MANIMANIAのレトロエロゲーカウントダウン

人生の残り時間が半分を切ったというのに若き日に目にしたエロゲーに魂を引かれ続けるイタいおっさんがこなしたゲームを紹介。

CAL キャル ~永遠の美少女たち~('90/12/10・バーディーソフト)

2008-12-08 12:28:42 | PC98ソフト ADV
PC98用ゲーム。FD2枚組。隠しコマンドによる回想モードあり。

パッケージはこちら。
パッケージ

私立聖バーディ学園(仮称)に通う高校1年生の主人公は,同じ1年生で図書委員をしている結城美加ちゃんが大好きなのだが,思いを口にすることが出来ないまま,毎日図書室に通う日々を送っていた。

結城美加(3位)
結城美加

そんな主人公だったが,「おい,お前,呪文を言ったよな,いや,言ったぞ。聞こえたからな。ちょっとこっち来いよ」とばかりに,ジャイアン顔負けの言いがかりを付けられて,愛と美の化身,ヴィーナスの下に召喚されてしまう。

ヴィーナス(2位)
ヴィーナス

これに対し,のび太ならぬ主人公は,「普通こういうときって,お前の方から来るんでねーの?そっちが召喚するっておかしくね?」などとチャレンジ精神溢れるリアクション。つえー。

ヴィーナスも負けてはいない。
「ところで・・・このディスクはコピーですか?」との意表を突く攻撃。
コピーだと答えると,
「オリジナルを買いなさい!罰として,このディスクにフォーマットをかまします!
そーれ,天罰てきめーん!!ディスクアクセス中にフロッピーディスクを抜いたり,電源を切ったりしてはいけません」

超高速フォーマット中です・・・
超高速フォーマット

ああ,誰か助けて・・・,と思っていると(いや,買ってやってるけど,真に受けてフォーマットされてるよ,あわわってね),
ヴィーナス「超高速フォーマットが終了いたしました・・・」
ヴィーナス「なんて嘘です。今回は,見逃してあげますが,(云々)」

ヴィーナスのお勧め理由の1つ,綺麗な「CALマニュアル」の表紙はこちら。
マニュアル

そして,主人公は,ヴィーナスに導かれるままに,永遠の美少女たちが住む1冊の本,CALの世界へと入っていく・・・。

なお,名前の後に,続編であるCAL IIのマニュアルにおいて発表された「CAL I ベストキャラ中間発表!!」での順位を示した。
この結果について,2位となった愛と美の女神ヴィーナスは,「冗談じゃありません!こんなのは嘘です!世界中の誰が認めようとこの愛と美の女神ヴィーナスが1位でなくては許しません!!」とのコメントを寄せている。
3位となったメインヒロイン結城美加は,「お手紙を読むのはとても楽しいです・・・CAL IIIのRPGでは,ず~っとあなたと一緒にパーティーを組んで行きます。」と,模範解答的でありながら,3位の結果については感想を述べず,むしろ1位にしないとRPGのダンジョン内で後ろから斬り付けられそうなコメントを寄せている。

マッチ売りの少女(5位)
マッチ売りの少女

ラプンセル(1位)
ラプンセル
ベストキャラ中間発表の結果については,「塔の中に閉じこめられて孤独だった私に,こんなにお友達ができて嬉しいです。CAL IIIで貴方にお逢いできるのを楽しみにしています・・・」とのコメントを寄せている。

眠り姫(オーロラ)(9位)
眠り姫(オーロラ)

シンデレラ(7位,PALゲーム内で追加発表・・・というかCAL IIのマニュアルが誤植だったそうで)
シンデレラ

赤ずきんさん(7位)
赤ずきん

アリス(7位)
アリス

ウェンディ(4位)
ウェンディ

人魚姫(6位)
人魚姫

果たして,主人公は,結城美加ちゃんに告白するための勇気を身に付けてCAL世界から戻ってくることは出来るのか・・・。

超高速フォーマットのやりとりに見られるように,軽妙なやりとりが楽しいゲーム。
初プレイ時には,ノリオだの保毛田だのといったとんねるず番組ネタと,不条理なGAME OVERに耐えられず,リタイアしてしまったが,今回,ブックマークのChaserさんのページを参考に,初クリア。
ちなみに,ベストキャラ中間発表にはのりお&ほもおが10位にランクインしているが,苦情票があったそうだ。

マニュアルにも載ってたんだけど,エンドテロップを見てびっくり。
企画・原案,キャラクターデザイン,原画,絵コンテ,パッケージレイアウトはすべて美龍氏によるもの。彩色や,マニュアルイラストも一部手がけちゃったり何かして,このー,もう(CV広川太一郎)って感じの,八面六臂の大活躍。

局部描写はモザイク。

回想コマンドでだけ見られるスペシャル画像はこちら。クリスマスっぽいですな。
スペシャル画像

攻略とモザイクコマンド,回想コマンドについては,Chaserさんのページを参照ください。

こうして並べて見ると,萌えゲーっぽいのに,決して21世紀の作品ではないことが分かりますな。
いやあ,レトロゲーって,良いもんですね。

CAL IIの感想はこちら
ファンディスクPALの感想はこちら

自分用メモ
中画面切り取り範囲
(48,5)-(582,281)

<<著作権に関して>>
本記事に引用している全てのソフトの名称・画像の著作権・その他権利は、制作、販売されたソフトハウス、メーカー、または作者様に帰属します。本サイトでの上記著作物の取扱いは、著作権など各権利関係を侵害することが目的ではありません。問題などある場合は、メール(gekigangarあっとmail.goo.ne.jp)にてその旨お知らせください。


最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ぽんす)
2020-05-06 12:17:26
昔遊んだソフトで女神さまが言った台詞だけ記憶に残っていて、ふと気になり、「そーれ,天罰てきめーん!!」で検索したところ、引き寄せられてやってきました(笑)

いやぁ懐かしいです。当時かなり好きだったソフトです。私も焦った一人です。

この女神さま、かなりお気に入りキャラだったなぁ。
懐かしい記事、ありがとうございました!
返信する

コメントを投稿