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なんでもあり

2017夏の思い出

2017年09月06日 23時48分49秒 | 報告
2017年夏・・・悲しい別れがありました。
 孫の様に可愛がっていたネコが、とうとう力尽きてしまったのです。
18年前に千葉の長男の家に眼も見えない程小さな時に、お父さん猫が連れてきたのです。
色白の三毛猫です。やんちゃでお庭で遊ぶのが大好きでした。
トカゲやネズミ、モグラも良く捕まえて遊んでいました。
やがてマンションに移る時も嫌がるかと思いましたが…言い聞かせると分かったような顔をして慣れてくれました。 
人の嫌がる事は一切しませんでした。そそうもしたことは無かったし、噛みついたり爪をたてる事もしませんでした。
好物の物がテーブルにあっても決して手を出しません。 ただゲロは時々やってました。
人が電話で話をしていると…一緒になってニャーニャー騒ぐので、きっと自分に話掛けられていると思ったのでしょう!?
甘えん坊で、いつも傍に来て柔らかな身体をくっつけてくるのです。 
年に2~3回しか行かない私を覚えているんです。 冬は湯たんぽ代わりになってくれました。
その可愛い子が2年前、突然倒れ「余命半月です!」と言われた時は息子もお嫁さんも呆然とし何も手に付きませんでした。
一週間入院のあと、点滴の仕方を獣医さんに教えてもらい、退院したその日から朝晩二回の注射は欠かせなくなりました。
背中に太い針を刺すのですが…おとなしくしているんです。 息子とお嫁さんが医者と看護師に変身するのです。
真剣な眼差しで注射をする情景は思い出しても息を止めてしまいます。
その治療のお陰で元気を取り戻したようでしたが…この夏、とうとう食事も取れなくなり「もうダメかもしれない!」と連絡を
受けた私は急ぎ千葉に向かいました。 もう呼吸は苦しそうでした。 私は見ているだけで何も出来ないのです。
でも息子は悪い腎臓の辺りを擦ってあげていました。 何度か発作を繰り返し息子の腕の中で呼吸が止まりました。
三人で泣きました。よく頑張ったね!!と言って泣きました。 まだ暖かい体は柔らかな手触りで離れがたかった。
でも、ペットの斎場に行かなくてはならず~お花で回りを飾ったり~三人で手紙を書いたり~好物のお菓子を入れたり…思い付いた
事は何でもしてあげたかった。 斎場には黒い礼服を着て、白い手袋をした人が3~4人居て忙しそうに対応していた。
うちの子の番になる…最後の見納め…こんなに家族だったんだ! 送る言葉は「もんじありがとう!」
可愛かったね! いい子だったね! と思い出話をしている内に火葬が済んで~ちっちゃな骨壺に足の骨から拾って頭骨、喉仏、そして
見たこともない骨がズラリと並んでいる???「それは尻尾の骨です!」と解説が入る。 
そうだ猫だった!!体と同じ位、尻尾の骨がたくさんありました。
悲しかったけれど~楽しい思い出を沢山残してくれたネコ、もんじ!!
「あんなに可愛い子はもう居ないよね!」と三人で言い合ったけど~ペットを飼う誰もが同じ思いで居るのでしょうね。  栗🌰


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1 コメント

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猫ちゃん (どくだみ)
2017-09-07 13:14:37
お辛かったでしょうね。
皆様に可愛がってもらって、もんじちゃんも幸せでしたね。
思わずもらい泣きをしました。

どくだみ(土屋)

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