今年のプロ野球は三時間半ルールの撤廃によって、延長戦が最大十二回まで行われることになります。
昨年までは、時計とにらめっこしながら(ある意味遅延行為のようなものもありながら)、継投策をベンチでは考えたピッチャーズ・マネジメントをしていたと考えます。
もちろん、プロ野球ではピッチャー分業制が出来ていて、ある程度、次に誰を投げさせるかを試合展開によって決めているものだと考えます。
ましてや、翌日の試合の予告先発もあるので、その先発ピッチャーまで注ぎ込むなんてことはないでしょう。
ちなみに「ピッチャーズ・マネジメント」という言葉は、私が勝手に作った言葉ですから。
多分、商標登録されていませんので、今のうちに登録申請しておきます。
さて、中学野球ではこのピッチャーズ・マネジメントは非常に難しいものだと考えます。
ほとんどの大会では一日に投げることができるピッチャーのイニングスが七回と制限されています。ただし、延長戦・特別延長戦へ入った場合には、この限りではありません。
ほとんどの大会がトーナメント式での一発勝負の試合。一日の中では最大でも二試合になります。
もちろん、初戦を勝たなければ、次の試合はありません。でも、勝ちあがっていくのは、もちろん強いチームとなります。
よって、初戦にエースをぶつけて行くのか、それとも二戦目に備えてエース温存作戦で行くのか。
もちろん、初戦突破がなければ二戦目がないのは承知の上。
しかし、二戦目となると、同じく初戦を勝ちあがってきた相手でもあり、より手ごわくなるのも事実です。
当然、対戦相手を考えて決めるべきではあるでしょうけど、トーナメントでは絶対というものはありません。
先日の試合展開では準決勝戦がこの延長戦・特別ルール延長戦となってしまいました。このような展開で、そのピッチャーをどこまで引っ張る(投げさせる)か、それとも継投策を考えていくのか。
ピッチャー陣が質量ともに豊富なチームならいいでしょうけど。
また、さらに接戦ながら、劣勢の場合にはより難しくなっていきますし、ましてや、エースを温存して負けることが一番もったいないことですから。
でも、ローテーションの都合でやむを得なければ、それは仕方ないですしね。納得できることですし。
そういう意味で選手起用の決定を下す監督の決断はものすごく大変だと考えます。
まあ、延長戦へと入らないような試合展開となるのが一番いいのですけどね。
(本当は、昨日の記事は書いてなく、この記事だけでした。私はこの選抜はニュースを含めてTVでは一度も観ませんでした。ですが、決勝戦でのあの得点差、そこまでのピッチャーの起用について「ちょと」と思い、駄文ではありますが、思いを書いた次第です。ですから、ちょっと矛盾したようなことも書いてあるかも知れません)
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まっくろくろすけ
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