それとなく

fuku改めginsuisenです。
忘れないうちのメモ記録ブログ。
舞台感想がメイン。

糸菊が咲いた

2005-11-30 15:47:29 | お華
11月末のお稽古華は、 にぎやかな紅葉の間に、ピンクと黄色の菊。 白い、水仙。秋満開の気分。 家に活けているうちに、糸菊が咲いた。 赤芽柳 ・・無点・・菊の後に差し込む 紅葉の雪柳 ・・3本のうち4・5・4または5の補佐・・右から左に最後に入れた 糸菊二輪・・1点 鉄砲百合・・4の補佐 銀水仙 2本・・1点 ピンクの小菊・・2本・・9点 万寿菊・・マリーゴールド・・9点・・形を大事に後方を明る . . . 本文を読む

赤に白とおめでたい

2005-11-30 15:38:43 | お華
金屏風の前で撮らせていたただいた。 11月の初め。 もう秋のめでたい感じの華。 ダリア・・天竺牡丹・・3本・9と3  小を高く、中・大は短めにして、不等辺三角に。 白の鉄砲百合・・4と5 月季華・・薔薇のこと。長春華ともいう。・・赤2本を1点に。1茎2華のごとく。 回転百合・・百合車とも。グロリオサ  5または4の補佐 シダ3本 薔薇はつぼみのものを高く・・2本のとき必ず。 どちらかの百合に . . . 本文を読む

実のなるものと菊

2005-11-30 15:21:10 | お華
七五三の日のお稽古華 かわいい豆菊と野イバラだけ 七五三の場合は、桐の実(鈴に見立てて)と菊と決まっている。 今回は、桐の実代わりに野イバラの実 豆菊が子どもの姿を表し、成長を祈る。 まとめて活ける・根じめという方法。 長いのを手前に、後へ行くほど、中長、短いとのぞくように。 間垣のように、のぞくように活けるのだそう . . . 本文を読む

蔓のものは

2005-11-30 15:13:07 | お華
お華のメモがすっかり遅れていた。 10月の初めのお稽古 実のなるものがいっぱいだ。 野イバラ・・もう実がついている。・・4点 南天桐・・桐の花のような房だからだろうか・・1点 蔓梅もどき・・蔓のものは丸く円にして生ける。・・・9点 柳しょう華(リュウショウゲ)・・グラジオラスのこと。白・・・1点 モンテスラ・・電信草・・無点 蔓梅もどきが2本。丸くからめるて活けるのがむつかしかった。 画像 . . . 本文を読む

続けて 野村萬家の舟渡婿と友枝さんの石橋

2005-11-26 11:23:47 | 能・狂言・観劇
野村萬家の舟渡婿と友枝さんの石橋のことも。 万作、萬斎さんの舟渡婿は何回見たろう。 あの緊張感と激しいやりとり、その場に見える、川と舟と波。 できあがった、美しい完成度にうっとりの狂言だ。 だが、このごろ、万蔵さんのほっこり感が気に入っている 私には、やっぱり、ほっこりの親子舟渡だった。 波の上の激しい動きも、万蔵さんのは、髪がみだれるほどではない。 しかし、酒を飲まれて「困った、困った」の風 . . . 本文を読む

忘れないうちに 友枝さんの浮舟

2005-11-25 12:27:55 | 能・狂言・観劇
先日の友枝先生の浮舟のことを書いておかなければ・・と思いつつ、 時間があっという間に経つ。 あのなんとも美しい浮舟は、忘れられないかもしれない。 ご自身も「フワフワと演じてしまって」と新演出と語っておられた。 演じる前は、いろいろな資料をごらんになって、演じ方を決めるという。 浮舟は、源氏の宇治十帖のヒロイン。 薫の君と匂いの宮の二人の男に愛され、狭間で悩み、入水するが、 物の怪に取り付かれて . . . 本文を読む

あこがれ

2005-11-19 11:15:31 | 雑記
先週、憧れの人に会えた。 いつもは、舞台の上での人だけに、その素顔に会えただけで幸せだった。 その方は、舞台と同じで、実に上品だった。 おだやかな話ぶりとごくごく普通の人であって、普通ではなかった。 ダブルのスーツ。 ボタンが平な、新しいスーツではないけれど、物持ちのよさがにじみ出るような。 足は、意外と小さかった。 足袋の足が、目立たないのも、そのせいかもしれない。 朝寝坊で、朝に弱いと知っ . . . 本文を読む

タルト・タタン

2005-11-14 00:45:38 | 料理
秋になってきた。 りんごの季節だ。 夫は疲れて昼寝。子どもたちもいない。 紅玉りんごを買っていたことを思い出し、タルトタタンを作る。 久しぶりで、ブリゼ生地を少し焦がしてしまう。 しかし、美味しい。熱々を、起きてきた夫とともに紅茶で。 甘いりんごの香りが部屋を充満。 . . . 本文を読む

見続けて 友枝会 浮舟、舟渡婿 半能・石橋

2005-11-14 00:39:17 | 能・狂言・観劇
11月6日 友枝会 @国立能楽堂 1時~ 浮舟、舟渡婿 半能・石橋 雨模様の日。公演が終わったあとは、やはり雨だった。 まず番組だけを、コピー。 ■能 『浮舟』 シテ 友枝 昭世 ワキ 宝生 閑 アイ 野村 扇丞 笛 一噌 仙幸 小鼓 北村 治 大鼓 柿原 崇志 地頭 粟谷 菊生 ■狂言 『舟渡婿』 シテ 野村 萬 アド 野村 万蔵、小笠原 匡 ■半能 『石橋』 シテ 友枝 昭世 シテツレ . . . 本文を読む

大ごちそう 囃子の会と三響会

2005-11-03 09:50:46 | 能・狂言・観劇
10月28日@新橋演舞場 14時から 囃子の会 18時半から 三響会 いわずとしれた、亀井忠雄、田中佐太郎ご一家の会に行ってきた。 この会に行くたびに、時の流れを感じる。 紀尾井町ホール、国立小劇場、ときて、去年から新橋だ。 思えばすごい会になってきたもんだなー。 今年も舞妓さんや踊り関係の方なのか、その関係の粋なお着物がいっぱい。 昼は1階席、夜は3階席で見た。1階は新橋の場合、フラットな . . . 本文を読む