MANIMANIAのレトロエロゲーカウントダウン

人生の残り時間が半分を切ったというのに若き日に目にしたエロゲーに魂を引かれ続けるイタいおっさんがこなしたゲームを紹介。

エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(その2・MS-DOS導入準備編)

2008-06-26 03:03:32 | 使ってみようエミュレータ
前置き追記
検索で飛んできて,MS-DOSなんて持ってないよ,とにかくエミュで闘神都市2を遊びたいのでよろしく!という方は,手間はかかりますが,エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(特別編・freeDOS(98)ってどうよ)へどうぞ。
いいからWindows版をよこせ!という方はREVERY_L_ELEKTRAまで。Windows95版なのでXPや7上で使えるかどうかは知りません。

追記終了

2016/05/09追記 freeDOS(98)ってどうよ・HDリマスター版前後編の改訂稿その2として,エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(freeDOS(98)ってどうよ・完結編を作成しました。freeDOSを利用したエミュレータの設定方法として,これ以上はお手軽にならないところまで絞り込めたと思います。ご活用ください。
2016/05/09追記終了


さて,今度は,ハードディスクイメージにMS-DOSをインストールしないといけません。

そして,MS-DOSは,フロッピーディスク媒体で販売されていました。
もう今は新品では売っていないかもしれませんが。
そして,ハードディスクイメージにMS-DOSをインストールするためには,MS-DOSのフロッピーディスクもイメージ化しないといけません。

では,フロッピーディスクはどうすればイメージ化できるのでしょうか。
とりあえず,
ディスクイメージ 吸い出し フロッピーディスク
をキーワードに検索してみましょう。

ベクターのサイトに使えそうなフリーソフトがいくつも載っていますね。
まあ問題は,これらのユーティリティソフトは,MS-DOS上で使用するもので,とりあえずMS-DOSが入っていて,現在も使えるPC-9801の実機がないとディスクイメージの作成ができないということです。
もちろん私は実機を持っていますから別に問題はないですが,実機を使った説明となるとデジカメで操作の様子を撮影しないといけないけどセルフタイマーで撮るのか?とか,実機を撮影するとなると実機周りを片付けないといけないし・・・とか,とりあえずめんどくさいので,MS-DOS上での吸い出しはここではパスします。

なお,ソフトによっては,実機ドライブによる吸い出しでないとイメージ化自体できないものもあります。
そういうときは,私はベクターのページで紹介されているMAHALITOや,PC9821エミュレータT98-Nextで提供されているT98-NEXT TOOLのNFDMAKEを使っています。
PC-98実機でのフロッピーディスクのイメージ化などにはもう少し詳しく説明してあります。

ついでにいうと,PC88用のフロッピーデータの吸い出しには,PC-98の実機内蔵の5インチFDDで、P88SR付属のMAKE_HD.exeを使います。
コマンドラインは、MAKE_HD.exe ドライブ: -f ファイル名.d88
オプションを指定したい場合はP88SR付属のマニュアルを読んでください。

さらに余談ですが,T98-Nextの後継エミュレータT98vmm(イセ)を使うとパソコン本体がリセットされてしまう(前のパソコンではそんなことはなかったんだが)ため,作者さんもさんざんおっしゃっていますが,覚悟して使って下さい。

本題に戻りまして,98実機を使わずにMS-DOSのフロッピーディスクをイメージ化する作業です。
こんな作業が必要なのはやはりエミュレータ分野ということで,エミュレータの方でFDイメージ吸い出し機能を実装しているのが,先ほど紹介したT98-NextとEPSON PC-x86のエミュレータAnex86(ただし,シェアウェア,A.N.さんのホームページ,ベクターからのダウンロードのいずれも可能)です。
また,ディスクイメージ編集ツールであるDiskExplorerを使っても吸い出し可能です。

Anex86による吸い出しについては,A.N.さんのホームページの[Anex86]-[Manual]-ガイド内に説明があるのでそちらを参照して下さい。

今回は,特殊フォーマットFDの吸い出しを得意とするT98-NextによるFDイメージの吸い出しをやってみます(MS-DOSのFDは通常フォーマットなので,このディスクイメージに関してはDiskExplorerで問題ないのですが)。
まずは,T98-NextのホームページからダウンロードしたT98-Next本体を解凍して,起動します。


そうするとこんな画面が。
運用タブの下に,SAVEタブとDISKタブがあります。
T98-Next初回起動画面


DISKタブを選択。ここからは,私の使い古しのT98-Next画面なので,ADタブが増えてますが,今後の操作に影響はないので無視して下さい。つか,ADタブって何だ。
DISKタブを選択


FDドライブのNewボタンをクリック。
Newボタンクリック


そうすると,どうやってFDイメージを作成するか聞かれるので,FDをイメージに変換を選択。
FDをイメージに変換

FDDにイメージ化するフロッピーディスクを挿入してから,STARTボタンをクリック。
変換スタート


FDイメージの保存場所と作成するファイル名を聞かれるので,さくっと選択,さくっと入力。
保存場所とファイル名指定


ありゃま!ライトプロテクトをせずにイメージ化を指示すると怒られてしまいました。(追記・ライトプロテクトしてても警告する仕様だった記憶があるので,ライトプロテクトなしでもイメージ化は出来たような気が・・・)
ライトプロテクト警告


イメージ化が完了すると,FDDにセットされた状態になっています。
イメージ化完了

この要領で,MS-DOSのフロッピーディスクを全部ディスクイメージ化して下さい。

ここまでやっておいて言うのも何ですが,Neko Project IIでは,NFDタイプのフロッピーイメージを扱えませんので,その1で作成したハードディスクイメージのフォーマットをT98-Next上ですませてしまいましょう。
ちなみに,Neko Project II上ではMS-DOS6.2をインストールできないが,T98-Nextではインストール可能。なので,MS-DOS6.2しか持ってない人でもNP2を使えるメリットあり。

どうしてもNP2上でハードディスクをフォーマットしたい方はVirtual Floppy Image Converter(通称VFIC)でフロッピーディスクのイメージをNFDタイプからFDIタイプなりD88タイプにコンバートして下さい。
Axex86でイメージ化された方はNP2上でハードディスクイメージのフォーマットをしていただいて結構です。

追記・エミュレータとして,ねこにあるお察し下さいのファイル(=Neko Project 21)を使うと,HDイメージに直接,MS-DOS6.2をインストールできます。

画像容量的にこの辺で改ページした方が良さそうなので,その2はここまでとします。ハードディスクイメージのフォーマット以下をその3で扱います。

エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(その1・エミュレータ導入編)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(その2・MS-DOS導入準備編)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(その3・MS-DOSインストール編)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(その4・最終回)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(特別編・freeDOS(98)ってどうよ)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(freeDOS(98)ってどうよ・HDリマスター版前編)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(freeDOS(98)ってどうよ・HDリマスター版後編)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(freeDOS(98)ってどうよ・HDリマスター版rev2.0)
エミュで闘神都市2をプレイしてみよう(freeDOS(98)ってどうよ・完結編
ツァイ メタ女ハードディスクイメージ起動プロセス検証-fdnp21改
闘神都市2のマニュアルはこちら

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