テレビを信じてはならない。
“4年後の『破線のマリス』”と呼ぶべき傑作サスペンス!
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映像という手段を知り尽くし、若者のカリスマとなった邪悪な男。彼を生み出してしまったテレビ業界の男たちが挑んだ戦いとは――?視聴率というものが表現する大衆が、不気味でならない時がある。
「閉じた社会」には、行き場を失った暗いエネルギーが満ち満ちている。1千万人が1人のカリスマの登場によって「絶対的な総意」としてひとつにまとまったらと想像すると、背筋が凍る。
だが、本物の恐怖はその先にあるように思えてならない。――野沢尚
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報道番組『ナイン・トゥ・テン』に売春の元締めとして登場した女子高生が全裸で首を吊った。恋人を番組に殺されたと訴える青年八尋樹一郎の姿は、ライバル局の視聴率を跳ね上げた。メディアが生んだ一人のカリスマ。その邪悪な正体に気づいたのは、砦を追われたテレビマン達だった。『破線のマリス』を超える衝撃。
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野沢氏の作品は全部読み終わってたいるかと思っていたら、調べてみたらまだまだ読んでない作品がけっこうありました。
その中の一つが、この作品。
野沢氏が自殺する2年前の作品かな?
いずれにせよ、野沢氏の死は早すぎる。もっとたくさん良い作品を残して貰いたかった。
この本のことですが、『破線のマリス』の続編にあたるのでしょうか、本当に引き込まれるように一気に読みました。
面白かったです。
“4年後の『破線のマリス』”と呼ぶべき傑作サスペンス!
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映像という手段を知り尽くし、若者のカリスマとなった邪悪な男。彼を生み出してしまったテレビ業界の男たちが挑んだ戦いとは――?視聴率というものが表現する大衆が、不気味でならない時がある。
「閉じた社会」には、行き場を失った暗いエネルギーが満ち満ちている。1千万人が1人のカリスマの登場によって「絶対的な総意」としてひとつにまとまったらと想像すると、背筋が凍る。
だが、本物の恐怖はその先にあるように思えてならない。――野沢尚
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報道番組『ナイン・トゥ・テン』に売春の元締めとして登場した女子高生が全裸で首を吊った。恋人を番組に殺されたと訴える青年八尋樹一郎の姿は、ライバル局の視聴率を跳ね上げた。メディアが生んだ一人のカリスマ。その邪悪な正体に気づいたのは、砦を追われたテレビマン達だった。『破線のマリス』を超える衝撃。
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野沢氏の作品は全部読み終わってたいるかと思っていたら、調べてみたらまだまだ読んでない作品がけっこうありました。
その中の一つが、この作品。
野沢氏が自殺する2年前の作品かな?
いずれにせよ、野沢氏の死は早すぎる。もっとたくさん良い作品を残して貰いたかった。
この本のことですが、『破線のマリス』の続編にあたるのでしょうか、本当に引き込まれるように一気に読みました。
面白かったです。