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"IT'S A FACT"(1982)

2010-11-27 02:13:00 | Music 'mellow_ groovy' (CD/LP)



"IT'S A FACT"  Jeff Lorber
produced by Jeff Lorber

1. TIERRA VERDE(ティエラ・ヴェルデ[緑の土地])(4:35)
2. FULL MOON(フル・ムーン)(4:51)
3. WARM SPRINGS(ウォーム・スプリングス)(4:25)
4. IT'S A FACT(イッツ・ア・ファクト)(4:17)
5. THE MAGICIAN(マジシャン)(4:00)
6. YOUR LOVE HAS GOT ME(恋に夢中)(3:59)
7. DELEVANS(デリヴァンス)(4:05)
8. ALWAYS THERE(オールウェイズ・ゼア)(4:27)
9. ABOVE THE CLOUDS(アバヴ・ザ・クラウズ)(2:59)

【Rythm section】
Jeff Lorber; keyboards / Marlon McClain: guitars(solos on 8. 5. )/ Nathan East: electric bass / John Robinson: drums(except on 1. )
【Vocals】
Greg Walker: lead vocals(on 4. & 2. )/ Arnold McCuller: lead vocals(on 2. & 6. )/ Sylvia St. James: lead vocals(on 6. )/ Lynne Davis and Sylvia St. James: background vocals
【Additional Musicians】
Kenny Gorelick: all tenor and soprano sax solos and flutes / Paulinho Da Costa: percussion / Tom Browne: trumpet and flugelhorn(on 2. & 5. )/ Pat Kelly: guitar solo(on 7. )


ジェフ・ローバー"MAURICE WHITE" )が、'77年から活動してきた自身のグループ "ジェフ・ローバー・フュージョン"(← 以後JLF  "WATER SIGN" )を解散し、ソロ・アーティストとして発表した1st アルバム "イッツ・ア・ファクト" ーーー。
リズム隊は、元ダズ・バンドなどで活躍し、以降ジェフ・プロジェクトの常連となっていくマーロン・マクレイン + ネイサン・イースト( discography )+ 当時ルーファスのメンバーで、クインシー・ジョーンズ( discography )の常連だったジョン・ロビンソン( discography )。その他JLFのメンバーで、翌 '83年にジェフのプロデュースでソロ・デビューを果たしたケニー・G、同じくJLFに参加していたパウリーニョ・ダ・コスタ( discography )、トム・ブラウン( "LOVE APPROACH" )、パット・ケリー、加えて本格的にヴォーカルを導入し "極上&ポップ" に仕上げた、捨て曲のないフュージョン・アルバム(秀逸)。

1. TIERRA VERDE
(Jeff Lorber / Kenny Gorelick)
ジェフとケニー・Gの共作。スムース&スウィートなソプラノが、いかにもケニー・Gらしいナンバー。

2. FULL MOON
(Jeff Lorber / Tom Browne / Marlon McClain)
一転して、ジェフ、T・ブラウン、M・マクレイン共作のファンキー・ナンバー。
ヴォーカルは '70年中頃からサンタナのメンバーとして活躍してきたグレッグ・ウォーカーと、アーノルド・マッカラー。バックにはリン・デイヴィス( "GEORGE DUKE BAND - LIVE TOKYO, JAPAN" )。

4. IT'S A FACT
(Jeff Lorber / Joseph Ericksen)
ジェフのキャッチーなメロディに詞を書いたのはジョー・エリクセン。ヴォーカルはG・ウォーカー。
ネイサン&ジョンという秀逸な "リズム隊" があってこその、AORテイストが溢れる、なんとも耳に心地よいタイトル・ナンバー。

6. YOUR LOVE HAS GOT ME
(Jeff Lorber / Joseph Ericksen)
再びジェフ × エリクソンによるヴォーカル・ナンバー。
A・マッカラーとデュエットしているのは、レニー・ホワイト率いるトゥエニィナイン( "BEST OF FRIENDS" )にも参加していたシルヴィア・セント・ジェイムス。

7. DELEVANS
(Jeff Lorber)
ジェフのオリジナルで、いかにも "彼らしい" インストゥルメンタル・ナンバー。
ここでもやはり秀逸な "リズム隊" が紡ぎだす "グルーヴ感 "が、たまらなく心地イイ!

8. ALWAYS THERE
(William Jeffrey / Ronnie Laws)
オリジナルはロニー・ロウズの "PRESSURE SENSITIVE" 収録曲で、後にインコグニートが歌詞をつけて "INSIDE LIFE" でカヴァー。


ーーー という具合に、"飽きさせず捨て曲がない" お気に入りの一枚。
このJ・ローバーという人、残念ながら日本ではあまり人気がナイような気がしますが(?)、キーボード・プレイヤーとして、ソングライター兼アレンジャーとして、実に才能溢れる人だと思いますよ。おまけに新しい才能を発掘する能力にも長けていると思うんですよ!・・・ただ私なら、絶対こんなジャケット・デザインはしないけど(苦笑)。

>>  'mellow_groovy'(CD/LP)- discography

 


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