横じゃなくて縦でパンパカパーン

2017-05-20 09:21:26 | 音楽
練習していて ↓ の重音がとてもとり辛い。

指としては、G・D線を1で、A線は1にくっつける形で2、E線を3でとる。
G・D線は5度なので、まず押さえ辛い。
その上に2を下げてとると、引っ張られてE線3が低くなってしまう。
指が開かない。
どうにもダメなので、じゃあE線のAを4でとってみるかなどと考えたが、
多分というか絶対というか、それはなんか違うだろうと。

ひととおりやってみたが、手の形がすごく無理している感じがするし、
以前から注意されている「手首が出る」感じもある。
行き詰って、もう練習終わり、と楽器を片付けかけてふと思い出した。

前に、「2と3の指の間が開きません」と先生に言った時、
「横じゃなくて、縦に」
というようなことを教えていただいた。
楽器を持たずに、先生から言われた手の形をしてみる。
あ、なんだかイケそう。

楽器を構えて手を縦型に。
ゆうゆうと届く。 こ、これかっ!
パンパカパーン、 みたいな感じ。(嬉しい、ってことね)
それにしても気づくの遅っ!
飲み込み悪っ!

ところで近頃、ビブラート改善の効果を実感している。
以前の練習録音と聞き比べると、今の方が明らかに良い。
シャシャシャシャーっていう速い感じから、ゆったりした音の揺らぎに
なって、なかなか良い。上手感が出るね。
こちらもパンパカパーン、である。
時間がかかったけど気合を入れて直して良かった。
演奏においてビブラートってものすごく大事なんだなと改めて思う。
もっともっと精度を上げていかないとね。



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