~ご無沙汰しました。やっぱり山は歩くべし~
you、oimo、koimoによる2016年歩き初めである。
登ったのは三ツ峠山の最高峰、開運山。初春に縁起良い響きじゃあないか
なまった体に喝をいれるべく、標高差のある表口登山道のピストンにした。
今回もGPSデータが取れていないと思ったら、軌跡ログがオフになっていた・・・
1/10
前夜泊kuma小屋出発→8:10頃いこいの森駐車場着
雲ひとつない快晴。
昨夜も立ち寄り湯したグリーンセンターの前を通って駐車場へ向かう。
グリーンセンター前の案内図は視覚効果満点でわかりやすい。
今日はこの図の『憩の森公園P』から『開運山(三ッ峠山)』のルートの登り下りだ。
2011年版山と高原地図では『大曲り』というコースタイムポイントがあるが、
2012年撮影のこの案内図には既になく、やや上部の『股のぞき』というポイントに変わっている。
2012.6.10に下見に来ている。こちらは公衆トイレ側の駐車場。先着は6台。
8:28 いこいの森駐車場出発
そしてここが一番上の駐車場。
眺望逆さ富士バス停!? バスが来るんだっけ?
いやいや、そういえば・・・これはリサイクルバス停で、タクシー呼び出し案内板だった。
実際の眺望逆さ富士バス停は河口湖畔にある。
3年半前はだるま石バス停だった・・・ということは更に以前はバスが走っていたのかもね。
おや!ここにも駐車しているじゃないか。もしかしてゲートかな。
8:39-8:43 達磨石ゲート
ゲート前にも3台駐車スペースあり。
登山道はここから左へ入る。今日もバームを飲んで頑張るぞ!
木橋を渡るとカウンターあり。
すぐに達磨石。
ん?また舗装道に合流?
さっきの舗装道をショートカットしただけなのかな?国土地理院地図では違う道のようだ。
この舗装道もすぐにゲートがあり、登山道は右に入る。
暑くなったので上着を脱いだ。しばらく山歩きをしていない足にも優しい道だ。
この石垣は古そうだ。
今日はkoimoの新靴の歩き初めでもある。
モンベル GORE-TEXアルパインクルーザー2500W's
丸木の階段状の部分も、登るテンポの妨げにならず快適。
要所にベンチがある。
が、うちはいつものペースなので、ベンチにはこだわらない。
気持ちいいね。登山靴の履き心地もいいみたいだね?
こちらは富士山の見える休憩適地。股のぞきあたりか。
9:45 馬返し
ゲートからほぼ1時間。休憩込でコースタイム通り。ブランクの割にはいい出来だ。
『馬返し』の先だから、馬が登れないような段差が出てくるんだね。
この階段も少しキツめなり。
ケルンがあったので積んだよ。無理そうだったけど出来た!
しかし帰り道に見たら崩れていた・・・・誰か失敗したね。
『馬返し』から上は、立て看板が多くなる。いろいろパワースポットのようだ。
この赤テープはなんだろう?バリエーションルートがあるのかな?
『これより先 急坂 足元に注意』看板で一息。急登も『八十八大師』までだ。
急登でも岩場なら大好き。
おじいちゃんの名前は不二彦だったんだよ。 へぇ~。
10:24-10:29 八十八大師
あれ?もう着いた。『馬返し』からコースタイム50分のところ40分。
思ったより早かったね。靴はどう? ちょっと踵がすれる感じかな。
靴下のたるみと靴ひもの緩みを調整して山行続行。
じゃあ頂上に行ってきます。道中よろしくお願いいたします。
『親不知』まで登ると・・
あれ?下るの?
山を巻くように進むのだ。
巻き道の始まり部分はかなり崩壊がひどい。
最初の橋はちょっと凍っていた。
少し登って角を曲がると・・
再び下って、まだ巻き道だ。
次の橋は傾いていて一人ずつ通過。凍っていたらかなり危険だ。
また少し登って・・・
更に登って・・・朽ちた展望台の下にもスポットあり。
雪こそないが霜柱は沢山ある。
右に登れば『神鈴権現社』。登山道は左だね。
おおお!あれが屏風岩か!屏風岩の基部を巻いてさらに進む。
フレームに収まりきらない。
おっ!クライミングする人がいたぞ。
いつかは登ってみたいな・・・
大迫力の屏風岩は幅約200m、高さ100m。
このスポットを過ぎると・・
目前上方に『四季楽園』が見えてくる。
あっ!そういえば・・・・あの直下から急登階段なんだ。
階段はkoimo先行でいいよ。
オレはゆっくり行くから。
途中、四季楽園への階段もスルーして、富士見山荘前にショートカット。
オレここで終わりでもいいけどな~。どうせだから頂上まで行こうよ。
ほら!南アルプスが一望だよ!
相変わらず頂上直下はザレザレで、俗っぽい。
11:13-11:47 開運山(三ツ峠山)頂
『八十八大師』からコースタイム65分のところ44分でクリア。
トータルタイムでは『いこいの森』から3:10のところ2:45で登った。
今回はピーカンの富士山に出会えた。
前回は雲の中。koimo幼かったなぁ・・・
冬にも関わらず山頂は大盛況。裏登山口からの軽装な登山客がほとんどだ。
年初に開運の山へ。今年は暖冬で雪もないしね。
空いているところを見つけて、カップラーメンと稲荷で昼食。
混雑と寒さのせいか、この頂上で食事休憩までしているのはわずかだった。
開運山頂から富士山を望む。
開運山頂から南アルプスを望む。
開運山頂から八ヶ岳を望む。
そして気になる天狗岩を見下ろす。
CLIMBING-netの国内岩場の三ツ峠で『初心者は手始めに天狗岩で練習すると良い』とあるのだ。
登りも大変だが、下りは更に怖い、頂上直下のザレ。
12:07-13:06 スケッチ
『四季楽園』脇の公衆トイレは冬季使用不可になっていた。四季楽園でトイレ(200円)を済ませて、
『四季楽園』と『三ツ峠山荘』間の広場にやってきた。
山頂に比べて暖かいし展望もいい。ここでスケッチにしよう。
oimoとkoimoの題材は富士山。youは四季楽園を手前に御巣鷹山。
随分のんびりした。では天狗岩を偵察して下山しよう。
が、『三ツ峠山荘』から少し下るようだったので・・・
もう一度登り返すのは嫌だな。偵察は次回にして下山しよう。
13:09 三ツ峠山荘より下山開始
三ツ峠山荘の黒い甲斐犬2匹はとても人懐っこい。koimoはしばし戯れ、名残惜しそうに下山開始。
屏風岩を正面に眺めながら下山。
非常に急勾配で足場の悪い下りが続く。
屏風岩が迫ると、ようやく勾配も緩くなる。
登りでは見逃した屏風岩のミニ氷瀑?つららを手にしてご満悦。
登りではショートカットした『一字一石供養塔』でキジウチ休憩。
さあ先を急ごう。
緩やかな巻き道をしばし進む。
13:49 八十八大師
ありがとうございました。この先もよろしくお願いいたします。
コースタイム35分のところ休憩込で40分。さあ休まず下山するよ。
14:18 馬返し
youとoimoは膝が痛いといいつつも・・コースタイム35分のところ30分。
街が近づいてきた。富士急の汽笛がまた聞こえてきた。
♪行きはよいよい帰りはこわい♪
『股のそき』!
こういう事?見えたよ!
実は木の股から覗く富士山で『股のぞき』なのだ。
なんとかかんとか下ってきた。
15:05 達磨石ゲート
『馬返し』から35分のところ47分。さすがにかかったな。
すっかり日は傾き、ゲート前駐車スペースの車も1台だけになっていた。
あと一下り・・・しかし舗装の下り坂は更に膝にキツい・・・・なので・・・
奥の手、後ろ下り!!登っていませんよ。下っているのですよん。
これがなかなか楽チンで、しかも膝の疲れも回復するというスグレ技。
障害物のない交通量のほとんどない場所でお試しあれ。
一度だけブーンと車が下ってきたときは超びっくりしたぞ・・
必殺技のおかげで、最後は楽しい下りとなった。
15:15 いこいの森駐車場到着
『達磨石ゲート』からコースタイム10分のところ10分でクリア。
トータルタイムでは『三ツ峠山荘』から1:55のところ休憩込みで2:06で下山。膝痛の割にはまあまあかな。
先着の車は既になく、うちの後に到着したらしい車だけが残っていた。
さっさと撤収。
いい初歩きとなった。今年は山を歩いて開運しよう。
15:30いこいの森出発→中央道→首都高→東関道→夕食→20時頃自宅着
登りは思ったより歩けたけれど、下りはいろいろツケが回ってきた感じ。
体調整えてリベンジするぞ。