海と亀

飼ってるリクガメ(マルギナータ、ヒガシヘルマン)のこと、たまに趣味のダイビング、ちょい釣のこと

月末の成長記録~2013年7月

2013年07月25日 22時09分45秒 | 成長記録
あい変わらず暑い日が続いてますね・・・

今週は、東北地方での豪雨の被害、関東地方でもゲリラ豪雨のニュース、
被害に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げます。

一方で、瀬戸内のこの辺りでは、夕立さえあまり降ることがなく、
厳しい暑さの日々、かめ庭の植物たちに、朝夕の水遣りが欠かせません、、、


そのかめ庭も、今月末で移住から丸一年。
振り返ると、様々な出来事があった一年でした。。。

移住後に誕生した7孵化仔たちは、先月みな巣立っていくこととなり、
一緒に移住した5かめに、ひと月前にはヘルマン・えぱをお迎え、
一年前より1かめ増えた形で、一周年を迎えることになりそうです。。。






そんな移住一周年を目前に、今日は月末恒例の計測をっ!

本日午後から、温浴後の測定、全員温浴中に排泄確認済み。



ヘルマン13CBえぱ


全員の体重と、ふぃん・えぱは甲長も測定。
()内は前月比(えぱ:6/30、えぱ以外:6/23)




マルギ♂じょじ


1565g(68g↑)

先月に続いての大幅増量で、1.5キロ超えヽ(゜◇゜ )ノ
一年でほぼ300gの増量、前の一年で100g程度に留まったことを考えると・・・
特にかめ庭生活での夏場の増量が目ざましく、環境が合ってるのかも!?




ヘルマン♂はび


866g(±0mm)

数字の上では横這い、、、(・Θ・;)
ヘルマン♂でここからの明らか増量は、さすがに望み難いと思いますが、
あい変わらず成長線はくっきり、じわじわと成長を続けてくれてる!?
そして、なかなか活性が上がらず、発情は??と気になっていましたが、
このところは、日の出前から暴れまわっているようです。。。




ヘルマン♀くう


1075g(32g↑)

先月の測定は3rdクラッチ前、重めの体重でしたが、更に・・・(^▽^;)
またしても抱卵なのか?それとも成長なのか???
気を付けて見ていますが、今のところ、触診では固いものに触れず、
疑わしい行動の変化は見られないようですが・・・
引き続き、十分観察、備えを欠かさないようにします!




マルギ♀いさ


2021g(62g↑)

なんと!待望の2キロ超えっ∑ヾ( ̄0 ̄;ノ
昨年春から1900g台でほぼ横這いに留まっていた後のこと、
更には、5月に巨大な膿を形成、2週間の抗生剤治療で回復したところ・・・
待ちに待った大台越えの感激と伴に、まさか??という疑念も、、、
こちらも気を付けて、観察続けます!!!




ヘルマン11孵化仔♂ふぃん


379g(38g↑)
123mm(2mm↑)

冬の間、屋内ながら低めの温度設定で、成長ゆっくりでしたが、
春からしっかり成長のペースを上げてくれてますっp(^-^)q
今年が初めての屋外生活、適応してくれているようです。。。




ヘルマン13CBえぱ


71.5g(19.7g↑)
68mm(6mm↑)

毎日、驚くほど食べて、どこから??という程しっかり出して、
やっぱり!大きく成長してくれてますっ(°∀°)b
よく考えると、我が家にお迎えしてから、まだ3週間半なのですが・・・
我が家での、食餌と環境の変化に戸惑うことなく、体調崩すことなく、
すっかり馴染んでくれてる!?
とはいえまだまだ小さな体に、この時季暑くなりがちなかめ部屋での生活、
油断することないよう、環境造り、観察を続けますっ!!






今月は、マルギ・ペアが揃って大幅増量、大台越えが目立つところ、
はびは数字の上では横這いでしたが、概ね皆順調だと思える結果。。。
病後のいさ、三度の産卵後のくう、お迎え間もないえぱ、
今のところ順調のように思っていますが、まだまだ厳しい暑さが続く時季、
気を緩めることなく、しっかり観察、お世話しますっ(`・ω・´)ゞ





そして、測定後は短い時間でしたが、かめ庭を順次堪能頂きました。。。



じょじ


サツマイモの蔓に絡まりながら、、、お尻をフリフリと・・・σ(^_^;)



中央:くう 右:いさ


くうはブルーベリーを一口食べ、眼つきが変わって、必死に拾い喰い(;^ω^A
いさは、まったく気付かず、、、シロツメに夢中です。。。
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葛の花

2013年07月21日 21時51分15秒 | 野草・菜園
あい変わらず暑い日が続いてますが・・・
今朝も休日恒例、いつもの山道へ朝の野草摘みにっ

と言いながら、実は出発が遅れ、日の出を過ぎるとともに暑くなり、
今回は不精して車で向かいました、、、(;^ω^A


いつも通ってる山道ですが、このところの晴天続き、
訪れるたびに、緑が勢いを増しています。

今年の猛暑、かめ庭の野菜たちは毎日の水やりが欠かせませんが、
自然の野草や木々は、やはり力強いですね~




ツユクサ


今年の空梅雨でなかなか見かけないと思っていましたが、
数週前の雨のおかげ?先週あたりから、いっきに勢いを増しています。

食感が良いのか?かめずが好んで食べる、おつまみみたいなもの??



マルバツユクサ


この辺りでよく見かけますが、まだ花が少なく、今日は葉のみ・・・


そして夏場の主食の一つ、この時季は大きな葉をよく見かけますが、



オオバコ


恐らくトウオオバコ??
これまで見たことのない大きさっ(ノ゜ο゜)ノ

硬すぎないか?かめずが食べるのか?と思いつつ、取り敢えず数枚採取。。。


それから、少し前から山道の所々に落ちた花びらや、
樹上の高いところに花の姿を見上げていましたが・・・





葉っぱには今一つの反応ですが、花となるとかめずが夢中になる葛。



葛の花


やっと手が届くところで咲いてくれました\(^o^)/




採取した野草たちを手に帰宅、
すでに強い陽射しが指す中、遅くなった食餌を待ちかねたかめずにっ



ヘルマン♀くう



ヘルマン11孵化仔♂ふぃん


一年ぶりの葛の花を覚えてるようで、真っ先に飛びつきますっ

ヘルマン一家はお豆大好き!
赤や紫の花への反応・執着が、マルギチームとは違います。。。


そして、こちらは葛の葉っぱもしっかり食べてくれてるのですが、
葛の花は初めてのはず!?



ヘルマン13CBえぱ


やっぱりお豆大好き!?
真っ先に飛びついてきましたっ(^◇^)


一方・・・



マルギ♀いさ


やはり葛の花に向かいましたが、花よりカメラが気になるご様子。。。(^o^;)



マメ科の葛の花、タンパク質過剰を気にしつつ、、、

食べ過ぎ注意ですが、かめずの食欲を刺激する、
暑い季節のうれしいトッピングですね~(-^□^-)




ついでに・・・・

先日、某イベントをきっかけに、リックゼリーを入手しました。





日頃はフード類をほとんど与えていない我が家なのですが・・・

夏場のこの時季、野草中心の食餌で気になるのが水分補給、
キュウリやレタスを与えていましたが、リックゼリーを交える試みを。。。



ヘルマン♀くう


フード類に馴染が薄い我が家のかめず、最初は疑いの目を向けてましたが、
しっかり夢中になって齧りついてますっ(;´▽`A``

かめずはみんな大喜び!大好きなお味のようですね~

癖にならないか??と気にしつつでしたが・・・
水分補給・栄養補給に加えて、食欲刺激になってるようで、
野草メニューへの食欲も安定している気がします。。。
コメント (8)
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海の日、久々の潜りっ三 (/ ^^)/

2013年07月16日 21時42分58秒 | スクーバ・ダイビング
昨日の海の日、我が家にとって、G.W.以来の夫婦揃っての2連休、
だというのに、、、何の計画もなく過ごしてしまいそうでしたが・・・

このところの猛暑、‘海の日’の言葉の響きに胸が騒ぎ・・・

連休入りの土曜日の晩、急遽思い立って、
行きつけのショップ(すっかりご無沙汰ですが、、、)に連絡、
私2年ぶり、つま3年ぶり、実に久々のダイビングにっ!!


2年間放ったらかしのダイビング機材と水中デジカメセットを引き摺り出し、
大丈夫なのか?と不安を感じつつ、準備を。。。

実はそれ以上に心配なのは、すっかりブランク・ダイバー、
自分たちの体力と技量、精神面なのですが、、、



そんなこんなで取り敢えず(?)準備を済ませ、
海の日当日の早朝(深夜)3時に出発、2年ぶりのK島へっ三 (/ ^^)/





2年の間に高速道路の区間が延長、10数年前とてつもなく遠かった島が、
いつの間にやら手近になってきました。。。


前日までは台風7号の影響でうねりが入っていたようですが、
海の日の朝にはうねりが外れて、すっかり穏やかな海況、
午前中は雲が出ていましたが、絶好のダイビング日和にっ\(^o^)/



まずは一本目、深場の砂地へ、ハゼ狙い。

が、、、うねりは外れたものの、深場まで濁りが残り、透視度5-6m、
薄暗い砂地には、ハゼの影すら見当たらず、、、

ハゼを諦め、浅場に戻って被写体探し。。。


事前の情報で、ちょっと前から見られていたようですが・・・



コンゴウフグの幼魚


2cmほどの可愛らしいこ、物陰に隠れてなかなか顔を見せてくれず、
何とか収めた証拠写真、、、

一応キャリアは長いんですが、ただ適当に撮ってるだけなもので、
写真の腕はあい変わらず・・・(-"-;A



ヒメギンポ


こちらはよく岩の下に張り付いてますが、光を当ててじっくりと見ると、
キレイな色と模様をしています。。。



そして2本目では、



カミソリウオのペア


海藻に擬態し、寄り添って漂う姿、
今まで見たことがないくらい、明るいグリーンが鮮やかでした。。。


こちらもよく見かけるお魚ですが・・・



テンクロスジギンポ


巣穴から顔を出して、辺りの様子を覗う姿が、何とも愛嬌あります~


そして、真夏の今の時期の楽しみのひとつ、おチビさん探しっ

楽しみな被写体のひとつ、アオサハギはなかなか小さいこが見つからず、、、

もうひとつの好みの被写体は・・・
見つけましたっ(*^o^*)



ネズッポの幼魚


1cm弱くらい、極小ではないですが、キレイな模様と色。

岩の間でカメラを寄せることができなかったのですが、
逃げ回ることなく、背びれをパタパタ動かして、愛嬌見せてくれました。。。

白い色が多めのこですが、ミヤケテグリでしょうか???
小さいこの判別はよく分かりません、、、



ご無沙汰過ぎで、準備はこれでよい?どうなることか???
と気になりつつでしたが、無事に終了!
しっかりと海を満喫してきましたっ(^○^)

日帰りで2DIVEのみでしたが、久々に味わった水中の感覚、
やっぱり海はイイです。

今年は何とか、もっと海を目指そうかと。。。

かめずもちゃんとお留守番ができるはず!?
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うぉるの命を振り返って・・・

2013年07月12日 21時31分23秒 | 記念日/思い出
今日7月12日は、我が家で2番目のヘルマン孵化仔・うぉるの命日です。

昨年の七夕の日に誕生したうぉる、
不自由な身体で苦しみながら、必死に生きようとしていたのですが、
5日後の朝、力尽きて動かなくなっていました・・・



昨年の母の日、長く体調不良が続いた母かめ・くうの、まさかの産卵、
7月6日朝には、予想もしない孵化開始。

しかし、なぜか?長径の片方の端から・・・





その日の夕方に、頭を出して殻から出ようとする姿に、気付いたこと、
顔の右側には瞼が見当たらず、左側の小さな瞼は開くことはなく、、、

不安を感じながらも、必死に出ようとする孵化仔を見守るだけでしたが、
翌日の七夕の日の夕方には、疲れ果てて、息も絶え絶えな様子・・・


意を決して、殻を割って取り上げることに・・・・

殻から出して分かったこと、下半身ほど、未完成な甲羅と四肢、、、

通常の尻尾と排泄腔といえるものではなく、
その場所には小さな窪みと、尻尾の痕跡らしき小さな突起・・・


そして卵から取り上げると同時に見えた、捻じれるように上を向いた両後肢、
恐らくは孵化時の損傷、あるいは骨格自体が未完成だったのか・・・??

必死に動こうとする度、向きを変える後肢は、あまりに痛々しく、
早く結索すべきなのか?しかし、小さな体に負担が大きすぎるのでは!?
途惑いながら、結局決断できませんでした、、、





私とのこのんは、この仔に何とか生きてほしいと、‘うぉる’と名付けました。

ガラパゴスで出会った、すばしっこく動き回る、鮮やかな黄色をした小さな鳥、
‘ウォルブラー’(キイロアメリカムシクイ)から。。。


途切れ途切れの縁甲板、多甲で黒い部分がほとんどない黄色い甲羅、
未完成な身体で自ら殻を割って、生まれ出ようとしたうぉる・・・


そのうぉるの姿を目の当たりにして、生きてもらうために何ができるのか?
強制給餌しか思い当たりませんでした。

通常なら、ヨークサックからの栄養が得られるはずの早期からの強制給餌、
ヨークサックからの栄養が期待できないのでは??という判断でした。

が、、、
急激に増加する体重の一方で、ある程度は予想がついていたのですが、
排泄がほぼ全くないまま、、、

何とか助けたいと願っての強制給餌でしたが、結果的には、
不安と苦しみを与えただけのように思います・・・


うぉるが生きた5日間、周りの様子を見ることもできず、
自らが置かれた状況を知るすべもなく、ひたすら苦痛と恐怖の中での、
長い時間だったことでしょう・・・

ただただ、申し訳ないことをしたとしか、、、




振り返ってみると・・・


前年の10月から、母かめ・くうの♂化行動、
翌月の診察では、エコー検査で1つの小さな卵胞を確認し、
高めの温度設定で、産卵に備えるものの、
その後も数か月続いた♂化行動と、更に長く続いた食欲低下・・・





4月の診察では、卵胞の消失と、異常に増殖した原虫を確認。

この原虫は通常でも見られるもので、駆虫する必要はないのですが、
異常増殖が体調回復を遅らせている可能性があるとの判断で、
原虫を減らす目的で、投薬に踏み切りました。

参考までにですが・・・
このとき投薬した薬は、人にも使用されているもので、
人では妊婦に使用された際も、危険性は低いとされているようで、
孵化仔に影響を与えた可能性は低いものと思っています。





投薬から3週間半、ようやく食欲を取り戻したと思ったところで、
まさかの産卵・・・


掘りだした時点で、殻の薄さ、軽さを感じていましたが、やはり・・・、
4つのうちの3つが、早い段階で渇いてしまうように、明らかな重量減、
成長を確認していた1つも、長径の片側には異常に大きな空気層が、、、

次の産卵に向けて、踏ん切りを付けるつもりで測った重量は
産卵時の11.6gから9.7gと大きく減少、孵化はないものと思っていました。

が、、、信じられない、孵化開始でした。



渇いて軽くなった卵の中には、十分な身体を作り上げるだけの材料が、
どこにも残っていなかったはず、、、

加えて、孵化器の温度・湿度の設定が不適切だったことも確かだと・・・
予想もしていなかった産卵に、慌てながらの孵化器と産卵床の準備、、、
(その後は、いくつかの改良(?)を加え、加温法も変更しています)



母かめの体調不良による、極度な栄養不足・・・
孵化器の不適切な設定による、奇形・・・

そんな過酷な状況の中、うぉるは何とか体を造り上げ、
不十分な身体で、自ら殻を破って、必死に生きようとしていました。

そのうぉるを助けることができなかった自分の力なさを感じ、
うぉるには、申し訳ないことをしてしまったと思っています、、、






今となっては、うぉるのために何かすることはできないのですが・・・

せめて、うぉるの家族と仲間たちが、健康で充実した生活ができるよう、
そして、うぉるの弟妹たちが健康に誕生、成長することができるよう、
気を緩めることなく、お世話をしていこうと思います。

かめ庭の片すみから見守ってくれている、うぉるに恥じないよう、
飼育者として成長を続けたいものです。。。

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現行犯・・・

2013年07月09日 23時24分38秒 | ヘルマンリクガメ
今日の日暮れ間近、

ヘルマン♀くうが、珍しく立ち上がって、暴れてると思ったら、、、





頭のの上には、しっかり齧られた・・・

お夜食の最中でした、、、(^o^;)


きゅうり大好き・マルギ♀いさが、もうすぐ食べれる!?
楽しみに見上げていたのですが・・・
コメント (4)
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