koshiのお部屋2

万年三歳児koshiの駄文のコーナーです。

松岡直也「MINERAL」

2009年03月06日 21時06分29秒 | 音楽

珍しくフュージョン系のCDを手に入れる。
レンタル店を探し回ったがどこにも無く(松岡直也の他のCDすら無かった),調べてみたところ廃盤の憂き目にあっていた。
オークションでは結構出回っており,安く手に入れた。
93年6月発売ということだから,15年以上前になる。
私が初めて聴いたのは94年の3月-つまり15年前の今頃だから,以後の15年間いろいろなことがあった。
そして齢を重ねた・・・。
音楽の不思議なところは,ジャンルを問わずそれを聴いた時期の思い出と重なることにある,と思うのは私だけだろうか・・・。
とにかく,これを聴くと若かった当時のことがいろいろと思い出される。
それを今の自分と無意識のうちにオーバーラッピングさせることになる・・・。


松岡直也というと,ラテンヒュージョンの大御所,というか,インストゥルメンタル の大家といった印象があり(後は,85年にヒットした中森明菜の「ミ・アモーレ」の作曲者),ついついわたせせいぞうの原作に曲を付けた「ハートカクテル」を思い出すが,個人的に変な外車にしか乗らず,昔別れた女のことをうじうじと考えている主人公(ハートカクテル君)が気に入らず,当時はお洒落の代名詞のように言われたあの絵柄も好きではなく(そう言えば文庫本のカバーを描いていたこともあった),間違っても熱心な聴き手たり得なかった私だが,このCDアルバムだけは違う。
キャッチーなピアノとスピード感溢れるホーンセクションが疾走するナンバーと,メロディアスに聴かせるミディアムテンポの楽曲が丁度良い間隔で絶妙に配置されている。
こうしたCDは,据え置き型のリスニングルームのコンポで聴くよりも,やはりドライブの彩りとして車内で聴きたい。
それも郊外ではなく,瀟洒な町並みが続く都会のクルージングで・・・(私のところじゃ無理だが・・・)。


・・・ということで,今夜は飲んでしまったのでもう運転できないが,明日出かけるときにでも聴いてみよう・・・。もう1枚,10年前に入手したT-SQUAREの「Human」と一緒に・・・。
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