美濃よりかえる

ごぶさたの更新

皆様、ＧＷはいかがお過ごしだっただろうか。

がわっちはというと、相も変わらず納豆ごはんを食す日々。

ただし、場所が故郷の岐阜であるというのが大きな違いであった。


さて、岐阜の名物といえば、

・岐阜城
・長良川の鵜飼
・下呂温泉
・白川郷
・飛騨高山
・がわっち

等々、なかなかどうして結構浮かぶ。

そんな中、焼き物でいうと「美濃焼き」というものが有名。

国内生産高の半分以上を占める、世界的にも有名な歴史ある焼き物だ。

焼き物で、がわっちが密かに欲していたものがあった。

それは―――「納豆鉢」。

納豆を入れ、かき混ぜるためだけの、まさに納豆専用の鉢だ。


が「味のある、素敵な納豆鉢が欲しい・・・」


というわけで、





美濃焼きの納豆鉢を入手しました。


大人びた色合い。

ご飯に流し込みやすい口先。

手に吸い付くような取っ手。

（卓球のラケットのように、親指と人差し指の間に取っ手を挟む）

重たすぎず、ほどよい重量感。

かき混ぜ中に納豆がこぼれない、十分な深さ。

そして、普通の納豆鉢と異なる特徴として、内側の加工がある。



ごますり鉢のようなザラザラした加工が施されている。

これが一体どのような効果をもたらすのだろうか・・・

期待に胸が膨らむ。まさに、鉢きれんばかりに。


早々にこの納豆鉢の威力を試してみることにした。

近所のSHOP99に駆け込み、納豆を準備。



1パック分を鉢に投入。




あら意外！？という位に納豆が小さく見える。

それほどまでにこの鉢は深く、たっぷり×２入る仕様になっている。



箸をかざし、他手で鉢をしっかりと掴む。

そして*GSO50に則って、50回かき混ぜてみることに。
（*がわっち標準化機構によって制定された、納豆がほどよくほぐれるかき混ぜ回数）

2,3回かき混ぜて、直ぐに強い粘りが現れた。

ごますり鉢加工が効いているのだろうか？

ギザギザに糸が引っかかり、強く鍛えられている感がある。


そして、50回かき混ぜ後の写真。



何となく粘りが強く、まとまっている様に見える。

鉢内側にネバネバがあまり付着していないのも特徴的だ。

では、「パックに入ったままでかき混ぜたときと大差あるのか？」と聞かれると、ちょっと難しいところではあるけども・・・。

また、ごますり加工に箸がガリガリ当たって、箸が削れてしまうのも難点。

しかし、専用の器で悦に浸れることを考慮すれば、それはそれで使って嬉しい一品であると思われる。


せっかく底が深いので・・・




好物の温泉たまご入り納豆を作ってみることにした。

内容量：納豆２パック、温泉たまご１コ

これだけ入れてもまだ余裕。

いつもの器だとこぼれてたんだよな。。

今後、納豆を食べるのがより楽しみになりそうだ。