依存症の独り言 再び皇室典範改正について でまた看過出來無い書き込みが有ったので、懲りずに、矛盾を突いて行きました。
kokoと名乗られた方は、 「現皇室を敬愛してゐるが故に、舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)は無理と考へてゐる」のださうですが、纏めると大體(大体)次のやうなことを考へてゐるやうです。 かう云ふ方を説得する際の傾向と對策(対策)として下さい。
- 現皇室、もしくはその子孫で無ければ、敬愛することが出來無い
→ 筆者は其のような事を思はないが、さう云ふ人が居るのは理解できる
→ 現皇室及びその子孫のみが皇位繼承(継承)可能な舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)方法も有り得る事には思ひ至らない。その事を理解して貰ふべし(後述) - 婚姻を伴ふ舊皇族(旧皇族)皇室入りは異論無し
- 婚姻を伴はない舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)には様々な困難が有るので實現(実現)不可能
→ 實(実)は民間人男子が皇室入りする時や、婚姻を伴ふ舊皇族復歸時にも同じ問題は起こるのだが、其れには思ひ至らない。その事を理解して貰ふべし
舊皇族(旧皇族)男系男子を養子に取らうが、 舊宮家(旧宮家)を宮家ごと復歸(復帰)させようが、 現内親王・女王がその復歸(復帰)した舊皇族(旧皇族)男系男子の方と婚姻して生まれた 男子が皇位を繼承(継承)するかもしれませんし、 抑(そもそも)其のやうにして生まれた男子で無いと皇位繼承(継承)權を與(与)へないと云ふ事だって可能でせう。 元々宮家・世襲親王家と云ふのはさう云ふ物だと思ひます。
具體的(具体的)には、皇室典範に 「○年×月△日時點(時点)で皇室に在籍して居なかった者、 及び○年×月△日時点で皇室に在籍して居た者の子孫で無い者は、 皇位繼承(継承)權を有しない」 と書いて置くとか。
筆者はかう云ふ制限は無くても良いと思ひますが、 傳統(伝統)に從へば、遠くの傍系繼承(継承)の際は、 傍系男子が皇位繼承(継承)するにしても、 直系女子との婚姻が前提でしたので、 考慮の餘地(余地)は有るかと思ひます。
皇太子殿下と秋篠宮殿下が居ることと今の平均寿命を考へれば、 復歸(復帰)した傍系男系男子自身が皇位繼承(継承)する事態は考へる必要は無いでせう。 更に次の代の男子になると直系か傍系かと云ふ議論は必要無くなります。 先人達は全く上手い方法を考へた物だと感心すること頻(しき)りです。
只、結局の所どうするかは、皇室の意嚮(意向)を伺ってから考へるべきでせう。
以下餘談(余談)ですが、此の方は、
- (1) 現皇室、もしくはその子孫で無ければ、敬愛することが出來無い →さう云ふ人が居るのは理解できる
- (2) 婚姻を前提とした舊皇族(旧皇族)男系男子の選擇(選択)は、 最終的に選ばれずにプライドを傷附けられても納得出來るだらうが、 婚姻を前提としない復歸(復帰)を檢討(検討)して、 最終的に選ばれずにプライドを傷附けられたら納得出來無いだらう。 →まるで理解出來無い
- (3) (2)が真なら、婚姻を前提としない復歸(復帰)は選擇(選択)を伴はない 全旧宮家復歸(復帰)しか有り得ず、 それは相応しく無い方の皇室入りを防げないから 舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)は非現実的(非現實的)。 →其れは(2)が前提でしか成立しない
(2)に關(関)しては最後まで意見の一致を見ませんでしたが、 最終的には此の方は、 舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)に關(関)しては深く檢討(検討)してゐない、 と認めてゐました。 檢討(検討)せずに無理だと云ふ結論を出してゐて、 自分と考への違う人の事を「偏狭」と呼ぶ事に何の疑問も感じてゐないのでせうかね。
筆者には、舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)は不可能と言ふ結論有りきで、 其の理由探しに奔走してゐると云ふ印象でした。
かう云ふ考への方も居る、 若しくはかう云ふ理屈で舊皇族(旧皇族)復歸(復帰)は不可能と云ふ印象操作を する工作活動をする人が居ると云ふことを知って置くのは意義があるかと思ひます。
結局最後は、「依存症」氏本人に怒られました。 大變(大変)失禮(失礼)致しました。 掲示板への書き込みが禁じられましたので、この場を借りてお詫び申し上げます。 また、掲示板を使はせて戴き有難うございました。
以下、書き込みの冩(写)しです。
管理人様 保守系のブログで皇室典範改正について近い考えの方に初めて出会えました。 いくつかの愛読ブログのこの問題に関する偏狭さに閉口しておりました。 私も旧宮家の復帰には反対、というよりもはや無理、という考えです。昔のよ うに皇室が菊のカーテンの帳の奥におわした時代ならともかくいまのように国 民が様々な情報に容易に接することができる時代にあって、何十年も民間人と してわれわれと同じ場所にいた人を再び皇族として遇するのは無理でしょう。 マスコミが民間人時代の所業について面白おかしくいろんなことを暴き出し、 そして皇室の権威は地に堕ちてまうのは見えています。 有識者会議が旧皇族の復帰を検討しなかったのはそのあたりでかなり問題ある とされたからじゃないでしょうか。60年も民間にいれば泥にまみれるのは当然 です。どんなに旧皇族が困窮し破産までされても国は一切手を差し伸べなかっ たのですから仕方ないでしょう。 一昨日でたNHK世論調査でも直系による承継を支持する意見が主流であるして いることがはっきりしました。これはもう変わらないのではないでしょうか。 (ただ男子優先は残してほしいというのが個人的意見です) 男系を維持する方法はやはり女性、女系を認めたうえで内親王、女王との婚姻 による方法しかないと思います。婚姻であれば皇室会議の審議とその後の陛下 へのご報告で決まるのですから、誰も異を唱えません。人物も慎重に見られま すからおかしな男性が入り込む余地もありません。竹田恒泰氏もそんなに男系 維持が大事だというのなら、マスコミに露出するより宮家の婿として迎えられ るに相応しい人間になるよう自分を磨くべきだと思うのですが・・ 名前: koko | February 15, 2006 01:13 AM kokoさんへ > 何十年も民間人としてわれわれと同じ場所にいた人を再び皇族として遇する のは無理でしょう。マスコミが民間人時代の所業について面白おかしくいろん なことを暴き出し、そして皇室の権威は地に堕ちてまうのは見えています。 民間人男子が皇室入りする時にも同じ問題は起きるのに、旧皇族男系男子が皇 室入りする時にだけ問題が起きるかのような書き方をするのは止めませんか? ここだけ読むとそういう誤解を生じさせます。 どちらに於いてもこういう問題は起きるでしょうに。 > 男系を維持する方法はやはり女性、女系を認めたうえで内親王、女王との婚 姻による方法しかないと思います。婚姻であれば皇室会議の審議とその後の陛 下へのご報告で決まるのですから、誰も異を唱えません。 婚姻を前提としなくても、皇室内で議論し、現皇室が認める旧皇族男系男子が 復帰するのなら、異議は無いのでは?と私は思います。 またどうしても婚姻を前提にするにしても、女性・女系天皇を認めず、旧皇族 男系男子と婚姻した場合だけ臣籍降下しないという方法だってあるでしょう。 この方法だと結婚の自由が無いと思うのは誤解です。民間人男子との結婚を禁 止していません。むしろ今の有識者会議案だと、これまで認められてきた内親 王の臣籍降下の自由を奪う案であるという言い方だって出来ます。 現皇族の方が何人も、女性・女系天皇容認の前に、旧皇族の復帰の検討を求め られていて、いくつも方法が考えられるのに、それを何故頭から排除しようと するのか、私には理解できません。 民間人男子皇室入りを容認する前に、先ずは皇室の意向を伺い、旧皇族男系男 子の復帰を検討するのが筋では無いですか。民間人男子皇室入り容認の検討は その後で良いでしょう。 名前: fuji2630 | February 15, 2006 04:34 PM fuji2630s様 坂氏のブログで応答するのは好ましくないとは存じますが、私は現在ブログを 持っておりませんので、ここでお返事させていただきます。 なぜ、民間人男子ならよくて旧皇族男子はだめなのか?一貫して問いかけてお られるようですが、答えはたった一つ、 旧皇族も含めて民間にあるものが皇室に入る方法として婚姻以外は認めるべき ではない、と思うからです。 婚姻ならばその候補者達に対し厳しい選別をおこなうことが可能です。決定に いたるまでも何重にも人物チェックがおこなわれ、また候補者といわれる人に マスコミも張り付くでしょうから国民にもその人物の経歴や家族、交友関係が おのずから明らかになります。(これまでのお妃選びの騒ぎをお思い起こして ください)。そして決定は国家の最高機関の長と皇族代表で構成される皇室会 議。もはや誰からも文句は出ないでしょう。一部のかたがたが危惧する外国人 や好ましからぬ人物が入り込む余地などないのです。 旧皇族が復帰するとき、このような「選別」をおこなってよいものでしょうか? A氏は経歴人柄ともに優れているから復帰許可、B氏は芳しからぬ噂があるか ら復帰不許可。選別される旧皇族の方々のプライドはずたずたです。また、政 府、国民の選別に「合格」して復帰した皇族に何の権威がありますか?選挙で 選ばれる政治家が口さがない国民からどのような扱いをされているかというこ とを考えてみて下さい。つまり復帰していただくときはすべての旧宮家を無条 件で戻すしかないのです。その結果は・・不敬にあたるのでこれ以上申します まい。 お解りいただけたでしょうか。 男系維持を願われるのなら、内親王様方とつりあいそうな男系の男子を今から 婿君に相応しい男性となるべく御養育すべきという働きかけをなさってはいか がでしょう。私もそれになら賛成できます。 名前: koko | February 15, 2006 05:38 PM fuji2630様 もうひとつ、追加。 なぜ婚姻限定で養子という方法ではだめなのか?について。 私もこの点では坂氏と同じく昭和天皇や今上と血縁関係のない男性およびその 子孫を天皇と認めるのは困難だからです。これは多くの国民に共通する感覚で はないでしょうか。 今の天皇家と国民がともに歩んだ歴史は日本史上もっともドラマチックといっ てよく、その歴史を通した一体感こそが皇室の地位を揺るがぬものにしている といっても過言ではありません。 その直系の内親王ではなく外部から入った男性の子孫が天皇となる、一般の国 民感覚ではこれこそ王朝交代です。どれほど皇統というものを理解してないと 罵られてもこれはもう変えようがないと思います。こんな「新天皇」に国民が 昭和帝ファミリーと同じ敬意を払うのは困難でしょう。 婚姻ならば昭和天皇や今上のご家族としての皇室入りなのでなんら違和感はな く、国民は喜んでその男系の男性をお迎えでできますから。 名前: koko | February 15, 2006 06:59 PM koko樣へ > 旧皇族が復帰するとき、このような「選別」をおこなってよいものでしょう か?A氏は経歴人柄ともに優れているから復帰許可、B氏は芳しからぬ噂があ るから復帰不許可。選別される旧皇族の方々のプライドはずたずたです。また、 政府、国民の選別に「合格」して復帰した皇族に何の権威がありますか?選挙 で選ばれる政治家が口さがない国民からどのような扱いをされているかという ことを考えてみて下さい。 ですから民間人男子の場合にも起こる問題をどうして旧皇族男系男子にだけに 起こる問題かのように言うのですか? 民間人男子が婚姻により皇室入りするとき、このような「選別」をおこなって よいものでしょうか?A氏は経歴人柄ともに優れているから婚姻による皇室入 り許可、B氏は芳しからぬ噂があるから婚姻による皇室入り不許可。選別され る民間人男子の方々のプライドはずたずたです。また、政府、国民の選別に 「合格」して皇室入りした民間人男子に何の権威がありますか?選挙で選ばれ る政治家が口さがない国民からどのような扱いをされているかということを考 えてみて下さい。 お分かり戴けましたか? 今でも皇室入りする民間人女子の候補は決定前に情報が漏れてくることを忘れ ないで下さいね。 なお、婚姻を前提としてしか旧皇族男系男子を復帰させないという案は、私は 賛成しませんが、一理あると思います。 > なぜ婚姻限定で養子という方法ではだめなのか?について。 これは恐らく、「なぜ婚姻を前提としない養子という方法ではだめなのか?に ついて。」だと思いますので、そのつもりで回答させて戴きます。 私は旧皇族男系男子が復帰しても、内親王・女王と婚姻して誕生した男子以外 には皇位継承権が無いということでも良いと思います。これだと、koko樣の要 望は満たしていると思いますが。 ともかく、先ずは皇室の意向を伺い、旧皇族男系男子の様々な復帰の方法を検 討するのが先では無いですか? 民間人男子の皇室入り容認の前に。皇族方で其 れを望んでおられる方が複数居るのは事実なのですから。 最後にもう一つだけ。 > これは多くの国民に共通する感覚ではないでしょうか。 多くの国民に共通する感覚は、皇室がそれで言いって言うんなら、それで言い んじゃない、だと私は思います。現在の各種アンケートの女系容認と答える人 の中には、どういう継承方法でも構わないという人が含まれていることをお忘 れ無く。(ついでに皇室廃止を望んでいる人も含まれていますが) koko樣へ > 婚姻ならばその候補者達に対し厳しい選別をおこなうことが可能です。決定 にいたるまでも何重にも人物チェックがおこなわれ、また候補者といわれる人 にマスコミも張り付くでしょうから国民にもその人物の経歴や家族、交友関係 がおのずから明らかになります。(これまでのお妃選びの騒ぎをお思い起こし てください)。そして決定は国家の最高機関の長と皇族代表で構成される皇室 会議。もはや誰からも文句は出ないでしょう。一部のかたがたが危惧する外国 人や好ましからぬ人物が入り込む余地などないのです。 こちらも書いておきます。「」内が訂正箇所です。 「旧男系男子復帰においても」、その候補者達に対し厳しい選別をおこなうこ とが可能です。決定にいたるまでも何重にも人物チェックがおこなわれ、また 候補者といわれる人にマスコミも張り付くでしょうから国民にもその人物の経 歴や家族、交友関係がおのずから明らかになります。(これまでのお妃選びの 騒ぎをお思い起こしてください)。そして決定は国家の最高機関の長と皇族代 表で構成される皇室会議「で行うことにしましょう。」もはや誰からも文句は 出ないでしょう。一部のかたがたが危惧する外国人や好ましからぬ人物が入り 込む余地などないのです。 ただし、皇室会議自体がGHQが盛った毒の一つなのですがね。 名前: fuji2630 | February 15, 2006 09:32 PM
Part.2 に續(続)きます。