こちらも東京入管就労審査部門へ簡易書留での郵送の用意をした。

 気が付くと、7時を過ぎていたので、帰宅の準備をして

 先ほど準備した東京入管宛ての簡易書留郵便2通と

 北関東B市社会福祉課宛ての速達郵便を1通を

 帰りがけに、お隣の神田郵便局にて郵送して、

 今日1日の行政書士業務を終えたのだった。

***********************

 これが普通かと言えば、忙しいときは倍近くのボリュームの仕事があり、

 事務所を出来るのが10時、11時となることもある反面、

 暇なときは、この半分、いや四分の一以下の仕事しかないこともある。

 こんな時は、東京都行政書士会の某委員会や千代田支部関係の

 事務処理に使ったり、私が代表を務める「戸籍手続研究会」や

 「多言語行政書士協会」の勉強会での資料作成時間に使ったり、

 或いは、私が任意後見人をしている某有料老人ホームに入所している

 老父に会いに行ったりと、それなりに私の個人的な活動や

 プライベートな時間に使う余裕もあるので、

 忙しすぎず、また、暇すぎずというのが、今現在の状況のようだ。

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