自然素材が流行っている。住宅業界ではさかんに自然素材の使用をうたって営業している。
特にシックハウス症候群が注目されるようになってきてから、その傾向が顕著になってきたようだ。
我が家も自然素材を多く使っている。フローリングはナラの無垢板、壁にクロスは使わず漆喰だ。柱や梁などの構造材にも集成材は使っていない。
ただ、シックハウスを意識したのではない。自然素材の質感が好きというのが主たる理由だ。
合板より無垢板のほうが裸足のとき気持ちがいい、ビニールクロスの感触が好きではない、そんなところである。
時間も意識した。化学素材は年月を経ると劣化する。自然素材の場合は、劣化というより、「味」が出てくる。磨きこんだ無垢板は質感という意味では、劣化どころか、最初よりぐっとよくなることもある。合板ではこうはいかない。これは我が家の古屋で学んだことだ。
少々、大げさだが、最終的には「素材の質感から歴史を感じる家になったらいいなあ」などと考えている。
私が生きているうちはそこまでには到達しそうにないが。
ブログを通して色々意見交換できるのは、うれしいです。
これからもよろしくお願いいたします。
さて、garaikaさんもレザークラフトを趣味としているそうで、家作りのほかにも共通の話題があってわくわくします。
レザークラフトを始めた頃から、家作りも本格的になってしまったので、今は一時中断しています。
先日、書店で「手縫いで作る革のカバン」という本を見つけました。
値段が高くて買うのを躊躇していた私に、主人がプレゼントしてくれたのですが、いつかこんな素敵なものが作れるようになったらと思います。
garaikaさんの作品を見てみたいです。
今度是非ブログで紹介してくださいね。
> ただ、シックハウスを意識したのではない。自然素材の質感が好きというのが主たる理由だ。
合板より無垢板のほうが裸足のとき気持ちがいい、ビニールクロスの感触が好きではない、そんなところである。
私もまったく同じように思っていました。
でもでも・・・予算が許さなかった(泣)
何年か経って、リフォームでもする際にはぜひ実現させたいと思います。
小屋裏部屋も作ってみたいです。
吉田カバンの創業者、吉田吉蔵さんの娘さんの野谷久仁子さんが書いたものですよね。
革っぽい装丁がいいですよね。
私のレザークラフトはこの野谷さんの方向性と近いので、本を出してくれたことに小躍りしました。
これまでわが国では、レザークラフトっていうと革に刻印で模様をつけるという方向ばかりで、なかなか「手縫い」に焦点をあてた本が少なかったんです。それでも最近はバイカーズギアとしのレザークラフトが流行ってきたので少しずつ世に出るようになっていますけど・・・。
実は私も家づくりにシフトしていてここのところ作品を作っていません。
過去の作品でよかったら、いずれこっそりとここでお見せします。