関連エントリ→* **
某所にて、「建築家」という言葉の重々しさを嫌う人がいるのなら「設計屋さん」とでも呼ばせたらいいんじゃないか、というような話を振ったら、ちょびっとしかられた。
「代願屋」のようなイメージが生じることに抵抗感があるのだという。
職人たちは、建築家・設計事務所を「設計屋さん」と呼ぶことがある。それは、設計も、左官屋、塗装屋、板金屋と同じような家づくりにおけるスタッフだからという意味合いがあるからだろうか。
そこで、思いついた。
逆に「家(か)」をふやしてしまったらどうか、と。
「左官家」、「板金家」、「建具家」・・・。
「家(か)」のインフレ状態にすれば、現在の「建築家」という言葉が持つエラそうなニュアンスは薄まってくるのではないか。
実は、メディアで「造園家」なる肩書きをみたとき、「『庭師』とどうちがうのか」などと思ったことがある。
庭師が造園家になれるのなら、左官屋さんも左官家になれるような気がする。
しかし・・・、
「家(か)」が集まって家を建てる――モノスゴイ家ができるような仰々しさがある。やはりよろしくはなさそうだ。
思いつきには限界がある。
某所にて、「建築家」という言葉の重々しさを嫌う人がいるのなら「設計屋さん」とでも呼ばせたらいいんじゃないか、というような話を振ったら、ちょびっとしかられた。
「代願屋」のようなイメージが生じることに抵抗感があるのだという。
職人たちは、建築家・設計事務所を「設計屋さん」と呼ぶことがある。それは、設計も、左官屋、塗装屋、板金屋と同じような家づくりにおけるスタッフだからという意味合いがあるからだろうか。
そこで、思いついた。
逆に「家(か)」をふやしてしまったらどうか、と。
「左官家」、「板金家」、「建具家」・・・。
「家(か)」のインフレ状態にすれば、現在の「建築家」という言葉が持つエラそうなニュアンスは薄まってくるのではないか。
実は、メディアで「造園家」なる肩書きをみたとき、「『庭師』とどうちがうのか」などと思ったことがある。
庭師が造園家になれるのなら、左官屋さんも左官家になれるような気がする。
しかし・・・、
「家(か)」が集まって家を建てる――モノスゴイ家ができるような仰々しさがある。やはりよろしくはなさそうだ。
思いつきには限界がある。
美容師さんは美容家にはならないんですよね。
美容家だとコスメとかエステとか、そっち系になってしまう。
自分のブログで書こうと思ってたネタでした。
Y家、M家、最近成長いちじるしいO家など
それぞれ流派があります。
某・渡○篤○さんの番組では(最近は知らないけれど)設計士と言ってましたね。これも出所はわからないけど、よく使われます。
国家資格は建築士、これも士です。
弁護士は士だけど医師は師です。
美容師さんは師ですね。
美容士だとなんかヘン。
建築関係で師を探すと、指物師さんかな。
現場監督は手配師さんだったりして。
「設計屋さん」私はいいと思いますけど。
フレンドリーで。
でも建築が相手なのかどうかが分かりにくいですね。
家元になりたいです(笑
日本語の限りない表現力を改めて認識させられた感あり、です。
一方、言葉は「生き物」でもあり、その時代に生きる人がうまく使えばいい、と思っています。
で、「建築家」という言葉が嫌いではない私は、定着させるために妙な権威付けから離れればいいと考えている次第です。
「家(か)」には「恐妻家」「好事家」「収集家」なんて使い方もあります。
私は「楽天家」です。
なんとかなります(笑)。
建もの探訪では「設計家」なんていう風にもいってませんでしたっけ。
設計屋さん、っていうのも確かに現場で使われてましたね。
英語でarchitectというと、建築家の他に建築技師なんていう和訳もありました。これだと住宅というよりはビルっていう感じですね。