がうがう。のしっぽ

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もはや古い山行記録なので参考程度に 転載禁止

開運の山 三ツ峠へ

2016-01-19 16:27:31 | 2016山行

~ご無沙汰しました。やっぱり山は歩くべし~

you、oimo、koimoによる2016年歩き初めである。

登ったのは三ツ峠山の最高峰、開運山。初春に縁起良い響きじゃあないか

なまった体に喝をいれるべく、標高差のある表口登山道のピストンにした。

 三ツ峠山地図(参考)

 断面図(参考)

今回もGPSデータが取れていないと思ったら、軌跡ログがオフになっていた・・・

1/10

前夜泊kuma小屋出発→8:10頃いこいの森駐車場着

 雲ひとつない快晴。

昨夜も立ち寄り湯したグリーンセンターの前を通って駐車場へ向かう。

グリーンセンター前の案内図は視覚効果満点でわかりやすい。

今日はこの図の『憩の森公園P』から『開運山(三ッ峠山)』のルートの登り下りだ。

2011年版山と高原地図では『大曲り』というコースタイムポイントがあるが、

2012年撮影のこの案内図には既になく、やや上部の『股のぞき』というポイントに変わっている。

2012.6.10に下見に来ている。こちらは公衆トイレ側の駐車場。先着は6台。

8:28 いこいの森駐車場出発

そしてここが一番上の駐車場。

眺望逆さ富士バス停!? バスが来るんだっけ?

いやいや、そういえば・・・これはリサイクルバス停で、タクシー呼び出し案内板だった。

実際の眺望逆さ富士バス停は河口湖畔にある。

3年半前はだるま石バス停だった・・・ということは更に以前はバスが走っていたのかもね。

おや!ここにも駐車しているじゃないか。もしかしてゲートかな。

8:39-8:43 達磨石ゲート

ゲート前にも3台駐車スペースあり。

登山道はここから左へ入る。今日もバームを飲んで頑張るぞ!

木橋を渡るとカウンターあり。

すぐに達磨石。

ん?また舗装道に合流?

さっきの舗装道をショートカットしただけなのかな?国土地理院地図では違う道のようだ。

この舗装道もすぐにゲートがあり、登山道は右に入る。

暑くなったので上着を脱いだ。しばらく山歩きをしていない足にも優しい道だ。

この石垣は古そうだ。

今日はkoimoの新靴の歩き初めでもある。

モンベル GORE-TEXアルパインクルーザー2500W's

丸木の階段状の部分も、登るテンポの妨げにならず快適。

要所にベンチがある。

が、うちはいつものペースなので、ベンチにはこだわらない。

気持ちいいね。登山靴の履き心地もいいみたいだね?

こちらは富士山の見える休憩適地。股のぞきあたりか。

9:45 馬返し

ゲートからほぼ1時間。休憩込でコースタイム通り。ブランクの割にはいい出来だ。

『馬返し』の先だから、馬が登れないような段差が出てくるんだね。

この階段も少しキツめなり。

ケルンがあったので積んだよ。無理そうだったけど出来た!

しかし帰り道に見たら崩れていた・・・・誰か失敗したね。

『馬返し』から上は、立て看板が多くなる。いろいろパワースポットのようだ。

この赤テープはなんだろう?バリエーションルートがあるのかな?

『これより先 急坂 足元に注意』看板で一息。急登も『八十八大師』までだ。

急登でも岩場なら大好き。

おじいちゃんの名前は不二彦だったんだよ。 へぇ~。

10:24-10:29 八十八大師

あれ?もう着いた。『馬返し』からコースタイム50分のところ40分。

思ったより早かったね。靴はどう? ちょっと踵がすれる感じかな。

靴下のたるみと靴ひもの緩みを調整して山行続行。

じゃあ頂上に行ってきます。道中よろしくお願いいたします。

『親不知』まで登ると・・

あれ?下るの?

山を巻くように進むのだ。

巻き道の始まり部分はかなり崩壊がひどい。

最初の橋はちょっと凍っていた。

少し登って角を曲がると・・

再び下って、まだ巻き道だ。

次の橋は傾いていて一人ずつ通過。凍っていたらかなり危険だ。

また少し登って・・・

更に登って・・・朽ちた展望台の下にもスポットあり。

雪こそないが霜柱は沢山ある。

右に登れば『神鈴権現社』。登山道は左だね。

おおお!あれが屏風岩か!屏風岩の基部を巻いてさらに進む。

フレームに収まりきらない。

おっ!クライミングする人がいたぞ。

いつかは登ってみたいな・・・

大迫力の屏風岩は幅約200m、高さ100m。

このスポットを過ぎると・・

目前上方に『四季楽園』が見えてくる。

あっ!そういえば・・・・あの直下から急登階段なんだ。

階段はkoimo先行でいいよ。

オレはゆっくり行くから。

途中、四季楽園への階段もスルーして、富士見山荘前にショートカット。

オレここで終わりでもいいけどな~。どうせだから頂上まで行こうよ。

ほら!南アルプスが一望だよ!

相変わらず頂上直下はザレザレで、俗っぽい。

11:13-11:47 開運山(三ツ峠山)頂

『八十八大師』からコースタイム65分のところ44分でクリア。

トータルタイムでは『いこいの森』から3:10のところ2:45で登った。

今回はピーカンの富士山に出会えた。

前回は雲の中。koimo幼かったなぁ・・・

冬にも関わらず山頂は大盛況。裏登山口からの軽装な登山客がほとんどだ。

年初に開運の山へ。今年は暖冬で雪もないしね。

空いているところを見つけて、カップラーメンと稲荷で昼食。

混雑と寒さのせいか、この頂上で食事休憩までしているのはわずかだった。

開運山頂から富士山を望む。

開運山頂から南アルプスを望む。

開運山頂から八ヶ岳を望む。

そして気になる天狗岩を見下ろす。

CLIMBING-netの国内岩場の三ツ峠で『初心者は手始めに天狗岩で練習すると良い』とあるのだ。

登りも大変だが、下りは更に怖い、頂上直下のザレ。

12:07-13:06 スケッチ

『四季楽園』脇の公衆トイレは冬季使用不可になっていた。四季楽園でトイレ(200円)を済ませて、

『四季楽園』と『三ツ峠山荘』間の広場にやってきた。

山頂に比べて暖かいし展望もいい。ここでスケッチにしよう。

oimoとkoimoの題材は富士山。youは四季楽園を手前に御巣鷹山。

随分のんびりした。では天狗岩を偵察して下山しよう。

が、『三ツ峠山荘』から少し下るようだったので・・・

もう一度登り返すのは嫌だな。偵察は次回にして下山しよう。

13:09 三ツ峠山荘より下山開始

三ツ峠山荘の黒い甲斐犬2匹はとても人懐っこい。koimoはしばし戯れ、名残惜しそうに下山開始。

屏風岩を正面に眺めながら下山。

非常に急勾配で足場の悪い下りが続く。

屏風岩が迫ると、ようやく勾配も緩くなる。

登りでは見逃した屏風岩のミニ氷瀑?つららを手にしてご満悦。

登りではショートカットした『一字一石供養塔』でキジウチ休憩。

さあ先を急ごう。

緩やかな巻き道をしばし進む。

13:49 八十八大師

ありがとうございました。この先もよろしくお願いいたします。

コースタイム35分のところ休憩込で40分。さあ休まず下山するよ。

14:18 馬返し

youとoimoは膝が痛いといいつつも・・コースタイム35分のところ30分。

街が近づいてきた。富士急の汽笛がまた聞こえてきた。

♪行きはよいよい帰りはこわい♪

『股のそき』!

こういう事?見えたよ!

実は木の股から覗く富士山で『股のぞき』なのだ。

なんとかかんとか下ってきた。

15:05 達磨石ゲート

『馬返し』から35分のところ47分。さすがにかかったな。

すっかり日は傾き、ゲート前駐車スペースの車も1台だけになっていた。

あと一下り・・・しかし舗装の下り坂は更に膝にキツい・・・・なので・・・

奥の手、後ろ下り!!登っていませんよ。下っているのですよん。

これがなかなか楽チンで、しかも膝の疲れも回復するというスグレ技。

障害物のない交通量のほとんどない場所でお試しあれ。

一度だけブーンと車が下ってきたときは超びっくりしたぞ・・

必殺技のおかげで、最後は楽しい下りとなった。

15:15 いこいの森駐車場到着

『達磨石ゲート』からコースタイム10分のところ10分でクリア。

トータルタイムでは『三ツ峠山荘』から1:55のところ休憩込みで2:06で下山。膝痛の割にはまあまあかな。

先着の車は既になく、うちの後に到着したらしい車だけが残っていた。

さっさと撤収。

いい初歩きとなった。今年は山を歩いて開運しよう。

15:30いこいの森出発→中央道→首都高→東関道→夕食→20時頃自宅着

登りは思ったより歩けたけれど、下りはいろいろツケが回ってきた感じ。

体調整えてリベンジするぞ。


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